振袖はレンタルするほうが安くておトクだと思っていませんか? 実は、振袖を着る機会が2回以上ある場合は、購入したほうがおトクになることもあるのです。その理由と、振袖購入の流れについてご紹介します。
目次
1.なぜ振袖を2回以上着る人はレンタルより購入が得なのか?
①実はレンタルと価格差はそれほど大きくないから
一般的には、振袖はレンタルより購入したほうが高くなりがちです。しかし中には、レンタルとそれほど大きな差がない価格で振袖や帯などの一式を揃えることができるケースもあるのです。振袖にかける予算が決まっている人は、その予算内で振袖を購入することはできないか、一度確認してみてはいかがでしょうか?
②振袖レンタルには追加料金が多いから
振袖レンタル店によっては、着付け小物や当日の着付け、ヘアメイクの料金が別途必要になるケースがあります。「レンタルだから安い!」と思って利用すると、いろいろ追加料金がかかってしまい、思っていた以上の料金になることも。レンタルのほうが安いと決めてかからず、追加料金が必要でないかなどしっかり調べてください。
③20代は結婚式のお呼ばれが多いから
振袖は着る機会があまりないと思われがちですが、そんなことはありません。特に20代は、友人や親戚などの結婚式のお呼ばれが多い時期。未婚女性の第一礼装である振袖を1枚持っていれば、何回も着ることができます。
④友人や妹、将来の娘に貸してあげられるから
妹や従妹など自分より年下の女性が身内にいる場合は、その人が成人式や卒業式を迎えるときなどに貸してあげることもできます。また、将来的に自分に娘ができたときにも着せてあげられます。
⑤振袖を訪問着に仕立て直すこともできるから
振袖を着られるのは若いうちだけと思い込んでいませんか? 確かに振袖は未婚女性の着物ですが、デザインによっては訪問着に仕立て直すことができます。訪問着は年齢を問わず、フォーマルシーンでも着ることができる便利な着物。振袖を訪問着に仕立て直しておけば、いつまでもお気に入りの1枚を着回すことができます。
2.振袖の購入を失敗しない!購入前の流れ(振袖の一蔵の場合)
①来店予約
振袖を購入しようと思ったら、まずは来店予約をしましょう。 一蔵の場合、予約なしで来店しても振袖を見ることは可能です。しかし、サイト上のカタログで気になる振袖をチェックしておき、予約時に「この振袖が見たい」と伝えておくと、当日その実物を用意しておいてもらうことができます。気になる振袖をスムーズに確認することができますよ。
②試着(下見)
実際にお店に行ったら、まずはいろんな振袖を見て、実際に試着しましょう。 迷ったり悩んだりしたときは、ショップのスタッフに相談してください。予算や好きな色柄などを伝えれば、一緒に探してくれるはずです。コーディネートの相談などもどんどんするといいでしょう。 また、下見は必ずしも親子そろって行く必要はありません。成人式を迎えるご本人さまおひとりでも大丈夫。回数も、納得いく1枚を選べるまで何回でも下見して構いません。
③成約(契約)
気に入った振袖が見つかったら、売買契約を結びます。このとき、金額はもちろん、お仕立て上がりの納品日などもしっかり確認しておきましょう。
④納品
振袖は、1枚1枚注文した人のサイズに合わせて仕立てられます。仕立てにかかる時間はおよそ2~3ヶ月。仕立て上がった振袖は自宅に届けられます。
⑤前撮り
一蔵の振袖購入プランには「前撮り」が特典としてついています。成人式当日は忙しく、記念写真を撮る時間がなかなか取れないもの。事前にゆっくりスタジオで記念写真を撮っておきましょう。
⑥成人式当日
成人式当日の着付けやヘアメイクも一蔵が行います。別途着付け・ヘアメイクを手配する必要はありません。
3.振袖購入後もスムーズに!購入後の流れ(一蔵の場合)
①初回丸洗い
成人式で着用した振袖や長襦袢は、汗や埃などで汚れています。一蔵の振袖購入プランには、着物と長襦袢の丸洗い初回無料特典がついています。成人式後はぜひこの特典を利用して、着物と長襦袢をきれいに洗っておきましょう。
②卒業式に袴無料サービス
成人式を迎えた後に再び振袖を着る機会となるのが、大学の卒業式です。最近は、成人式の振袖に袴を合わせて着る人が多くいます。一蔵の振袖購入プランには、卒業式用の袴の無料レンタルが特典としてついています。卒業式で袴を着たい人は、このプランを利用するとおトクです。
4.振袖の保管について
振袖を着た後に気になるのが、お手入れや保管方法。以下の記事に着たあとのたたみ方や保管方法などをご紹介していますので、こちらを参考にしてくだざい。
振袖を着た後はどうすればいいの?簡単なたたみ方から保管方法まで
まとめ
振袖は購入したほうが高くつくとは限りません。振袖を何回着るか、仕立て直しするなどして着回しはできるかなどを考えると、かえっておトクになるケースもあります。最初からレンタルと決めつけず、購入もぜひ視野に入れて考えてみてくださいね。