「矢絣柄でレトロモダンなコーデに仕上げる方法が知りたい!」
レトロモダンな雰囲気を演出できる矢絣柄は、卒業式の袴として着用される方が多いです。矢絣柄に込められている意味や、人気の理由について知りたい方は多いのではないでしょうか。
本記事では、矢絣柄の意味や卒業式に人気の理由について詳しく紹介します。また矢絣柄を用いたレトロモダンコーデに仕上げる方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
矢絣(やがすり)とは?
矢絣(やがすり)とは、矢羽根柄を交互に配置した柄のことです。卒業式の袴では定番の赤や紫だけでなく、ピンクや水色などの色彩豊かなデザインが増えています。
矢絣柄は元々武士の着物に用いられていましたが、のちに縁起がよい柄としてお祝いのシーンで使用されるようになりました。大正時代には女学生が制服として身につけていた柄であり、とても人気があったそうです。
袴の矢絣柄に込められた意味は?
矢絣柄に込められている意味として、以下などが挙げられます。
- 邪気を払う
- 幸せを射抜く
- まっすぐ進み出戻らない
矢絣柄は「邪気払い」や「幸せを射抜く」など、縁起がよいとされる意味が込められているためお祝いごとにぴったりです。また「まっすぐ進み出戻らない」という意味も、卒業という門出を祝う式典にふさわしいでしょう。
以下の記事では、袴に描かれる柄に込められた意味について紹介しています。他の柄に込められた意味を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
袴に描かれる柄の意味とは?定番のテイストや選び方について解説
卒業式の袴で矢絣が人気の理由は?
卒業式の袴で矢絣が人気である理由として、以下2つの理由が挙げられます。
- 縁起のいい柄であること
- レトロモダンな雰囲気を演出できること
矢絣は新たな道に進む人にとって、縁起のいい意味が込められた柄です。卒業式という人生の節目を気持ちよく迎えるために、幸せをあやかりたいという方から選ばれています。
また矢絣柄は大正時代をイメージさせることから、レトロモダンな雰囲気を演出できる柄として人気です。近年はカラーバリエーションが増えたことや洋風ミックスコーデがトレンドであることから、矢絣柄を着たいという方が増えています。
矢絣柄の袴でレトロモダンなコーデに仕上げる方法
矢絣柄の袴を着用して、レトロモダンなコーデに仕上げる方法は以下のとおりです。
- 着物|赤や紫などのモダンな色合い
- 袴|緑・紺など深みのある色合い
- 小物|洋風アイテムを取り入れる
- ヘアスタイル|フィンガーウェーブやハーフアップ
各コーデのポイントを詳しく紹介します。
着物|赤や紫などのモダンな色合い
矢絣柄の着物は、赤・紫などのモダンな色合いを選ぶのがおすすめです。パキッとした色ではなく、少し暗く落ち着きのある色合いが大正時代らしさを演出できます。
袴|緑・紺など深みのある色合い
矢絣柄の着物に合わせる袴は、深みのある緑や紺などの色合いを選びましょう。赤や紫の補色を合わせることで、お互いの色を引き立たせられます。個性的なコーデを楽しむなら、赤の着物に黄色の袴を合わせるのもおすすめです。
それから着物全体に矢絣柄が施されている場合は、袴はシンプルなデザインを選ぶとバランスよく着こなせます。またグラデーションの袴も華やかになりすぎず、大人っぽく上品なコーデに仕上がりますよ。
小物|洋風アイテムを取り入れる
矢絣柄をレトロモダンなコーデにするなら、洋風アイテムを取り入れましょう。和装に洋のアイテムを取り入れることで、大正時代らしいレトロな雰囲気を演出できます。
袴コーデにおすすめの洋風アイテムについて、以下の表にまとめました。レトロモダンコーデを組む際は、ぜひ参考にしてみてください。
袴の着付けに必要な小物 | 素材やアイテム |
半衿 | ・レース ・フリル ・リボン ・ベロアなど |
重衿 | ・レース ・フリル ・パール ・ベロア ・ツイードなど |
袴下帯 | ・レース ・フリル ・柄入り(花や千鳥格子など) |
靴 | ・編み上げブーツ ・シンプルなショートブーツ |
ヘアアクセサリー | ・大きめのリボン ・ヘッドコサージュ ・ちりめん細工 ・かんざし ・ベレー帽 ・トーク帽 ・太めのカチューシャ |
最新の袴コーデでは、レースやフリルを使った「つけ袖」や「グローブ(手袋)」も人気です。
ヘアスタイル|フィンガーウェーブやハーフアップ
矢絣柄の袴コーデをレトロモダンに仕上げるには、フィンガーウェーブやハーフアップのヘアスタイルを取り入れるのもおすすめです。
耳を隠したフィンガーウェーブは大正時代に流行した髪型であり、レトロモダンな雰囲気を演出できます。フィンガーウェーブはショートやボブの方も施せるため、希望する場合は事前に美容師さんへリクエストしてみてください。
髪の毛がロングの方であれば、ハーフアップもおすすめです。ハーフアップは大正時代の女学生が結っていた髪型であり、上品で大人っぽい雰囲気が矢絣柄によく合います。大きなリボンのヘアアクセと合わせて、ハイカラさんスタイルに仕上げてみてはいかがでしょうか。
矢絣柄の袴を手配する方法
矢絣柄の袴を手配する方法として、以下の4つが挙げられます。
- 振袖専門店
- 呉服店
- ネット通販
- フリマアプリ・リユースショップ
それぞれの手配方法について詳しく紹介します。
①振袖専門店
矢絣柄の袴を手配するなら、振袖専門店がおすすめです。幅広いテイストのコーデを提案してくれるため、矢絣柄の袴を着用したレトロモダンなコーデも楽しめます。また、袴に必要な小物を一式揃えられるため、卒業式の準備をスムーズにできるでしょう。
②呉服店
着物を取り扱っている呉服店でも、矢絣柄の袴を手配できる可能性があります。呉服店なので、袴の着付けに必要な小物を手配することも可能です。
ただし店舗によっては、矢絣柄の着物や袴を取り扱っていない場合もあります。来店する前に矢絣柄の取り扱いについて確認することが大切です。
③ネット通販
和装を取り扱っているネット通販でも、矢絣柄の袴を手配できる可能性があります。WEB上で在庫を確認できるため、在庫があればスムーズに袴を手配できるでしょう。
ただしネット通販は試着ができない場合も多く、サイズが合わない可能性もあります。返品・交換に時間もかかるため、余裕をもって手配することが大切です。
④フリマアプリ・リユースショップ
中古品を取り扱うフリマアプリやリユースショップでも、矢絣柄の袴を手配できる可能性があります。購入・レンタルするよりも費用を安く抑えられるため、コスパ重視の方におすすめです。
ただし在庫状況によっては、矢絣柄の着物や袴を手配できない可能性があります。もし購入できた場合でもサイズが合わなかったり、汚れがついていたりする場合も多いです。サイズだけでなく、着物や袴の状態を確認したうえで購入を検討してください。
矢絣柄の袴コーデを手配するならICHIKURAにおまかせ!
ICHIKURAでは、矢絣柄の袴コーデをレンタル可能です。袴に必要なアイテムを一式手配できるため、卒業式の準備をスムーズに進められますよ。
ICHIKURAの袴レンタルプランがおすすめの理由は以下のとおりです。
- 袴商品の取り扱いが約6万点以上
- スタッフが矢絣柄の袴コーデをサポートしてくれる
- レンタル後はクリーニング不要で返却可能
それぞれのおすすめポイントについて詳しく紹介します。
おすすめポイント①袴商品の取り扱いが約6万点以上
ICHIKURAで取り扱っている袴関連の商品は約6万点以上もあり、豊富な商品の中から袴や小物を選べます。矢絣柄の袴だけでなく、トレンドのくすみカラーや個性的なビビットカラーまで袴の種類が幅広いことが特徴です。
おすすめポイント②スタッフが矢絣柄の袴コーデをサポートしてくれる
和装の知識があるスタッフが一人ひとりの要望に合わせて、袴コーデを提案します。矢絣柄の袴コーデに自信がない方でも、スタッフが袴に合わせて小物アイテムを提案するためご安心ください。
おすすめポイント③レンタル後はクリーニング不要で返却可能
ICHIKURAで袴をレンタルした場合は、クリーニング不要で返却できます。卒業式の翌日に郵送で返却できるため、わざわざ店舗まで返却に来る必要もありません。遠方にお住まいの方でも、手間がかからずラクに袴をレンタルできます。
ICHIKURAでレンタルできる矢絣柄の袴コーデ
ICHIKURAでは、矢絣柄を使用した袴コーデを楽しめます。レトロモダンにぴったりな矢絣柄コーデを紹介しますので、袴選びでお悩みの方はぜひ参考にしてください。
品番:OP-235
紫の矢絣柄が描かれた着物に、緑と黒のグラデーション袴を合わせたコーデ。紫の補色となる緑を袴にもってくることで、鮮やかな色合いを引き立たせています。ヘアアクセに大きな赤のリボンを合わせて、大正時代の女学生をイメージしたコーデに仕上がっています。
品番:OP-267
赤の矢絣柄が描かれた着物に、深みのある緑の袴を合わせたコーデ。袴や靴に濃い色合いをもってくることで、着物の鮮やかな色合いを引き立たせています。ヘアアクセや靴に洋風アイテムを取り入れることで、レトロ・モダンな雰囲気を演出。ハーフアップのヘアスタイルで、大人っぽい上品さをプラスしています。
品番:OP-245
華やかな赤の着物に、矢絣柄が描かれた袴を合わせたコーデ。矢絣柄は着物に描かれているイメージがありますが、上記のように袴に用いられる場合もあります。矢絣柄を強調するためにシンプルな着物と合わせても素敵ですが、卒業式らしく華やかな着物を合わせるコーデもおすすめです。
袴レンタルプランに関するよくある質問
袴の試着は来店予約が必要ですか?
袴フェアを実施期間中は、来店予約なしで自由に試着できます。なお土日祝は混み合うため、来店予約いただけるとスムーズにご案内できるためおすすめです。
試着してみたい袴がある場合は、一人あたり3着まで取り寄せできます。矢絣柄の袴を希望される場合は、ホームページから試着リストに追加したうえで来店予約するとスムーズですよ。以下の公式ホームページより、試着してみたい袴をチェックしてみてください。
矢絣柄の袴は卒業式ギリギリでもレンタルできる?
矢絣柄の袴の予約に空きがあれば、卒業式ギリギリの日程でもレンタルできる可能性があります。ただし各店舗によって空き状況が異なるため、ご案内できない可能性も高いです。
矢絣柄は卒業式に人気のデザインであるため、レンタルを希望する場合は早めの試着をおすすめしています。以下の記事では袴のレンタルにベストなスケジュールについて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
卒業式の袴はギリギリもレンタルできる?手配する方法や注意点を詳しく解説
レンタル期間はどのくらい?
ICHIKURAで袴をレンタルした場合は、成約した時期によって納品時期が異なります。9月までに成約いただけると、成約日から3ヵ月以降に納品できるためおすすめです。
袴レンタルプランを成約した時期 | 納品予定時期 |
4月・5月・6月・7月・8月・9月 | 成約日から3ヵ月以降 |
10月・11月・12月 | 2月中 |
1月以降 | 着用予定日(卒業式)の4日前 |
手持ちの振袖に合わせて袴をレンタルできる?
ICHIKURAでは、袴+袴下帯のみのレンタルも承っています。成人式で購入した振袖や、ママ振・姉振を袴に合わせることも可能です。スタッフが振袖のデザインに合う袴を提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
矢絣(やがすり)とは、矢羽根柄を交互に配置した柄のことです。「邪気払い」や「幸せを射抜く」などの縁起のいい意味が込められていることから、卒業式や結婚式などのハレの日に着用されています。
矢絣柄の袴でレトロモダンなコーデに仕上げるなら、着物の色味は赤・紫などのモダンな色合いを選ぶとよいでしょう。袴は赤・紫の補色である緑や紺を選ぶと、着物の色味を引き立たせられます。ブーツやリボンなどの洋風アイテムを合わせて、レトロモダンなコーデを楽しんでください。
ICHIKURAでは、矢絣柄が描かれた着物や袴を取り扱っています。卒業式にレトロモダンコーデを楽しみたい方は、ぜひお気軽に試着へお越しください。