袴に合うブーツの長さは?選び方やおすすめコーデを紹介

「袴に合わせるブーツの長さはどのくらい?」「袴に合うブーツのデザインは?」

「袴に会うブーツの選び方や注意点が知りたい!」

袴に合わせてブーツを着用しようと思っているけれど、どのようなデザインを選ぼうか迷っている方は多いのではないでしょうか。

本記事では、袴に合うブーツの長さやデザインの選び方について詳しく紹介します。袴に合わせるブーツ選びで迷っている方や、袴コーデに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

袴に合うブーツの長さは足首が隠れる程度がおすすめ

袴に合うブーツの長さは、足首が隠れる15〜20cm程度がおすすめです。袴の裾から素足が見えることなく、綺麗な足元を演出できます。また15〜20cmの長さがあればブーツがくるぶしに当たらないため、ブーツを履き慣れていない方でも歩きやすいでしょう。

脱ぎ履きしやすいブーティも袴に合う

スムーズに脱ぎ履きしたい方であれば、15cmより短いショートブーツを合わせるのもおすすめです。ただし袴と合わせたときに、足首からふくらはぎ部分が見えてしまう可能性があります。素足が見えないように、ショートブーツを履いた状態で袴の丈感をチェックすることが大切です。

ロングブーツは脱ぎ履きしにくい

秋冬に定番のロングブーツと袴と合わせるのは、避けるのが無難でしょう。ロングブーツを脱ぐ際に袴の裾を持ち上げる必要があり、人前で着脱することが難しいためです。防寒対策としてロングブーツを着用される場合は、袴の裾が汚れないように座ったまま着脱できる場所を探しましょう。

袴に合うブーツヒールの高さ・太さは?

袴に合うブーツヒールの高さは、3〜5cm程度がおすすめです。少し高さのあるヒールは足が長く見えるため、スタイルアップを期待できます。ヒールが苦手という場合は、3cm以下のローヒールでも問題ありません。

またブーツヒールの太さは細すぎると歩きにくいため、ヒールに履き慣れていない方は避けるのが無難です。太めのヒールであれば安定性があり、普段ヒールを履いていない方でも歩きやすいですよ。

袴に合うブーツのデザインは?

袴に合うブーツのデザインとして、以下の4つが挙げられます。

  1. 編み上げ(レースアップ)ブーツ
  2. シンプルなショートブーツ
  3. サイドゴアブーツ
  4. ブラウン・ホワイトカラーのブーツ

それぞれのブーツデザインについて詳しく紹介します。

袴に合うブーツデザイン①編み上げ(レースアップ)ブーツ

品番:CP-004

編み上げ(レースアップ)ブーツは、袴に合わせるブーツとして定番のデザインです。紐で足幅のサイズを調整できるため、レンタル品として取り扱っている店舗が多くあります。シンプルなデザインなので袴に合わせるだけでなく、日常使いにもぴったりです。

袴に合うブーツデザイン②シンプルなショートブーツ

シンプルなショートブーツも、袴に合うブーツとしておすすめです。紐のついていないデザインは、落ち着いた大人な雰囲気を演出できます。モード・クールテイストな袴におすすめです。また袴に合わせるだけでなく、日常使いも問題なく使用できます。

袴に合うブーツデザイン③サイドゴアブーツ

伸縮性のある生地を使ったサイドゴアも、袴に合うブーツとしておすすめです。他のブーツよりも脱ぎ履きしやすく、日常使いのブーツとして人気があります。

サイドゴアはカジュアルな印象をもたれますが、上記画像のようなつま先が細めのデザインであれば袴にも合わせられます。つま先が丸く太めのデザインはカジュアルテイストなため、袴に合わせるのは避けるのが無難です。

袴に合うブーツデザイン④ブラウン・ホワイトカラーのブーツ

品番:OP-288

ブラウンやホワイトカラーのブーツも、袴に合うブーツとしておすすめです。袴に合わせるブーツの色は「黒」が定番ですが、袴や着物のデザインに合わせてブラウンやホワイトカラーを合わせても問題ありません。

袴にはブーツと草履のどちらがいい?

袴に合わせる靴について、ブーツ・草履のどちらにしようか悩む方は多いのではないでしょうか。ここからは、ブーツ・草履のメリットやデメリットについて紹介します。袴の靴選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

袴にブーツを合わせるメリット

袴にブーツを合わせるメリットは以下のとおりです。

  • 洋風ミックスコーデを楽しめる
  • 体型を綺麗に演出してくれる
  • 草履よりも歩きやすい
  • 防寒・防水対策ができる

近年の袴コーデは、洋風アイテムを取り入れた「洋風ミックスコーデ」が人気です。ブーツを袴に合わせることで、トレンド感のあるコーデに仕上がります。

またヒールのあるブーツを着用することで、足長効果が期待できます。体型を綺麗に演出してくれるため、スタイリッシュな着こなしをしたい方にもおすすめです。

それからブーツは足首周りが固定されるため歩きやすく、雨や雪などで濡れる心配もありません。足元の冷えが気になる方は、ブーツを選ばれてみてはいかがでしょうか。

袴にブーツを合わせるデメリット

袴にブーツを合わせるデメリットは以下のとおりです。

  • サイズが合わないと靴擦れする可能性がある
  • 草履よりも着脱しにくい

ブーツはサイズが合わないと歩きにくく、足首や足の甲などに当たって靴擦れする可能性があります。レンタルする場合でも、試し履きをしてサイズを確認することが大切です。

またブーツは草履よりも着脱しにくく、屈んで靴を脱ぐと袴の裾が汚れてしまう場合もあります。玄関にある手すりや椅子などを使って、ゆっくりとブーツを脱ぎましょう。

袴に草履を合わせるメリット

袴に草履を合わせるメリットは以下のとおりです。

  • 和の雰囲気を演出できる
  • ブーツよりも着脱しやすい
  • 色や柄などの種類が豊富

草履は和服に合う履物であり、和の雰囲気を演出できるアイテムです。日本らしい伝統的な着こなしを楽しみたい方は、袴に草履を合わせるとよいでしょう。

また、草履は屈まなくても着脱できるため、袴や着物のように裾の長い服にぴったりです。靴を履き替える会場で卒業式がおこなわれる場合は、草履を合わせるとスムーズに移動できます。

そして近年は、色彩豊かなデザインを取り入れた草履が増えてきました。鼻緒に刺繍を施したものや、レースやベロアなどの生地を使ったものまで幅広いです。足元にも華やかさをプラスしたい方は、ぜひ草履を選ばれてみてください。

袴に草履を合わせるデメリット

袴に草履を合わせるデメリットは以下のとおりです。

  • 履き慣れていないと歩きにくい
  • 鼻緒が当たって足を痛めてしまう
  • 雨や雪など悪天候の場合は足元が濡れやすい

草履は日常で履く機会が少ないことから、慣れていないと歩きにくいと感じられる方もいます。また、指の間に鼻緒が当たってしまい、痛めてしまう方も多いです。

新品の草履を購入した場合は、卒業式の前に履き慣らしたり、鼻緒の部分を揉んで柔らかくしたりするとよいでしょう。草履をレンタルする場合は、必ず試し履きをしてサイズを確認しておくことが大切です。

それから雨や雪の場合は、草履や足袋が濡れてしまう可能性があります。卒業式が雨や雪の予報だった場合は草履カバーを手配したり、履き替え用の足袋を用意したりして事前に対策してください。

袴に合わせるブーツを選ぶときの注意点

袴に合わせるブーツを選ぶときの注意点は、以下の4つです。

  1. 袴丈を確認する
  2. 色のバランスを確かめる
  3. ブーツの履き心地を確認する
  4. 日常使いできるデザインを選ぶ

それぞれの注意点を詳しく紹介します。

袴ブーツ選びの注意点①袴丈を確認する

袴に合わせるブーツを選ぶ前に、袴丈を確認しましょう。袴丈の適切なサイズは、草履とブーツでそれぞれ異なるためです。

袴にブーツを合わせる際は、足首が見える程度の袴丈がよいとされています。足首が見えるとスッキリとした印象になり、袴を着たときのシルエットが綺麗になるためです。

袴を試着する際はブーツを合わせることをスタッフの方に伝えると、ブーツの高さにあった袴丈サイズを提案してくれます。手持ちのブーツを袴に合わせたい場合は、試着時にブーツを持参したうえで袴丈をチェックしてください。

袴ブーツ選びの注意点②色のバランスを確かめる

袴に合うブーツを選ぶ際は、色のバランスを確かめることも大切です。

黒のブーツは袴のテイストを問わずに合わせやすいですが、トレンドのくすみ系やホワイトコーデだと浮いてしまう可能性もあります。袴や着物の色味と馴染むように、ホワイトやグレーなどのベーシックカラーを合わせるとよいでしょう。

おすすめのベーシックカラーは以下のとおりです。

  • ホワイト
  • ベージュ
  • グレー
  • ブラウン
  • ネイビー

上記のカラーでブーツを選べば、卒業式だけでなく日常使いもできます。袴に合わせるブーツの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

袴ブーツ選びの注意点③ブーツの履き心地を確認する

袴に合わせるブーツを選ぶときは、履き心地を確認しましょう。足のサイズがぴったりの場合でも、履き口や足首周りのサイズが合わないと靴擦れする可能性があります。

ブーツを購入・レンタルする場合は、以下を参考にサイズをチェックしてみてください。

  • 指先に1cm程度のゆとりがあるか
  • 足幅が狭くないか
  • 足の甲が当たっていないか
  • 履き口や足首周りにゆとりがあるか

ブーツは靴の種類によって、履き心地がまったく異なります。卒業式を快適に過ごすためにも、できる限り試し履きするのがおすすめです。

袴ブーツ選びの注意点④日常使いできるデザインを選ぶ

卒業式に向けて袴に合うブーツを購入する場合は、日常的に使用できるデザインを選びましょう。シンプルなショートブーツやサイドゴアなどのカジュアルライクなデザインであれば、洋服にも合わせやすいです。

またブーツのヒールが高すぎると歩きにくいため、3〜5cm程度の高さを選ぶのがおすすめです。ヒールが苦手な方は、3cm以下のローヒールを選ぶとよいでしょう。

袴×黒ブーツのおすすめコーデ5選

ICHIKURAで取り扱っている袴の中から、黒ブーツにぴったりな袴コーデを紹介します。袴×黒ブーツのコーデで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

品番:NN-202

トレンド感のあるくすみベージュの袴に、黒のブーツを合わせたコーデ。袴下帯と色味を揃えることでコーデを引き締めて、着物のデザインを目立たせています。着物は洋花が描かれていて、大人っぽく上品な雰囲気です。

品番:OP-268

シンプルな無地のホワイト袴に、黒のブーツを合わせたコーデ。足元を黒で引き締めて、袴と着物のコントラストを引き立たせています。レトロモダンなテイストの袴には、洋風アイテムであるブーツがぴったりです。

品番:CP-003

深みのある赤の袴に、黒のブーツを合わせたコーデ。下半身に深みのある色合いをもってくることでコーデを引き締め、大人っぽい印象に仕上げています。大正ロマンを感じさせるコーデには、編み上げの黒ブーツがおすすめです。

品番:OP-267

シンプルなグリーンの袴に、黒のブーツを合わせたコーデ。大正ロマンのコーデにふさわしい矢絣柄には、編み上げブーツやリボンなどの洋風アイテムがよく似合います。

品番:OP-261

シンプルな黒無地の袴に、黒ブーツを合わせたコーデ。下半身をシンプルにまとめることで、着物に描かれたストライプ柄を引き立たせています。

袴×白ブーツのおすすめコーデ5選

白ブーツの袴コーデは難しいと思われがちですが、トレンドのくすみ系やホワイトコーデにとてもよく合いますよ!今回はICHIKURAで取り扱っている袴の中から、白ブーツが映える袴コーデを紹介します。

品番:SHN-3

グレーのグラデーションが美しい袴に、白のブーツを合わせたコーデ。グレーと白のベーシックカラーでまとめることで、白ブーツが浮かず、統一感のある印象に仕上げています。着物に描かれた柄を目立たせるには、小物や袴をシンプルにするのがおすすめです。

品番:CP-022

くすみ系ブラウンの袴に、白のブーツを合わせたコーデ。着物・ブーツ・巾着の色合いを揃えることで、袴の綺麗な色味を引き立たせています。大人ガーリーなテイストに仕上げるには、レースやフリルなどの洋風アイテムを取り入れるのがおすすめです。

品番:OP-275

花柄の刺繍が施された白の袴に、白のブーツを合わせたコーデ。袴とブーツを同じ色味に揃えることで、着物や袴に描かれた柄を強調できます。赤のアクセントカラーを取り入れることで全体がまとまり、卒業式らしい華やかな雰囲気に仕上げています。

品番:OP-293

シンプルな無地の黒袴に、白のブーツを合わせたコーデ。着物に使用されている色を小物に取り入れることで、統一感を演出。編み上げのブーツを足首まで見せることで重くなりすぎず、華やかな雰囲気に仕上げています。

品番:OP-294

紫のグラデーションが華やかな袴に、白のブーツを合わせたコーデ。白のブーツを合わせることで、品のある華やかなコーデに仕上げています。

卒業式の袴をレンタルするならICHIKURAにおまかせ

袴とブーツの洋風ミックスコーデを楽しむなら、袴商品を多数取り扱っているICHIKURAがおすすめです。ICHIKURAの袴レンタルをおすすめする理由は以下のとおり。

  1. 袴関連の取り扱い点数が約6万点
  2. S〜3Lまでの袴サイズから選べる
  3. 一人ひとりの要望に沿った袴コーデを提案
  4. 袴や小物のみのレンタルも可能
  5. クリーニング不要で返却できる

ICHIKURAで取り扱っている袴関連の商品は、約6万点以上と品揃えが豊富。袴のサイズはS〜3Lまで対応できるため、ブーツに合わせた袴丈サイズを選べます。

袴を試着の際は、スタッフが一人ひとりの要望を伺ったうえで袴や小物を提案するため、袴コーデに自信がない方でも安心です。自宅にあるブーツをお持ちいただければ、ブーツに合う袴コーデを提案できます。

成人式の振袖を持っている場合は、袴や小物のみのレンタルも可能です。レンタルした商品は卒業式の翌日に郵送で返却できるため、クリーニングに出す手間もかかりません。

袴7点レンタルスタンダードセットプランに含まれるアイテム

ICHIKURAの袴レンタルスタンダードセットに含まれるアイテムは以下の7点です。

  • 着物(振袖)
  • 長襦袢
  • 重衿
  • 袴下
  • 巾着
  • 草履

袴に合わせるブーツや、着付け小物・髪飾りなどはご自身で手配いただく必要があります。成人式で使用したものがあれば、そちらを使用しても問題ありません。

フォトプランで袴姿の記念写真を残せる

卒業式の当日は時間がなく、袴姿を撮影できない場合もあります。綺麗な袴姿を記念写真に残したい方は、袴フォトプランの利用がおすすめです。

ICHIKURAの袴フォトプランは19,800円(税込)で、写真撮影に必要なものが含まれています。プラン内容は以下のとおりです。

  • 前撮り着付け
  • 前撮りヘアセット
  • 前撮りメイクアップ
  • 全身カットデータ

なおフォトプランはスタジオ撮影となるため、撮影できる店舗が限られます。フォトプランの詳細については、以下の公式ホームページをご確認ください。

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まとめ

袴に合うブーツの長さは、足首が隠れる15〜20cm程度がおすすめです。ヒールの高さは3〜5cm程度で、ヒールが太めであれば安定して歩きやすくなります。ヒールが苦手な方は、3cm以下のローヒールを合わせても問題ありません。

ロングブーツは着脱しにくいため、袴を着用する際は避けるのが無難です。また5cm以上の高いヒールや、ヒールが細いデザインは履き慣れていないと歩きにくい場合があります。試し履きをしたうえで、自分が履きやすいブーツを選びましょう。

それから袴にブーツを合わせる際は、袴丈のサイズを確認することが大切です。袴を試着する際は、ブーツを合わせたいことをスタッフに伝えたうえで袴丈のサイズを選んでくださいね。