日本各地の平均気温がぐんぐん上がり、メイク崩れに悩み女性も多いのではないでしょうか?メイク崩れは見た目が悪くなるだけでなく、お肌の乾燥や老化にもつながるので放っておけない厄介なモノ。
真夏は特に、プールや花火大会などイベントが目白押しで、写真を撮る機会もいつもより多くなりますよね。
今回の記事では、長年メイク崩れに悩むの振袖好きライターが「暑い夏場に耐えるメイク崩れテク」をド~ン!とまとめてご紹介します♪ ぜひ最後までご覧ください。
1.メイク崩れは1工夫でアツイ夏でもカバーできます!
①下地の工夫
(1)下地は部分的でOK♡
暑い夏は下地クリームを全体的に塗らない方が化粧崩れは起こりづらくなります。特にヨレやすい小鼻の周りや目の周りに少しだけ、日焼け止め効果のある下地クリームか、下地になる日焼け止めクリームを塗ればOKです。
(2)メイク崩れ防止スプレーを化粧水のあとにひと吹き
メイク崩れを防ぐにはスプレーが効果的です。メイク崩れ防止スプレーの製品名はいろいろあって、「メイクキープスプレー」や「化粧崩れ防止スプレー」や「フィックスミスト」などと呼ばれています。
通常、メイク崩れ防止スプレーはすべてのメイクが終わったあと、目をつぶって20~30cm離したところからシュッとひと吹きかけます。けれども、真夏の場合は以下の方法をオススメします。
- 1.洗顔をして化粧水をつける
- 2.メイク崩れ防止スプレーをシュッとひと吹きする
- 3.乾いてから、ファンデーションをつける
- 4.メイクの仕上げにメイク崩れ防止スプレーをシュッとひと吹きする
メイクがより長持ちしますので、是非お試しください。メイクの仕上げにももちろんシュッとひと吹きします。
みんな気になるっ!よくある夏の前撮りお悩み ~その1
Q:「振袖の前撮りを8月にするけど、振袖着てるとメイクは崩れちゃわない?」
A:「涼しい室内だから全然大丈夫です!安心して前撮りにお越しください。」
→意外かもしれないのですが、時間に自由の利く夏休みに前撮り写真を撮る方は多いんです。振袖の一蔵でも多くの方が7~9月に前撮り写真を撮りにご来店されています。この暑いのに、振袖でメイク~?と思われるかもしれませんが、振袖店は涼しい室内で快適に撮影できるように準備しております。ご安心ください。」
(3)乾燥はメイク崩れの大敵!化粧水は保湿効果があるオイルフリーを
メイク崩れが起こる原因は、①汗②皮脂そして③乾燥です。実は冷房の効きすぎた部屋にいることでの乾燥でもメイク崩れは起こります。
真夏に使う化粧水は、できれば秋・冬用とは違うオイルフリーのものを使いましょう。オイルフリー化粧水はニキビ防止にも効果的です。有名なところでは、コーセーの雪肌精やオルビスのクリアローションなどがあります。
②ファンデーションの工夫
(1)乾燥肌の方は
保湿力・カバー力の高いファンデーションを選びましょう。シミなどを隠そう!と多めにファンデーションを取るとメイク崩れの原因となってしまいますので、少しでよく伸びるタイプのファンデーションがオススメです。
少々お高くなりますが、インテグレートミネラルファンデなどウォーター系のファンデーション(水ファンデ)は化粧水をつけているようなサラっとした使い心地で快適です。
(2)オイリー肌の方
できればオイルフリーのファンデーションを使いましょう。クリームタイプの下地を使えば、オイルフリーのプレストパウダーもしっかり肌に密着しますよ。
③メイク崩れ防止スプレーを機能で選ぶ
メイク崩れ防止スプレーには機能や効果に違いがあります。下記の表でいくつかご紹介しましょう。
製品名 | 効果・機能 | この製品に向いている人 |
黒龍堂 「プライバシーメイクアッププロテクターH」 | ・肌を覆って皮脂や汗を弾くアクリレーツ成分配合 ・引き締め成分チャ葉エキス配合 ・保湿成分アロエエキス配合 | ・ファンデーションの崩れを防止したい人 ・お肌の潤いや引き締め効果も欲しい人 |
クラブコスメチックス 「エアリータタッチミスト」 | ・お肌に優しい弱酸性 ・爽やかなラ・フランスの香り ・ヒアルロン酸&ボタンエキス&アーチチョーク葉エキス配合 | ・乾燥崩れをしやすい人 |
石澤研究所 「メイクを守るUVスプレー」 | ・高いUV効果(SPF50+、PA++++) ・ファンデーションだけでなくチーク崩れも防止 ・ノンアルコールタイプで低刺激 | ・メイク崩れを防ぎながら紫外線対策もしたい人 |
【参照:mybest メイクキープスプレー】
最近のメイク崩れ防止スプレーは優秀で、ただメイク崩れを防止するだけでなく、UVカットや保湿などの効果があるものが売れています。これらのスプレーは、コンビニやドラッグストアで800~3,000円以下ぐらいの価格で手に入れられます。
④手持ち扇風機を活用でメイク崩れをロックオン!
今年日本中(!?)で大流行しているのは手持ち扇風機です。1,000円以下の手頃な値段で売られていて、光るものやキャラクターものなど販売されている種類も豊富です。
去年までは人前で堂々と持つ人は一部の人という印象でしたが、毎年暑くなる影響を受け、今年は若い女子が手持ち扇風機を片手に歩く姿を毎日のように見かけます。
手持ち扇風機では、顔の汗湿気を防ぐこともできます。フェスや花火大会など長時間屋外にいる時は、忘れず持参した方がいいかもしれません。
2.夏祭りや真夏の成人式の前撮りのメイクはどうすればいい?
①乳液は塗らずに日焼け止めで代用を
本来であれば、メイクの前には化粧水→乳液→ファンデーション→ポイントメーク、の順が正統派のメイク方法です。これに日焼け止めも加えると、化粧水→乳液→日焼け止め→ファンデーション→ポイントメーク、と塗るものが多すぎてメイク崩れの原因となってしまいます。
メイク崩れを直す時間もない!という短時間の外出の場合は、化粧水→日焼け止め→ファンデーション→ポイントメーク、SPF30以上のオイルフリーのタイプの日焼け止めを乳液代わりに使いましょう。
みんな気になるっ!よくある夏の前撮りお悩み ~その2
Q:「振袖の前撮り中に、メイクが崩れて、振袖についちゃった!どうすればいい?」
A:「多少の汚れは気にしないで大丈夫です。汚れた箇所を、振袖スタッフに教えてくださいね。早めの処理なら、汚れが落ちることも多いのです。」
ちなみに、振袖の汚れについては当サイトの以下の記事でも解説しています。あわせて是非ご覧ください。
②日焼け止めもファンデもパフを使って内側から外側へ
パフを使えば少量をしっかり肌に密着させることができます。パフにファンデを少し取り、鼻などの中央のパーツから外側へずらして使用します。
③特にテカル部分にはブラシでパウダーを
小鼻周りや頬など、特にテカリやすい部分があれば、最後の仕上げにブラシで軽くパウダーをはたきます。
3.他にもこんなテクもメイク崩れに効果的です
①産毛を剃る
産毛の処理をしていないと、汗や皮脂が産毛にたまりやすくなります。また、顔の産毛はそのままにしておくと、顔色のくすみの原因にもなります。
②フェイシャルマッサージ
暑い夏はついつい、朝の洗顔を冷たい水でササっ!とてっとり早く済ませてしまう方も多いと思います。冷たい水では顔面の皮脂が十分に取れていない場合も多く、それが詰まって毛穴の広がりとクスミの原因となってしまいます。
普段の洗顔が雑かも?と思い当たる方は、ぜひ週末や平日に予定のない夜などにぬるま湯で丁寧にフェイシャルマッサージを試してください。
③コットンパック
時間があるときに、小鼻周りと頬にたっぷりと化粧水を含ませたコットンパックで肌を潤しましょう。
まとめ
夏のメイク崩れは悩ましいですが、イベントが多く楽しみが多い季節ですよね♪
ご紹介したメイク崩れ防止テクを使って、浴衣デートや振袖の前撮りなど、今しかできない思い出をたくさん作ってくださいネ。