振袖を選ぶときにまず考えるのは「どんな感じのコーデにしよう」ということでしょう。
これは普段着ている洋服にも当てはまることですが、目指すコーデによって色柄や合わせる小物が変わってきます。
振袖もさまざまなコーデが考えられますが、その中でも年齢に関係なく好感度が高い清楚系は人気です。
そこで今回は清楚系の振袖の魅力やコーデのポイントについて解説します。
目次
1.清楚とは清らかですっきりしていること
辞書には清楚について、「清らかですっきりしているさま」と書かれています。
それ以外にも、きれい、おとなしい、清潔感、純真無垢、優しいなどのイメージを持っている人が多いかもしれません。
また色でいえば、何色にも染まっていない白や、学生の制服にもよく使われている紺、クリームや水色など淡い色が当てはまるでしょう。
2.清楚系振袖の魅力を活かしたコーデのポイントは6つ
清楚系の振袖が持つ魅力を最大限活かしたコーデをするには、次のようなポイントを押さえておくことが大切です。
2-1.振袖の色は白・クリーム・紺・水色がおすすめ
清楚系の振袖コーデにするには、まず振袖の地色は白・クリーム・紺・水色の中から選びましょう。
白は、清楚で初々しい雰囲気で、清楚感No.1のおすすめカラーです。
クリームは、白に柔らかさがプラスされた色で、優しい雰囲気を持っている色です。
白とクリームはどちらも似た雰囲気を持つカラーなので、迷ったときはパーソナルカラーで似合う色を選ぶと良いでしょう。
一般的には温かみがある黄み寄りの肌のイエローベースはクリーム、透明感のある青み寄りの肌のブルーベースには白が似合うと言われています。
次に、紺は、清潔感があり、落ち着きも感じられるうえに誰にも似合う、万能カラーの1つです。
水色は、初々しさや若々しさが感じられ、清楚や清潔感も感じさせてくれます。
淡い色では、ピンクやグリーンなどの振袖も人気ですが、可愛らしさや優しさのイメージのほうが強くなる傾向があります。
淡い色を選ぶ場合が、清楚と可愛いのバランスをよく見極めましょう。
2-2.振袖の柄は小さめまたは控えめなものがおすすめ
振袖の柄は、ダイナミックな柄や柄が大きいものよりも、小さめなものや控えめなものが清楚系コーデにぴったりです。
柄が控えめでも、使われている色が黄色や赤など、ビビッドカラーなものだと、モダンな仕上がりになってしまいます。
使われている色数が少なく、統一感のある色合いのものだと、さらにいいでしょう。
2-3.帯は薄めのピンク・ブルー・パープル系がおすすめ
白や淡い色の振袖は膨張色でもあるので、帯には引き締め色の黒や赤など濃い色を使ってもいいのですが、清楚感がよりアップするのは薄めのピンクやブルー、パープルなどです。
華やかさや品格をあげたい時は金色の帯を合わせるのもおすすめです。
ただし、振袖の柄によって合う帯は変わってきますから、全体のバランスを見ながらコーデを考えましょう。
2-4.ヘアスタイルはシンプルで品よくまとめるのがおすすめ
清楚な振袖コーデには、シンプルで上品なまとめたヘアスタイルがおすすめです。
髪の長さがボブくらいでまとめるのが難しい方は、毛先をワンカールすることで柔らかく清楚な振袖に馴染みます。
髪飾りをつける際も、あまり大振りのものは避け、振袖とリンクするような色を選びましょう。
2-5.ヘアアクセは振袖や小物の色や柄に合わせた控えめなものがおすすめ
ヘアアクセもヘアスタイルと同様に上品でさりげないものがおすすめです。
振袖や帯などの小物の色柄に合わせたものにするとコーデがよりまとまるでしょう。
2-6.ネイルはナチュラルで控えめなものがおすすめ
振袖を着るならネイルにもこだわりたいと考える人も多いのではないでしょうか。
清楚系コーデを目指すなら、あまり長すぎる爪や、飾りをつけられている爪は避けましょう。
程よい長さに整えて、ナチュラルな色味で控えめなデザインがおすすめです。
全体のバランスを見て清楚さが損なわれない程度に自分らしさを出したデザインにしてみるのも素敵です。
3.清楚系の振袖コーデには白く柄が控えめな振袖がおすすめ
清楚系の振袖コーデを目指すなら、色は白が定番です。他にクリーム・紺・水色がおすすめです。
振袖の柄や小物も淡い色合いのもので、派手すぎないデザインがおすすめです。
ヘアスタイルやヘアアクセ、ネイルなどは基本的にシンプルで上品なものがおすすめですが、振袖の清楚が損なわれない程度であれば遊びを加えてもいいでしょう。
着慣れない振袖のコーデですから、わからないこともいろいろあるでしょう。
そんな時はプロに相談するのがおすすめです。
振袖専門店「一蔵」では振袖のプロが揃っていますので、コーデ選びもスムーズです。ぜひ気軽にご来店ください。