はじめての着付けでは、不安なこともいろいろ出てきます。たとえば、着付けの所要時間です。成人式などは時間が決まっているので、当日は余裕を持って行動したいものです。着付けにはどのくらい時間がかかるのか、どのくらい前に行けばよいのか知っておきましょう。
目次
1.振袖の着付けとヘアメイクの目安時間はどれくらい?
通常(成人式当日ではない日)に振袖の着付けをしてもらう場合は、1時間〜1時間半程度かかります。振袖は帯を変わり結びにするなど、一般的な着物よりもすこし手間がかかりますし、ハレの日の着物は、ずっと美しく着ていられるように、着付師も細心の注意を払うので、少し時間がかかります。着付け時に必要なのは、着付け・メイク・ヘアメイクですが、この3つを合わせて1時間半程度みておけば十分でしょう。
振袖を購入する人も、レンタルする人も、まずはお気に入りの振袖を見つけよう♪
2.成人式当日のヘアメイク・着付けの時間はどれくらいで考えておけばOK?
結婚式とは異なり、成人式は日がかぶるので、着付けを希望する人がたくさんいます。さらに、成人式はほとんどの場合、午前中に行われます。
ですから、通常の着付けよりも余裕を持っておきましょう。 何人も着付けをする人がいる場合には、予定時刻がずれていってしまい、成人式に慌てて駆け込んだということも。
そのためには、できるだけ早い時間に予約を入れてしまうのも1つの方法です。早いところでは会場までの移動時間を考慮して、午前0時をまわったときから受け付けてくれる美容室もあります。
朝の4:00くらいから着付けをスタートすれば、スケジュールにさほど狂いもなく、時間的な余裕を持って成人式に出かけることができます。
3.振袖の着付け・ヘアメイクをスムーズにしてもらう為に気をつけたいこと
何かと慌ただしい成人式当日。着付けやメイクを手際よくしてもらうには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
・着付け 着付けは、メイクとヘアメイクをしてから行います。まず洋服を着たまま頭と顔を作り、その後に服を脱いで着付けをしてもらうので、脱ぎ着がしやすい服装で出かけます。寒い時期ですが、かぶり物のセーターなどはNG。前がボタンになっているシャツや、ファスナーになっている上着を着て、すぐに脱ぎ着ができる格好で美容室に行きましょう。また、何組も着付けが重なっていると、荷物が混ざってしまうことがあります。自分の荷物は風呂敷などにひとまとめにして持ち運びできるようにしておくと安心です。
・メイク 基本的に基礎化粧品だけをつけて美容室に行きます。自分では何もしないでベースからお願いしたほうがスムーズにメイクができます。「これをどうしても使ってほしい」というメイク道具があれば、予約のときに予め伝えておき、当日はひとまとめにしてすぐに使えるように準備しておきましょう。
・ヘアメイク こちらも寝グセを直す程度で、何もしないで美容室にいくのが基本です。ワックスやオイルをつけたりしないで、自然の髪のままですべてやってもらいます。「こんなスタイルにして欲しい」というイメージがあれば、打ち合わせで細かく伝えておきましょう。写真があれば切り抜いて持っていくと、美容師に分かりやすく伝わるのでおすすめです。
4.成人式当日を余裕を持って過ごすにはいつ頃美容院の予約をすれば良い?
成人式の日は一年に一度で決まっていますから、当日は何組も着付けが入ります。希望する時間を抑えておきたい場合は、できるだけ早く予約を入れることが大事です。
とはいえ、いつから受付してくれるかは美容室によってまちまちというのが実情です。振袖をレンタルする場合は、着物を早く予約して、そのときに着付けも予約できるケースもあります。
自前の着物を着付けてもらう場合は、美容室も自分で予約することになりますが、まず着付けを行ってくれる美容室を探し、その上でいつから予約を受け付けてくれるか確認しなければなりません。
早いところでは、その年の成人式が終わったらすぐ翌年の予約受付を開始してくれるところもあります。1年半前からという美容室、半年前からという美容室もあります。
まとめ
成人式は一日だけの式で時間も決まっていますから、どこでも混雑が予想されます。ただ、いつ行うかは予め分かっていますから、早め早めに情報収集して予約を上手に入れ、当日はスケジュール通りにつつがなく事が運ぶように心がけることがポイントです。