結婚式は、独身最後の日。せっかくだから、成人式で着た振袖を着たいという人もいることでしょう。そこでここでは、成人式で着た振袖を自分の結婚式で着るときの注意点などについてご説明します。
目次
1.振袖はハレの日の第一礼装。堂々と着よう!
まず気になるのは「そもそも、自分の結婚式に振袖を着るのはアリなの?」ということ。
結論から言うと、大丈夫です!
振袖は、未婚女性の第一礼装。これ以上格の高い和装はありません。吉祥文様を使った柄は見た目も非常に華やかで、おめでたい雰囲気もたっぷりです。
また、もし母親などから譲り受けたものなどの思い入れがある1枚であるならば、きっと家族全員にとって感慨深い、印象に残る結婚式となることでしょう。 また、振袖の特徴のひとつに、和洋折衷の雰囲気を出しやすいというのがあります。
たとえばあえて新婦だけ和装(振袖)をして、新郎は洋装のままでエスコートしてもらうという演出だって、おしゃれにきめることができます。あなたらしい、個性的な結婚式を挙げられそうですね。
振袖を購入する人も、レンタルする人も、まずはお気に入りの振袖を見つけよう♪
ぜひ、堂々と振袖を着て結婚式を迎えてください。
2.ウェディングドレスも着たい人はお色直しで着よう
とはいえ、結婚式を挙げる以上、やっぱりウェディングドレスも着てみたいという人もいることでしょう。
そのような場合は、結婚式と披露宴のゲストのお迎えはウェディングドレスで、披露宴の途中に振袖にお色直しをするという方法もあります。 ただし、ウェディングドレスから振袖へのお色直しをする場合は、着替えに少々時間がかかります。ウェディングプランナーと相談して、着替えを手伝う人を増やす、お色直しの間に招待客に楽しんでもらえるような企画を考えるなどの案を出しておくといいでしょう。
また、結婚式は白無垢で挙げ、最初のお色直しは振袖に、2回目のお色直しはウェディングドレスにするというアイデアもあります。和装から洋装への着替えは、洋装から和装に比べると比較的時間が短くできるというメリットがあります。
しかし、2回お色直しを入れると、披露宴がなんとなく慌ただしく感じられてしまう可能性もあります。やはり、ウェディングプランナーや新郎、場合によっては両親とも相談し、ベストな方法を探してみてください。
3.自分の結婚式で振袖を着る時の注意点
①会場によっては持ち込みがNGの場所も
結婚式場によっては、衣装の持ち込みがNGの場合があります。また、OKだとしても、持ち込み料が必要な場合がほとんど。結婚式で振袖を着たい場合は、下見の段階で衣装の持ち込みができるのか、できる場合持ち込み料はいくらなのかを確認しておきましょう。
持ち込みがOKの場合、前日から預かってもらえるケースと当日持ち込まなければいけないケースがあります。前日から預かって貰える場合は、シワを取るために着物ハンガーなどにかけて吊るして保管してもらえるかどうかも確認しておくとベターです。 もし吊るして保管してもらえない場合、あるいは当日持ち込みしかできない場合は、家で前日から吊るしてシワを取ることを忘れずに。
②お色直しの時間を考慮し髪型を決める
お色直しで振袖を着る場合、気になるのが時間。洋装から和装へのお色直しは時間がかかりがちです。なるべくゲストをお待たせしないよう、工夫をしておきたいですね。
特に考えておきたいのが、ヘアアレンジ。おすすめは、振袖にも似合うようなすっきりしたまとめ髪。ヘアメイクの打ち合わせには振袖の写真も忘れず持参して、どんなヘアアレンジがいいかを相談するといいでしょう。
まとめ
自分の結婚式で振袖を着るときの注意点などについてご説明しました。思い入れのある、大切な振袖で迎える結婚式はまた格別なもの。ぜひ、成人式の振袖を着て、印象に残る結婚式を挙げてください。