たとえば、レトロモダンな振袖に合わせてベレー帽を被ったり、レースの手袋や革ブーツを身につけてみたりするのがおしゃれに敏感な女性の間で注目されています。
人と少し違った振袖姿にぜひ挑戦したいと娘さんから希望があっても、お母様にとっては個性的すぎるのでは、と心配になるかもしれませんね。
そこで、今回は振袖にベレー帽を合わせるときの選び方やおすすめのヘアスタイルを紹介していきます。
目次
1.振袖にベレー帽はおしゃれ上級者も注目するコーデ
振袖にベレー帽を合わせるなんて、昔だったら考えられないと感じられるお母さまもいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、最近は個性的すぎるということはありません。人気のレトロモダン柄の振袖にベレー帽を合わせる人も増えています。
成人式ではまだ少数派ですが、人とは少し違った個性的なコーデを目指しているおしゃれ上級者の方にも人気です。
2.自分に合ったベレー帽の選び方のポイント
ベレー帽は素材によってさまざまなテイストのものがあります。ここでは、顔の輪郭に合わせたベレー帽のポイントをご紹介します。
2-1.丸顔の方には硬め素材のバスクベレー
丸顔の方には硬い素材で作られたバスクベレーがおすすめです。バスクベレーは頂点にチョボと呼ばれるポッチがついた定番のタイプで、フェルト製が一般的です。
丸顔の方にはフェルトより少し硬めの素材のバスクベレーを、額を出すようにしてやや後ろに下げて被り、ふんわりとベレー帽にボリュームを出すのがおすすめです。
2-2.面長の方にはニットのベレー
面長の方には、柔らかいニットのベレー帽だとシルエットの調整が楽でおすすめです。サイドに少しずらしてかぶり、あまり高さを出さないようにしましょう。
2-3.四角顔の方にはボリュームのあるベレー
四角顔の方におすすめなのは、リボンやコサージュなどでボリュームをもたせたベレー帽です。モチーフのついた側にボリュームを持たせてかぶると、顔の輪郭がきれいに見えて小顔効果も高くなります。
2-4.三角顔の方にはファーのベレー
顎まわりがシャープな三角顔の方には、深めにかぶれて形がしっかりしているファーのベレー帽がおすすめです。
成人式のある寒い時期にもぴったりです。
2-5.ベース顔の方には形がしっかりしたベレー
エラが張り気味の方には、形のしっかりしたベレー帽がおすすめです。
2-6.振袖やヘアスタイルに合わせて被り方を調整するのがおすすめ
それぞれの輪郭に合ったベレー帽をご紹介しましたが、振袖のデザインやヘアスタイル、合わせるアクセサリーなどによっては必ずしもご紹介したタイプのベレー帽が合うとは限りません。
前撮りまたは成人式当日に向けてヘアメイクのスタッフと相談する前から、インターネットやSNS、雑誌などで「こういう感じがいい」と思える画像などを用意しておくといいでしょう。
3.ベレー帽をかぶるときにおすすめしたいヘアスタイル
振袖にベレー帽を合わせるときは、一般的な振袖向けのヘアスタイルと同じというわけにはいきません。
ベレー帽をかぶる位置や素材、髪の長さなども考えて決める必要があります。
振袖がレトロモダンなものに合わせるケースが多いですから、ボブスタイルやゆるっとしたおさげスタイルなどがおすすめです。
3-1.ロングヘアの方にはゆるめのおさげスタイルがおすすめ
髪が長い方には、ゆるめのおさげスタイルがおすすめです。
ベレー帽は頭頂から左右どちらかの耳にかかるくらいに斜めにかぶり、帽子と反対側に華やかなヘアアクセサリーをつけると、振袖の華やかさにぴったりです。
3-2.モダンな雰囲気に合ったボブスタイルがおすすめ
レトロモダンが流行した大正時代のころに人気だったボブスタイルもおすすめです。
洋服と同じようにベレー帽を後ろにかぶり、ベレー帽自体にモチーフがついているものや、ボリュームのあるヘアアクセサリーを添えるといいでしょう。
4.振袖にベレー帽は個性的なコーデを楽しみたい方におすすめ
振袖を個性的に着こなしたい方の間でベレー帽が人気です。
最近人気のレトロモダン柄の振袖にベレー帽やレースの手袋、革のブーツなどを合わせるのがおすすめです。
ベレー帽は素材によって大きく印象が変わります。今回はお顔立ちに合ったベレー帽の選び方とおすすめのヘアスタイルをご紹介しました。