成人式当日や前撮りをいれても1、2回しかない成人式の振袖の装いで、メイクは美容室やサロンで行うか、自分でメイクするか迷う方は多くいらっしゃるでしょう。ここでは、自分でできるメイクのポイントを含め、振袖姿におすすめのメイクやご自分に合うメイクについてチェックしてみましょう。
目次
1.自分で振袖メイクをするメリットとは?
成人式のメイクを美容室やサロンで行うと、お肌や振袖に合わせたメイクをしてもらうことができます。しかし、メイクにかかる費用は、美容室やサロン、地域などによって開きがあります。
メイクだけで予約するとおよそ3000円~6000円が相場のようです。そのため、レンタルなどで振袖の着用を考えているときは、着付けやヘア&メイクをセットで予約するのがおすすめです。 振袖に合わせてメイクやヘアセットをしてもらう場合は、割安になっていることがあります。単品として振袖着用時のメイクをしてもらうことを計画している場合は、価格を事前にチェックしましょう。
振袖を購入する人も、レンタルする人も、まずはお気に入りの振袖を見つけよう♪
①コストが¥0
成人式の振袖の着用時に、着付けやヘアセットなども依頼すると、ある程度の予算を考えておくことが必要になります。お食事や2次会なども含めると、少しゆとりのある資金計画も必要ですよね。そこで、おすすめはご自分でできるメイクです。
自分で振袖メイクをするメリットは、やはり費用がかからないということ。コストが「¥0」にすることができるのは、大きな魅力です。
②自分の希望通りのメイクができる
予算を考えたりお肌に合わせたメイクにしたりするときだけでなく、スケジュール的に美容室やサロンに行くのが難しいこともあります。そんなときには、希望通りの時間や肌状態などに合わせてメイクができる、セルフメイクがおすすめです。
美容室やサロンでメイクをしてもらうと、
- 費用が予定よりもかかった
- 普段のメイクと違うので、自分らしくないメイクに仕上がっていた
- プロの方であっても、一昔前のイメージのメイクになっていた
などの感想も挙げられています。せっかくの振袖姿ですから、イメージ通りのメイクができることも大切ですよね。
③事前に自宅で練習できる
成人式が行われるのは1月ですが、前撮りには連休や夏休みなどを利用する方もいらっしゃいます。自分でメイクするなら、ご自分の都合のよいときに振袖に合わせたメイクを研究したり、練習することもできるでしょう。
持っているメイクアップアイテムを利用すると、費用を抑えられますし、ご自分のお肌やイメージに合わせた表情を楽しめます。
2.どんな振袖にも合う!王道振袖用派手めメイクとは?
着物は、衣類の中でも少し派手めな衣装です。そのため、いつもよりも少し濃い目のメイクを目指すのがポイント。アイラインの色や、アイシャドウ、チークの色などで悩む場合は『着用する振袖』の柄の色から選んでみましょう。
①ベース
化粧くずれを防ぐためには、ベースメイクはポイントですが、普段のメイクと違い立体感をつけないのがポイントです。シェーディングやハイライトを控えめにするか、使わないようにすることとよいでしょう。
②目元
丸い目を強調することがポイント。アイラインは、ブラウン系などでアクセントをつけることもおすすめです。対照的に、濃いめの色の振袖着用時にはダーク系の色でまとめて大人っぽさを表現してみましょう。
③チーク
振袖着用時にチークの色が浮いてしまうと、普段のメイクよりも古めかしく見えることがあります。そのため、チークは肌に合わせて薄くのせることがポイントです。可愛らしくしたいと思っても濃すぎるチークは頬を強調しすぎてしまうこともあります。
式場の暖房が効いていると厚くなり頬が赤くなることもありますから、チークが濃すぎると“おてもやん”みたいになってしまう可能性もあり要注意です。
④リップ
口紅を使用することは大切なポイントです。派手めなメイクを目指すときには、控えめな唇よりも振袖に似合うことが多いのです。ピンクやベージュ系の色の振袖には、ピンクベージュの口紅、黒や深緑、紺、紫などの振袖には赤系の口紅がおすすめです。
⑤眉毛
和装や振袖に似合う眉は、濃い目でしっかりとした眉です。淡い色の着物やかわいらしい柄の振袖には、丸みを持たせ眉を描くと、やわらかくやさしいイメージの表情にすることができます。
⑥仕上げ
メイクが仕上げに向かうとき、ヘアメイクやヘアピース、かんざしなど、ヘアアクセサリーとのバランスもチェックしてみましょう。メイクによっては、ヘアアクセサリーの色や形を変えるほうがよい場合もあります。
振袖に合わせたバランスを考えて、エレガントな仕上がりやキュートな仕上がり、大人っぽい仕上がりなど、イメージどおりになっているかチェックしてみることが大切です。
まとめ
振袖に合わせてヘアスタイルやメイクアップを考えるのは、おしゃれな着こなしのポイントです。プロのメイク顔負けのご自分に合ったオリジナルメイクを練習してみましょう。少し派手目でもOKな和装のメイクのポイントがつかめると、成人式のあともさまざまな機会に振袖を着たくなるかもしれませんね。