成人式を綺麗に着飾りたい女子にとって、当日の朝は着付けやヘアメイクで大忙し!しかし、成人式の当日はさまざまなハプニングがつきものです。大雪の降る地方では車が渋滞に巻き込まれるトラブルが予測できます。他にも、当日振袖着付けを約束している業者に会えないトラブルも今年ニュースで話題になりました。
振袖をレンタルするなら、当日に業者から受け取るよりも事前に自分で保管しておける「お渡し」が安心です。今回の記事では、実はいろいろある振袖のレンタルプランについて解説します。
目次
1.知ってる?振袖レンタルプランはいろいろある
一口に「振袖レンタル」と言っても、振袖の借り方はさまざまです。ここでは、振袖レンタルの代表的な借りる方法についてご紹介します。※画像は、一蔵銀座本店の店内です。
①往復宅配レンタル
最近流行っているのは、このパターンです。Webから必要事項を入力して申し込み、成人式近くになると宅配便で振袖を送ってくれるというレンタル方法です。
もっとも気軽で料金も安いので、「親にお金を出してもらわなくても借りられる」と親御さんのふところを気にする女子を中心に人気です。しかし、一度も実物の振袖を触らずにお金を支払うため、安いと同時にもっともリスクのあるレンタル方法でもあります。
宅配便が遅れたら?宅配便で送ってこなかったら?実物が画像と違ったらどうするの?こんな不安が少なからずあるのが、振袖の往復宅配レンタルです。老舗の振袖店の相場の半額以下の値段で借りられるため、気に入る振袖が手に入れられればオトク感が高いのも特徴です。
②店舗で試着後宅配レンタル
実際の店舗で振袖を試着後、補正や手直しをしてから後日自宅に送り届けてくれるというレンタル方法です。実際に借りる振袖を試着できますし採寸もしてくれるので、自分にぴったりの一着を選ぶことができます。往復宅配レンタルでありがちな「この振袖じゃない!」というミスマッチが、店舗で試着後宅配レンタルでは防げます。
また、振袖一式は小物類を含めるので割と重量が重いのです。店舗で試着後宅配レンタルでは自宅に配送してくれるので、試着の帰りはショッピングやお茶をしてから帰宅できます。
実際の店での接客や雰囲気を確認しているため、宅配便で送ってこなかったら?という不安も少ないのが特徴です。
③店舗で試着後持ち帰りレンタル
店舗で試着をし、採寸をし、後日連絡後に店舗で受取り持ち帰るレンタル方法があります。20年前までは、振袖レンタルの王道のスタイルがこの借り方でした。ビルの中に振袖店があり、着物に詳しいスタッフが出迎えてくれて接客をしてくれるという昔ながらのスタイル。
いつしか、「接客が苦手」と言う風潮から通販が流行り、振袖という伝統衣装までもが通販の波に押し流されています。しかし、着物や振袖に詳しいスタッフの接客はやはり光るものがあります。ベテランスタッフからは振袖の扱い方や小物の合わせ方、若いスタッフからは可愛いコーディネートやおすすめのヘアスタイルなど。
あなただけに合わせて、一生懸命に提案してくれる振袖の接客は、成人式も含めてあなたの想い出になることでしょう。
2.振袖は大切なものだから、、「お渡し」レンタルが安心!
振袖が当日着られないというニュースがあった今だからこそ、大切な振袖レンタルは「お渡し」をオススメします!
①成人式当日まで何度でも着られる
お渡しレンタルの場合、成人式当日まで何度でも着られるという特典があります。例えば、6月に店舗で下見をして7月に振袖を持ち帰ったとしましょう。その場合、9月に前撮り写真をとって、12月に友人の結婚式で振袖を着るというのもアリです。
往復宅配レンタルの場合は、「4泊5日で5万円」というように、返却までの期間が短いもの。しかし、店舗でレンタルの場合は実質数か月のレンタルで10万円台の価格なので、費用対効果は高いのです。
②成人式当日に振袖がないというハプニングを避けられる
お渡しレンタルの良いところは、自分が振袖を持っているという安心感です。「当日、美容室まで持っていくのが面倒」そんな声も聞こえてきますが、キャリーケースに入れて移動すれば問題ありません。
何より、当日に着るものが確保できているという安心感がありますよね。着付けやヘアメイク同様、振袖は当日いきなり手配することはできません。
まとめ
振袖レンタルは振袖購入と同じくらい、多くの新成人が利用しています。しかし、振袖レンタルサイトをよく見ると、その借り方は業者によってさまざま。
安心して晴れの日に臨みたいのであれば、手元で振袖を保管することをオススメします。