成人式や結婚式、披露宴とフォーマルな席に気遅れすることなく着ていけるのが振袖です。未婚女性の第一正装ですが、レンタルする方が増えてきました。必要な時に、TPOに合わせて色々な振袖を選らべるので好まれているようですね。最近の人気振袖ランキングTOP10を色別でご紹介致しましょう。
目次
1.【古典】<ピンク>可憐な花柄モチーフ振袖
まずは、何と言ってもピンク。女の子が子どもの頃から大好きなピンクの花柄は、振袖でも人気なのです。
ピンクのシャクナゲが可愛らしく全身を覆っています。葉っぱの色も緑を押さえて、優しい印象です。青空を思わせるスカイブルーの帯揚げや帯締めが、さわやかな雰囲気を作っていますね。小柄な方にもお薦めの一枚でしょう。
ピンク地に四季折々の花が美しい振袖です。捻梅など着物独特の文様も入っていながら、現代風にまとまっています。帯締めと重ね襟に華やかなスカイブルーを持ってきました。
振袖を購入する人も、レンタルする人も、まずはお気に入りの振袖を見つけよう♪
牡丹を中心とした四季折々の花々が一面に広がる古典柄の振袖は、大変豪華な仕上がりの1枚。ピンク地に赤やオレンジ、緑や青とさまざまな色を使っているので、小物も多色でOK。真っ赤な帯揚げや水色の帯締め、オレンジの帯飾りなど、振袖ならではの華やかさがあります。
2.【レトロ】<ブラック>大きなモチーフが現代風振袖
個性派を狙うならブラック。ポイントは「大きな柄」です。
黒を基調とした中に金箔を施した柄は、何と言っても豪華です。深みのある赤が華やかな中にも落ち着きを表現して、成人式を過ぎた方でも着られる大人っぽい雰囲気があります。
漆黒と朱色が美しい、まるで一昔前の花嫁衣装のような振袖です。縁起の良い吉祥文様の松竹梅や桜文様、疋田絞りと数々の細工が施され、幅広い年齢の方々に愛される品。どんな場所に着て行っても好評価間違いないでしょう。
3.【モダン】<ピンク>牡丹柄でロマンチック振袖♡
華やかで美しい牡丹は、富貴の象徴とも言われています。ピンクと重ねれば、最強の人気柄です。
ビビッドピンクに鮮やかな牡丹と大きく羽を広げた蝶は、明るい未来に羽ばたく女性が着る振袖にはピッタリの柄。ピンク好きなら是非一度着てみたいですね。帯揚げには同系色の明るい紫を使いました。ピンクと紫のコーディネイトは上品でロマンチック。お薦めです。
白地に鮮やかなピンクの牡丹と菊や薔薇といった花づくしの振袖です。単調にならないように、帯揚げにはハッキリした色の黄色を持ってきて、引き締め効果を狙いました。華やかな帯揚げは振袖独特の着付け。帯揚げをしっかり目立せて、若々しい雰囲気にしましょう。
4.【クール】<ネイビー>艶やかな短冊モチーフ振袖
振袖は赤系統が主流ですが、実は青も人気の色なのです。特にネイビーは落ち着いた雰囲気があり固定ファンも多いと言われています。
流れのある短冊模様の中に、四季の草花が入っていて豪華な振袖です。特に目を惹くのは辻が花。裾や袖全体に広がっていて華やかです。帯は明るい黄緑、帯締めは黄緑の補色の紫、そして帯揚げは紫と同系色のピンクと小物の色使いを楽しんでみました。
青地に少し落ち着いた赤の短冊と花模様を疋田鹿の子で仕上げた本格派の振袖。白いボカシも効果的に入っています。全体が暗くならないように、明るい黄緑の帯を締めてみました。
5.【洋風】<イエロー>やわらかい雰囲気の花柄振袖
見る人の心を和ませると言われるイエロー。やわらかい雰囲気は人を笑顔にさせますね。
黄色とピンクのグラデーションがきれいです。花々も上品にまとまっていて、可愛いらしい。小柄な方にも似合う振袖でしょう。雰囲気を壊さないように、帯、帯揚げや帯どめもイエローとピンクで。
やさしい菜の花を思わせるような淡い黄色の振袖。藤色とのバランスも絶妙です。振袖の柄で使われていた黄色と紫を帯と帯揚げにもってきて統一感を出しました。
たんぽぽ色に水色の花模様の振袖は、ちょっぴりレトロ感が漂います。帯も同じレトロな鶯色です。思わず笑顔になってしまうような振袖は、見る人の心も穏やかにさせてくれます。
6.【ゴージャス】<ホワイト>薔薇柄で女度アップ♪振袖
最近の振袖柄でも洋花が増えてきました。筆頭は薔薇。何と言ってもゴージャスと言えます。
白に黒や金色の縁取りの薔薇模様は、少し色を抑え気味だからこそ、成人式でも目立つ存在になります。帯や帯締め、帯揚げなど小物に他の色を使って、自分だけのコーディネイトをしても面白いでしょう。
7.【ゴージャス】<オレンジ>ハーフアップに合うキュートな薔薇柄振袖
ハーフアップは、サイドの髪の毛だけを後で結ぶヘアスタイル。和装時のヘアスタイルに選ぶには、若い時でないと似合わないと言われています。振袖で使うなら、華やかに!
オレンジに大きな薔薇が重なる振袖ですね。重ね襟に黒レースを使ったりして大人可愛らしさを演出しています。髪飾りは華やかなものを選びましょう。大きなボリュームのあるタイプがお薦めです。
明るいオレンジに、赤や黒、緑と鮮やかな花々が散りばめられた豪華な振袖。特に大きな深紅の薔薇は印象的です。ヘアも着物に負けないように大きく盛って下さい。飾りもぜひ多色使いで。
8.【古典】<グリーン>フレッシュ!大胆な色合いの古典柄振袖
古典的な緑には、古典柄がピッタリ。レトロな雰囲気を楽しみましょう。
抹茶の緑が印象的。大きな文様もレトロな雰囲気満載です。帯揚げや帯締めの紫も、明るい古代紫で全体のイメージをコントロールしました。帯の七宝文は吉祥文様の一つで、縁起の良い柄。祝いの席にも使えるコーディネイトはいかがでしょうか。
やさしい緑色に丸みをおびた可愛らしい文様は、女の子らしいイメージが漂います。小柄な方にもお似合いの柄行きでしょう。帯を補色の穏やかなピンク系にすると、全体が引き立ちます。帯揚げも黄色一色で、帯の上にフワッと乗せるとバランスが良いですね。
9.【古典】<ブルー>美しい花柄にウットリ振袖
日本人の肌に合うブルーは、着る人を引き立ててくれます。落ち着きがある中にも華やかな花柄は、昔から人気の組み合わせです。
上品なロイヤルブルーは、大人気の振袖です。華やかに咲いた花も美しく、見とれてしまいますね。帯は明るい金色、帯締めは黒で美しいバランスに仕上げました。
裾模様の中心にあるのは、貝桶という貝合わせを入れた現代で言う宝石箱。御所車や手毬と同じく、古くから縁起の良い柄として使われてきた器物文様の一つです。その貝桶を囲むように描かれた花々は豪華絢爛。振袖にふさわしい柄使いになっています。
10.【古典】<オレンジ>元気度No.1!正統派振袖振袖
元気が出るビタミンカラーは何と言ってもオレンジ。洋服では鮮やかすぎて中々着ない色かも知れませんが、振袖でチャレンジしてみてはいかがですか?
明るく元気なイメージのオレンジの振袖。実は日焼けした方にも似合う色です。夏にちょっと油断してしまった時など、是非試してみて下さい。日焼けしたから着物が着られない・・・なんて、もったいないですよね。帯も同系色の亀甲文を使ってまとめてみました。
流水と松竹梅、四季の花など、オーソドックスな柄ですが、正統派と言われる人気の振袖です。半衿の白と、鮮やかなオレンジが美しく、清楚な印象となっています。
まとめ
いかがでしたか?振袖を選ぶ時は、普段着ている色を選ぶのも良いですが、案外別の色も似合う場合があります。せっかくレンタルするのでしたら、いつもとは違う色を選んでも良いかも知れません。まずはチャレンジしてみて下さい。