振袖選びのときに色選びから入る女子は多いようです。髪型や小物で印象は変えられますが、振袖の地の色で振袖のメインイメージ(カワイイ系、クール系etc)が決まるからです。
赤、黒などの振袖の定番カラーに対して「緑」という新鮮な色が人気だった2018年の振袖。今回の記事では、その魅力と次世代カラーである「青」色振袖について解説します!
目次
1.2018年、振袖の緑色が大ブレイクだった
2017年から緑色の振袖は注目を浴びていましたが、2018年、多くの女優さんや歌手が緑色の振袖を着たことが話題になりました。
振袖の一蔵の人気ランキングでも、これまで緑の振袖は上位5位以内に食い込むことは珍しかったのですが、2018年では第2位に緑のグラデーション振袖がランクイン。第6位にも緑の振袖がランクインしました。
(※2018年の実質売上枚数データによる。一蔵マガジンサイト調べ)
また、街中でも今年の成人式では緑色の振袖もよく見かけました。遠目から見ると、よく目立つ色で新鮮ですよね。
↑成人式会場で見かけた緑の振袖。緑と赤、そして屏風の金色は相性バツグンです。
2.振袖の緑の魅力とは?
緑色の振袖の魅力、それは落ち着いた雰囲気や派手になりすぎない良さではないでしょうか。日本では緑は寒色系として分類されていますが、緑色ははっきり暖色系・寒色系とに分けられない中性的な色と言えます。
赤い振袖や黒い振袖を着て「ザ・振袖」な世界をエンジョイしたい女の子もいますが、そうではない女の子に支持されたのが緑色の振袖。緑の振袖は金色の帯やアッシュヘアにもよく似合いますよね。
3.「第2の緑」になるのは振袖の「青」
さて、2018年の後半に注目を浴びたのは青色~紺色の振袖です。
2020年の成人式でも大注目間違いなしの青色振袖についてみていきましょう。
①振袖の一蔵の青い振袖
ポップな振袖から本格派の高級振袖まで幅広く取りそろえる振袖の一蔵では、青い振袖も多数取り揃えています。青い振袖は黒い振袖と違い、クールな中にも爽やかさやクラシックな雰囲気を持つのが特徴です。
最近人気なのは、青い振袖に白い大きな髪飾りを合わせ、帯や柄に白を差し色として取り入れるコーディネートです。
青だけだと寒色系でクールな印象ですが、それに白を加えることでフレッシュな若々しさや都会的な印象をプラスできます。また、青い振袖を着ると肌がなぜかキレイに白く見えるのも嬉しいポイントです。青い振袖にグリーン系のベースカラーとマット系のファンデーションで隙のない肌を作れば、お人形のように可憐な印象の振袖スタイルができあがります。
一蔵で今人気の青い振袖は紺色と少し紫がかった瑠璃色と言われる種類の振袖です。その他には、レトロっぽい雰囲気が出る水色の振袖も人気があります。
②オンディーヌの青い振袖
オンディーヌで人気の青い振袖は、腰から下の部分に大きな花柄がある古典振袖です。また、青の一色だけでなく青ベースで白や赤のストライプが入った変わり模様の振袖もこだわり派のオシャレ女子にとても人気があります。
③袴でも青系が人気!
青ブームは振袖だけでなく、袴にも来ています。昔はエンジ色や紺色が主流でしたが、今は袴の色がとてもカラフルなんですよね♪袴が青系の場合は、上は反対色(補色と言います)の赤やオレンジなどの振袖を合わせれば、一気に今風のスタイルに仕上がります。
袴は上下同系色でなく、袴と振袖の色合わせを思いっきり楽しむ方がオススメですよ♪
4.緑→青と寒色系が振袖で人気の理由とは?
なぜその色が流行るのか?には、ヒトの心理が影響するようです。では、ヒトが青色を選択するのは青色にどのようなイメージがあるかを知ればその理由が分かるかもしれません。青色から連想されるイメージは以下のようなものがあります。
- 【ポジティブなイメージ】 信頼 誠実 解放感 知性
- 【ネガティブなイメージ】不安 冷酷 悲しみ 寂しさ
ポジティブなイメージだと、信頼・誠実・解放感・知性など非常に良いイメージですよね。ネガティブなイメージだと、不安、冷酷、悲しみ、寂しさという非常にツライイメージとなっています。当一蔵マガジンでは、振袖女子がポジティブな気持ちで青い振袖を選んでいるのでは、と予想しています♪ 最後に、成人式会場でみかけた紺色の一蔵振袖を着用いただいた方の画像をお届けします!
紺色ですが、裾からの赤いグラデーションで新しい雰囲気ですよね。余談ですが、洋服の世界では「流行色協会(JAFKA)」というものが存在し、毎年の流行色を決めて世の中に発信しています。もしかすると、その影響もあるかもしれませんね。
まとめ
爽やかな雰囲気やクラシカルな雰囲気を持つ青い振袖。青は青でも、白系の青(=水色)か黒系の青(=紺色)なのかで振袖のイメージは大きく変わるのも特徴です。
赤い振袖はイヤ!黒もイヤ!な女子にオススメのカラーです。