ママ振袖はダサいのか?ダサく見えないアレンジ術やメリット、デメリットを解説

ママ振袖は昔のデザインだから今の時代には合わない、と思っていませんか? ママ振袖とは、母親が成人式で着ていた振袖のことを指します。娘が受け継いで同じ振袖を着るのは、母親も嬉しいことでしょう。

本記事では、ダサく見えない着こなし術や、ママ振袖のメリット、デメリットを解説します。

好んで着られることの少ないママ振袖を現代風にアレンジすることで、唯一無二の振り袖にして、素敵な思い出を作りましょう。

ママ振袖とは?

ママ振袖とは、かつて母親が成人式で着ていた振袖のことです。ママ振りとも呼ばれます。最近では、ママ振袖をアレンジして着る新成人も多い傾向にあります。

この章では、以下のことを解説します。

  • ママ振りの特徴
  • ダサいと言われる理由
  • ママ振袖を着た人が後悔しているのか
  • ママ振りの料金プラン

レンタル、ママ振袖、購入それぞれの料金比較もおこなうため、参考にしてください。

ママ振袖の特徴

ママ振袖の特徴として、現代の振袖と比べて袖が長いことが挙げられます。ママ振袖を着るとなると、サイズ直しが必要です。

また、ママ振袖は質が良いのも特徴です。母親が振袖を購入した時代は、生地や加工も手が込んでいて、上品な振袖が多く販売されていました。そのため、柄も現代の振袖とかぶることがなく、好んで着る方もいます。

さらに、料金もお直し代や小物類などのレンタル代はかかりますが、振袖一式レンタルやあらたに購入するよりも安く済ませられるでしょう。

このように、ママ振袖には、いい面がたくさんあります。母親が購入した振袖がある方は、着ることを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

ダサいと言われる理由

ママ振袖は、ダサいと言われることがあります。ママ振袖と検索して、マイナスな言葉が並べられていることも少なくありません。

ダサいと言われる理由として以下のことが挙げられます。

  • 柄が少なくシンプルすぎる
  • 現代っぽくない
  • 若々しくみえない
  • キラキラしていない

ママ振袖は、コーディネートの仕方を変えるだけで、現代風にアレンジ可能です。帯一つ変えるだけでも華やかさが加わりますし、小物を明るめのものにすれば印象が変わるなど、アレンジは無限大です。

ママ振袖は、高価で品質が良いものばかりです。立派な振袖だと自信を持って着てください。

ママ振袖を着た人は後悔しているのか

実際に、ママ振袖を着た人は後悔をしているのか気になるでしょう。口コミを検索したところ以下のような声がありました。

母の振袖が草?みたいなので、成人式に草柄着せるってどういうことなんって、本当に嫌やったで、母と喧嘩した。趣味が合わなかったから、おゆずりは苦悩以外の何ものでもない。

引用元:X

柄が好みではなく、本当は嫌だったけど言い出せなかったケースです。

母のセンスがよかったのか我々が気にしない質だったのか姉妹2人とも母の振袖着たよ。黒地に絞りとか入ってて普通に素敵だった。

引用元:X

ママ振袖を嫌だと思わず、着て良かった、素敵だったという声もありました。

自分の成人式のため、自分がどうしたいのか、ママ振袖でいいのか、後悔しないように考えて決める必要があります。

ママ振袖の料金プラン

ママ振袖は母親から受け継ぐもののため、振袖代はかかりません。前撮り料や、小物のレンタル料は別途かかります。

しかし、ママ振袖に汚れがあった場合は、クリーニングに出すなどメンテナンスが必要となるでしょう。また、丈が短かったり袖が長かったりするなど、サイズが合わないこともあり、その場合は直す必要があるでしょう。

ここでは、ICHIKURAのママ振袖の料金プラン、一式レンタルプラン、振袖購入プランの値段を比較します。

料金プランママ振袖プラン振袖一式レンタルプラン振袖購入プラン
料金4万9,800円8万8,000円から32万8,000円から
セット内容・振袖小物レンタル7点

・着付和装小物13点

・前撮り記念写真6点

・メンテナンス2点
・レンタル一式11点

・着付和装小物13点

・前撮り記念写真6点
・購入一式21点

・着付和装小物13点

・前撮り記念写真6点

この表より、ママ振袖プランが一番費用を抑えられることがわかります。成人式にあまりお金をかけたくないという方は、ママ振袖を着ることも考えてはいかがでしょうか。

ママ振袖を持っていても、小物がない場合は購入かレンタルしなければなりません。

ICHIKURAでは、小物のレンタル、前撮り写真撮影までセットのママ振袖プランがあります。また、小物1点から購入も可能のため、成人式にお金をあまりかけたくないという方はICHIKURAにご相談ください。

ほかの詳しい料金プランなどはこちらをご覧ください。

ママ振袖のメリット、デメリット

ママ振袖にはメリットやデメリットがあります。メリットはこの2つです。

  • 友人と振袖がかぶることがほとんどない
  • レトロなおしゃれを楽しめる

デメリットはこの2つです。

  • 振袖の保存状態がよくない
  • 振袖のサイズが合わないと仕立てが必要

以下に1つずつ解説します。

メリット1 友人と振袖がかぶることがほとんどない

現代の振袖は、色味や柄が似ているものが多く、人気の振袖にも偏りがあります。しかし、母親が着ていた時代の振袖は、現代の振袖と雰囲気が違うため、かぶる可能性はかなり低いでしょう。

ママ振袖であれば、帯や小物にこだわって、よりオリジナルにコーディネートできるでしょう。

母親から受け継いだ振袖を現代風にアレンジして、友人とかぶらず個性的な振袖で、一生の思い出が作れるでしょう。

メリット2 レトロなおしゃれを楽しめる

ママ振袖は、全体的に落ち着いた雰囲気で、シンプルかつきれいなデザインが特徴です。

現代の振袖にはない、上品かつ華やかさを兼ね備えた振袖が多いでしょう。さらに、国産物で手描きの加賀友禅のデザイン、さらに高級感のある仕上がりで、古き良きテイストを楽しめます。

レトロな雰囲気の振袖も流行っているため、母親の振袖を好んで着たいという方も増えてきています。レトロなママ振袖をアップデートして、自分好みにコーディネートしてみましょう。

デメリット1 振袖の保存状態がよくない

デメリットとして、振袖の保存状態がよくないことが挙げられます。母親が着て20年以上が経過し、汚れや虫食い、カビが生えていることもあるでしょう。

また、長年、タンスの中にしまっている場合がほとんどため、匂いが染みついていることも少なくありません。

保存状態が良くない場合、クリーニングに出さなければ着られません。費用は簡単なものだと、5千円で済む場合もありますが、汚れがひどい場合は、1万円以上することもあります。

ママ振袖を着たい場合は、早めに振袖の状態を確認してください。

デメリット2 振袖のサイズが合わないと仕立てが必要

ママ振袖は、母親の時代に作ったものであるため、袖が長かったり、着丈が合わなかったりする場合があります。その際は、仕立て直しをしなければなりません。

直す部分によって料金が異なります。たとえば、裄や袖丈を直す場合だと1万5,000円前後、身丈や身幅を直す場合は、3万円前後が目安です。生地や柄の加工方法によっても、料金が変わります。

仕立て直しをするよりは、レンタルする方が安くなることもあるため、仕立ての見積もりを出してもらい、レンタル料金と比較してみるのがよいでしょう。

ダサく見えないママ振袖のアレンジ術を紹介

ダサいとは言わせない、ママ振袖をオシャレに着こなすアレンジ術を3つ紹介します。

  • 柄が少ない振袖に明るめの小物を足して華やかさアップ
  • 帯など装飾品を変えて現代風にアレンジ
  • レトロ感を全面に引き出し、ヘアメイクでトレンドを掴む

ママ振袖は、アレンジによって、自分好みに変えることができます。現代の流行を取り入れながら、レトロ感が出せる振袖をコーディネートしてみてはいかがでしょうか。

柄が少ない振袖に明るめの小物を足して華やかさアップ

ママ振袖は昔に作られたもののため、シンプルなデザインで、柄が少ないものが多い傾向にあります。地色の余白があり、華やかさが足りないと感じることもあるでしょう。

その場合は、小物を足して華やかさをアップさせるのがおすすめです。

たとえば、半衿を刺繍ものにして、顔周りを華やかにすることで、今風にコーディネートできます。また、上品なゴールドが入った重ね衿なら、ママ振袖にも映えて華やかさを演出してくれるでしょう。

帯など装飾品を変えて現代風へアレンジ

帯の色や種類によって大きく印象を変えることができます。落ち着いた雰囲気の振袖に、カラフルな色や淡い色を足すと、可愛さが増します。黒やネイビー、ゴールドを使用した帯を使うことで、上品で大人っぽい雰囲気を演出できるでしょう。

ビビットカラーを用いれば和モダンコーデもできるため、いろいろと楽しんでみてください。

レトロ感を全面に引き出し、ヘアメイクでトレンドを掴む

振袖のレトロ感を全面に引き出し、ヘアメイクでトレンドを掴むのもオシャレに魅せるために効果的です。

たとえば、髪飾りを大きめの目立つものにするのが流行っているため、黒髪で全体的に華やかさが足りないと思う方は、大きな髪飾りを付けてみるのもよいでしょう。

ヘアセットはゆるくふわふわ感を出すのがトレンドになっています。振袖は大人っぽく、ヘアセットで可愛さをプラスするとギャップがあり、個性も出ること間違いなしです。

まとめ

本記事では、ママ振袖はダサいのか、ママ振袖のメリット、デメリットについて紹介しました。品質がよく、柄や色がかぶることが少ないため、好んで着る方もいます。

ママ振袖にして、小物や装飾品を自分でレンタルして今風にアレンジする方法も流行っているため、いろいろなコーディネートを楽しめるとわかったのではないでしょうか。

母親から受け継いだ振袖は、長年保管されていることが多いため、メンテナンスが必要となります。仕立て直しの際は、料金もかかるため、いくらかかるか確認しましょう。

友人とかぶらないレトロなママ振袖にアレンジを加えて、唯一無二の晴れ姿にして思い出を作ってください。