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振袖は購入すべき?それともレンタルがいい?
成人式で着る機会がある振袖ですが、購入したほうがいいのか、それともレンタルがいいのか悩むことでしょう。また、購入とレンタルで値段は違うのかも気になる点だと思います。
この章では、購入したほうがいい場合やレンタルしたほうがいい場合について解説します。自分はどちらがいいのか検討してください。
購入とレンタルの値段の違いはなに?
購入とレンタルの値段の違いの1つ目は、仕立ての差によるものです。
購入する際には、自分の身体に合わせたサイズに作ってもらえたり、オーダーメイドで作ってもらえたりします。もちろん新品であり、初めて袖を通すのは自分です。生地から選ぶ場合は、正絹かポリエステル繊維かで値段が大きく変わります。
レンタルの場合はあらかじめサイズが決められています。仕立てをする必要がなく、着まわして使われるため、あらかじめ既成のサイズに合わせて仕立てられた振袖を着ることになるでしょう。
2つ目は仕入れの違いによるものです。
振袖を作って販売もしている、という振袖店はありません。自社の工場を持って自社でお店を構えているのではなく、振袖には以下のような流通形態があり、それが振袖の値段を高くしています。
製造元(染元、織元)⇒メーカー ⇒総合問屋(一次問屋)⇒地方問屋(二次問屋)⇒小売店や呉服店といった振袖販売店
また、振袖は「返品可能」な商品として扱われています。売れ残ったら返品されてしまうため、日に日に振袖を作る製造元も減りました。
しかし、ICHIKURAでは、このような振袖業界の常識を破り、「製造元から振袖を買い取る」という仕組みを取っています。そのため、高品質な振袖をリーズナブルな価格でご提供が可能です。
購入したほうがいい場合
振袖を複数回着る機会がある方は購入したほうがいいでしょう。着る機会がある度にレンタルをするとなると、毎回費用がかかります。
しかし、購入すれば、自宅で保管できて、いつでも何度でも着られるため、購入したほうが安く済む場合があります。3回以上振袖を着る予定であれば購入がおすすめです。
レンタルのほうがいい場合
成人式でのみ着る方は、振袖をレンタルするほうが購入するよりも費用は安くなる傾向にあります。高額なお金で購入して一度しか着ないのはもったいないでしょう。
また、新作の振袖や流行に合った振袖を着たい方は、レンタルならその都度好みの振袖を着られますが、購入して、また何年後かに着るとなった場合は、時代と少しずれたレトロ感が出ることがあります。その当時は購入した振袖の柄が好きだったとしても、何十年か経過して好みが変わったら、別の振袖が着たいと考えることもあるかもしれません。
そのような方はレンタルしたほうがよいでしょう。
購入とレンタルそれぞれのメリットやデメリットを解説
振袖を購入するにしてもレンタルするにしても、それぞれにメリットやデメリットがあります。予算やライフスタイルなどから自分に合った方法を選ぶとよいでしょう。
購入のメリットとして3つ挙げます。
- 自分の身体に合わせて仕立ててもらえる
- 何度でも着られる
- 形で残せる
購入のデメリットは、以下の3つです。
- アフターケアが大変
- 価格が高い
- ほかの振袖を着ることができない
レンタルのメリットとして3つ挙げます。
- 費用が抑えられる
- クリーニングやメンテナンス、保管の手間がかからない
- 色々な振袖が着られる
レンタルのデメリットは以下の3つです。
- 自分のサイズに合わない
- レンタル期限を過ぎたら着られない
- 予約が取りづらい場合もある
以下に詳しく解説します。
購入のメリット3選
1つ目は自分の身体に合わせて仕立ててもらえることです。レンタルだと、サイズがあらかじめ決められていて、その中から選ぶ必要があります。よって好みの柄の振袖が自分のサイズに合わないという場合があるでしょう。
しかし、購入して自分のサイズに仕立てた振袖だと、着るときに補正が少なくなり、着付けの時間を短縮できます。
2つ目は、成人式以外で着る機会があれば、何度でも着られることです。初詣や友人の結婚式などで振袖を着たいと考えている方は、その都度レンタルするよりは、購入のほうが安く済む可能性があります。
3つ目は、振袖という形に残せることです。振袖はきちんと管理して保管すれば、長く着られます。妹や娘などに受け継ぐことができるのがメリットでしょう。振袖を見るたびに、自分の成人式の思い出が蘇ってくるため、形に残したいと考える方もいます。
購入のデメリット3選
購入のデメリットの1つ目は、アフターケアが大変という点です。振袖だけでなく、長襦袢や帯、カバンなど小物もたくさんあるため、一つずつクリーニングや汚れ落としをして、きちんと保存する必要があります。
桐たんすや収納箱で保管をして、年に1度は振袖の状態の確認と、陰干しを行うことが重要です。
2つ目は価格が高い点です。レンタルだと20万円から借りられることがありますが、購入は、レンタル以上にお金がかかります。生地や刺繍、大きさなどによって価格は変わるため、予算を決めて選ぶ必要があります。また、振袖だけでなく、小物や着付け代、ヘアメイク代なども別途必要なので、費用がよりかかると考えてよいでしょう。
3つ目は、ほかの振袖を着ることができないことです。一度購入すれば、何度も着られるのはメリットですが、もし違う振袖を着たいと思った場合にはレンタルするしかないため、再度費用がかかります。
また、好みが変わってしまえば、購入した振袖を着なくなる可能性が出てきます。そのため、飽きずに着られる柄や色を選ぶ必要があります。
レンタルのメリット3選
レンタルのメリット1つ目は、購入より費用が抑えられることです。購入のデメリットでもお伝えしましたが、振袖だけでなく小物類も全て揃えるには費用が高くなります。
しかし、レンタルだと、購入より安く抑えられるため、低予算で振袖が準備できます。
また、レンタルでは、振袖と小物がセットになっているプランがあるため、自分で振袖や小物を揃える必要がないのもメリットでしょう。
メリット2つ目にクリーニングやメンテナンス、保管の手間がかからない点が挙げられます。レンタルをすれば、着用したら返却するだけで済みます。しかし、購入した振袖だと、クリーニングに出して、きれいに折りたたんで保管しなければ、傷んでしまうことがあります。
手間がかからないのはレンタルのメリットだと言えるでしょう。
メリット3つ目は、色々な振袖を着られることです。購入すれば、同じ振袖を何度も着ることになります。しかし、レンタルだと、その都度自分が着たい振袖を選べます。トレンドに合わせて振袖を着たい方にはレンタルがおすすめです。
レンタルのデメリット3選
デメリット1つ目は、自分のサイズに合わない場合があるという点です。あらかじめ決められたサイズで作られているため、自分に合うサイズが見つからないことがあります。もちろん、着るときには補正をしますが、肩幅やウエストなど細かい調整が必要となります。
また、好きな色でも合うサイズがない場合は、着ることができません。自分の体型に合わせた振袖を着たい方は、購入がよいでしょう。
デメリット2つ目は、レンタル期限を過ぎたら着られないことです。レンタルをしたら、必ず返さなければなりません。思い出が詰まった振袖も、レンタルでは自分の手元に残らないため、寂しさを感じる方がいるでしょう。その場合は、写真撮影を行い記念に残しておくと後で見返せるため、おすすめです。
デメリット3つ目は、予約が取りづらい場合があることです。特に成人式は、1年から2年前には、振袖の予約が開始されます。まだ早いからといって後回しにしてしまうと、人気のデザインはすぐに予約されて着られないことがあるため、早めの予約が必要です。
このように、各メリットやデメリットを知ったうえで、自分はどちらがいいのか検討してください。
振袖の値段はいくら?購入とレンタル料金比較
振袖を購入するにしてもレンタルするにしても、値段はいくらか気になるでしょう。購入する場合の料金や、レンタルする場合の料金を比較します。予算内に収めたい方、自分の好きなように選びたいという方など、迷っている方は参考にしてください。
購入する場合の料金はいくら?
振袖を購入する場合は、20万円以上はかかることが多いでしょう。生地や素材、刺繍の有無によっても値段は変わります。完全オーダーメイドになると、100万円以上もすることがあります。
購入プランでは、小物一式と振袖一式がセットになっているものもあります。しかし、振袖しか購入できず、中に着る肌着や、帯類、バッグなど小物は自分で選んで購入するという場合もあるため、購入するお店で確認をしましょう。
ICHIKURAの振袖は、さまざまな色や柄が揃っているため、予算内に合わせて選ぶことが可能です。振袖だけでなく、肌着や小物も一式セットになったプランがあるため、ICHIKURAだけで振袖の準備ができます。
レンタルする場合の料金はいくら?
レンタルをする場合は、10万円から40万円ほどかかります。着物のレンタルは、フルセット(小物や肌着、着付け、前撮りプラン込み)の場合と、振袖のみの場合があるため、注意しましょう。
振袖のみのレンタルの場合は、20万円ほどでしょう。振袖の購入に比べるとお手頃な値段で振袖が借りられます。レンタルできる場所は、レンタル店、美容室、呉服店などがあり、プランもさまざまです。
振袖一式と撮影プランが入っている金額と思っていたが違っていた、ということにならないように必ず内容を確認しましょう。
ICHIKURAでの振袖レンタルなら、振袖だけでなく、小物や肌着、前撮りプランもついてお得です。
まとめ
本記事では、振袖の値段や、購入またはレンタルのメリットやデメリットを紹介しました。購入をすれば、手元に残っていつでも何度でも着ることができますが、値段が高く、お手入れもしなければならないとわかったのではないでしょうか。
一方、レンタルは一度しか着ない方、お手入れが難しい、安く抑えたいという方にはおすすめです。
振袖を購入するには、20万円以上で、素材やオーダーメイドになると100万円以上かかることがあります。レンタルは10万円から借りられるところがあるため、購入するよりは値段は抑えられるでしょう。
自分の予算や、何度も着る機会があるかを考えて、購入かレンタルか検討してください。ICHIKURAでは、購入やレンタルも可能です。ぜひご来店ください。