振袖姿にメガネは合わない?上手な組み合わせ方のコツ

メガネは視力のためにかける人もいれば、ファッションアイテムとして愛用する人もいますが、振袖を着る際はメガネをかけていいものなのか気になるところ。

マナー違反と思われるのは避けたいものです。

今回は振袖姿にメガネは合うのか、合わせる場合のコーデのポイントを解説します。

1.振袖にメガネはマナー違反と考えられるケースがある

基本的に振袖姿にメガネをかけていてもマナー違反という考え方はほとんどありませんが、一部の和食業界では着物にメガネはNGとされているケースもあります。

着物にメガネは似合わないというのが大きな理由のようですが、実際に振袖のカタログなどにはメガネをかけたモデルの写真はほとんど見かけられません。

しかし、昔の人も着物姿にメガネをかけた姿を写真に残していますから、一般的な常識としては着物xメガネは問題ないと考えていいでしょう。

そもそも、普段から視力の関係でメガネをかけている人が振袖を着るからといってメガネを外すのは危険です。コンタクトレンズも人によっては苦手なケースもありますから、無理にメガネを外す必要はありません

1-1.結婚式や写真撮影などメガネを外したほうがいいケースもある

結婚式は幅広い年代の人が出席するため、あまり派手なメガネは避けたほうがいいでしょう。メガネを外していくか、目立ちにくいデザインのメガネがおすすめです。

また、写真を撮る際はメガネのレンズにフラッシュが反射するなど目元がきれいに写らないこともあるため、カメラマンの方から外してほしいと言われる可能性もあります。

1-2.腕時計や指輪などは外したほうがいい

振袖を着る際にメガネよりも外したほうがいいものがあります。

腕時計や指輪やブレスレットなどは着物に引っかけて、ほつれややぶけの理由になるため、外すことをおすすめします。

2.デザインによっては振袖に似合うメガネもある

振袖姿にメガネは合わない?上手な組み合わせ方のコツ
振袖姿におしゃれ目的でメガネを合わせるのも、基本的にはマナー違反ではありません。
ただし、メガネのデザインや色によっては振袖の良さを台無しにしてしまう可能性もあるため注意が必要です。

一般的に振袖に似合うメガネと合わないメガネのタイプは次の通りです。

振袖に似合うメガネのタイプ振袖に合わないメガネのタイプ
ふちなし
オーバルなど横長の形
細めのつる
色は振袖の色と合わせる
シンプルで控えめなデザイン
レンズは無色
太いフレームやつる
プラスチック製のフレーム
黒縁メガネ(暗めのカラーはNG)
四角や丸型
スタイリッシュなデザイン
色付きレンズ

プラスチック製の黒や濃色の太いフレームのメガネは、振袖と素材が異なりすぎて違和感が強かったり、色のコントラストが強かったりするため合いません。

また、スクエアや丸型のフレームは洋服には合わせやすいのですが、振袖の場合はメガネが浮いて見えるためおすすめしません。スタイリッシュなデザインもメガネの存在が強すぎて振袖とは合わせづらくなるでしょう。

振袖の色にもよりますが、洋服には合わせづらい華やかな色のフレームなどがぴったりというケースもあります。

無色のレンズ+ふちなしメガネは遠目から見るとメガネをかけていないように見えます。特にフォーマルな席にはおすすめです。

3.実際に振袖を身につけてメガネを合わせてみるのがベスト

眼鏡
身につける人のスタイルや雰囲気によって似合う振袖が異なるのと同じように、その振袖に似合うメガネもさまざまです。

振袖姿でメガネをかける場合は、実際に振袖を身につけてみた状態でメガネを選ぶのがベストです。
しかし、実際は振袖を着たままメガネを選びにいくのは難しいことがほとんどです。

そんな時に頼りになるのが振袖の専門家です。
メガネ女子の振袖選びに対応した経験もあるでしょうし、振袖のタイプによってどんなメガネが合うのかアドバイスがもらえるでしょう。

4.振袖xメガネはマナー違反ではないがデザインや色には注意

振袖を着る際にメガネをかけていても、マナー違反にはならないケースがほとんどです。

ただし、視力など安全面で不安がある場合を除いて、結婚式や写真撮影の時だけはメガネを外したほうがいいケースもあります。

また、メガネのデザインによっては振袖と合わないものがあるため、注意が必要です。

振袖に合わせるメガネ選びに迷った時は、振袖専門店に相談するのがおすすめです。
一蔵は、毎年成人式を迎える多数のお嬢様・ご家族様のお手伝いをしている実績のある振袖専門店です。
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