成人式に振袖を購入したい人にとって気になることと言えば、振袖を購入する時期。いったい、いつ買うのがベストなのでしょうか。成人式に振袖を着る場合の購入時期についてご説明します。
目次
1.振袖を購入する時期はいつがベスト?
振袖を購入するのにベストの時期は、ズバリ「1年前の1~3月頃」。ちょうどニュースなどで成人式の様子が流れ「来年は私も成人式だ」という意識ができる頃です。振袖を購入するのであれば、この頃にはお店に行くようにするといいでしょう。
2.どうしてそんなに早いの?
①新作と旧作の両方から選べるから
1月になると、成人式の様子が報道され、親子ともども「来年はうちも成人式だ」という意識が高まります。このタイミングを狙って、各振袖専門店は新作を発表し、翌年の成人式向けのカタログを作成します。それが、だいたい1~3月頃。
つまり、1~3月にお店に行けば、旧作に新作も加えたカタログを見て、好きな柄の振袖を選ぶことができるというわけです。
振袖を購入する人も、レンタルする人も、まずはお気に入りの振袖を見つけよう♪
②下見をする時間が必要だから
振袖は、けっしてお安いものではありません。納得して、後悔しないような1枚を選びたいものですよね。そのため欠かせないのが下見です。 カタログを取り寄せ、実際に店舗を見て回り、試着する時間をできるかぎりしっかりとりたいもの。
そのためにも、早めに行動を起こすことをおすすめします。
③誂(あつら)える時間が必要だから
あらかじめ誂えてある洋服と違い、振袖はほぼお誂え、つまりオーダーメイドです。着る人の体型を採寸して作るので、購入してから実物が届くまでには時間がかかります。 振袖の場合、お誂えにかかる時間はだいたい3ヶ月程度。
つまり、3月に注文したとしても仕上がってくるのは6月です。 成人式の時期が迫ってくると注文が増えるため、お誂えにやや時間がかかることも考えられます。余裕を持って準備をしておきたいなら、やはり早めに注文しておくのがベターということになります。
④成人式前に写真撮影をするため
せっかく振袖で迎える成人式、記念として写真を撮っておきたいものですよね。ところが、成人式当日は忙しくて、なかなか記念写真を撮る時間がありません。そこで一般的なのが、記念写真の事前撮影です。 事前撮影で人気の時期は夏前。
日焼けでお肌にダメージを受ける前に撮りたいという人が多いためです。また、夏前の涼しい時期であれば屋外での撮影も楽。新緑も美しいため、背景もきれいに撮ることができます。 夏前に早めに記念撮影をしておきたいなら、仕立て上がりの時期も考慮すると1~3月には注文しておかないと厳しいでしょう。
3.損しない購入方法とは
①たくさんのお店で実物を見る
損しない、納得のいく振袖の購入方法は、まずたくさんのお店に行って実物を見ることです。 振袖は、カタログで見たときと実際に見たとき、そして羽織ってみたときで印象が異なることも珍しくありません。
カタログで見て気に入ったけど、実際見たらイマイチ合わなかったということもあります。カタログはあくまで下調べのひとつとしてとらえ、決めるのは実物を見てからにすることをおすすめします。
②予算を決める
一般的に、振袖の価格はいいものほど高くなります。そして、上限を見るときりがありません。ですから、振袖を購入する際は、事前に「トータルの予算はこの程度」ということを決めておくことをおすすめします。
予算が決まれば、ショップのスタッフに「この予算内で探している」と言っておくといいでしょう。スタッフもその金額に合わせて振袖を探してくれるはずです。
③早割やキャンペーンを利用する
振袖専門店の中には、早期購入者に特典を用意しているところもあります。価格の割引はもちろん、キャンペーンで小物がセットになることや、成人式の着付け、ヘアメイク、前撮り写真などがつくことも。これを利用すれば、かなりお得に成人式の振袖を購入することができます。
振袖専門店に下見に行ったときには、早期購入者特典はないか、ある場合はいつまでの購入がおトクなのかを確認しておきましょう。
まとめ
早めに振袖を購入しておくと、余裕をもって、且つお得に成人式の準備をすることができます。まだ早いかもと思わず、まずはカタログのお取り寄せからはじめてみるのはいかがでしょうか。