振袖の色を白にしたいけど、自分には似合うのか、シンプルになりすぎないか気になる方もいるでしょう。白色の振袖には「清楚で女性らしい雰囲気」「柄が映える」というイメージがありますが、柄や小物で印象をガラッと変えられます。本記事では、白色の魅力や、白色の振袖に合う小物や髪型を紹介します。カテゴリー別にコーディネートも紹介するため、白色の振袖を華やかに着こなして、一生の思い出を作りましょう
目次
白の魅力とは
白の魅力とは、シンプルな色であり、合わせる色によって変化できることです。色よりも柄をはっきり見せたいという場合に、白はピッタリの色でしょう。どのような色と合わせても馴染んで調和できるのが魅力です。
また、光を反射する最も明るい色です。ガーゼや脱脂綿、白衣の色なので、清潔感の象徴でもあります。
白のイメージからなる性格は以下のものです。
- 真面目
- 意志が固い
- シンプルなことが好き
- 人を信じる
- 理想に向かって努力する
白といっても、種類が多くあります。たとえば、純白やベージュがかったオフホワイト、淡く黄色がかった白色のアイボリーなどです。
白色の振袖のイメージは「純粋、清楚」
振袖は色によってイメージが異なります。振袖における白色のイメージは「純粋、清楚」です。白を選んだ場合、振袖の着姿から純粋さや清楚さという印象を与えられます。
また、振袖は柄によってイメージを変えられます。白色は柄を引き立たせる役割があるため、身につける小物によって、可愛く、そしてカッコよく魅せることが可能です。
また、白は太って見える色である膨張色だと認識されています。しかし、白の振袖で無地というのは珍しく、模様や柄が入っていることがほとんどのため、膨張して見えることは少ないでしょう。ほかの色の振袖とは異なり、逆にすっきりした印象になります。
白色の振袖が人気の理由とは
「新たな」というイメージがある白は、新しいスタートには最適な色です。まだ何色にも染まっていない未来へと歩み出すという意味が込められ、成人式に合う振袖だと考えられてきました。
白の振袖は、誰が着ても純粋、清楚に見えることから、取り入れやすい色です。また、組み合わせる色によってイメージを変えられるのが特徴です。たとえば、白地にカラフルな柄を合わせると可愛さが増しますし、赤の柄を合わせると華やかさを演出できます。
このように、白は柄を映えさせるため、柄にこだわりがある方には白の振袖がおすすめです。
白色の振袖を着ると、以下のような印象を持たれます。
- 優しくてふわふわした雰囲気
- 品がある
- 肌が色白く見える
人と被りにくいという魅力もあるため、赤やピンクなどの定番色以外の振袖を着たいという方には白がおすすめです。
白色の振袖が似合う人の特徴とは
白色はほとんどの日本人に似合うとされていますが、特に白色の振袖が似合う人の髪色と肌の色の特徴を解説します。
自分に当てはまるものはあるか、確認してみてください。
髪色編
白が似合う人の特徴として、黒髪の人が挙げられます。日本人はそもそも黒髪の方が多いため、ほとんどの方に似合います。髪の黒と振袖の白のコントラストがきれいに映るでしょう。
次に、茶色の髪色です。茶髪は白色の振袖に調和します。振袖が白で明るいため、顔まわりを締めて見せられることが暗めの髪色のメリットです。特に、柄に黒が入っている振袖の場合、暗めの髪色だと大人の落ち着きが増すこと間違いなしです。
肌の色編
白が似合う人の特徴として、白い肌が挙げられます。肌が白いと、くすんで見えることがないため、肌の白さがより引き立ちます。肌が白い人が白い振袖を着ることで、より透明感が出て、ほかの色の振袖では出せない魅力を演出できます。
一方で、肌が黒い方だと、白色の振袖の影響で、より黒さが目立ってしまうことがあります。そのため、振袖の一部に白が入っているものを選びましょう。色の対比できれいに魅せることができるはずです。
パーソナルカラーでいうとブルーベースの方
パーソナルカラーとは、自分の肌や瞳の色などから総合的に判断して、自分に調和する色のことです。似合う色とも言われます。
自分のパーソナルカラーを知ることで、魅力が増したり、服をきれいに着こなせたり、身体が引き締まって見えたりするという効果を発揮します。
白色の振袖が似合うパーソナルカラータイプは、ブルーベースです。ブルーベースのタイプは冬と夏の2種類あります。
ブルーベースの冬タイプの方には、純白が似合います。黒の瞳が強調されて、よりクールな印象が与えられます。ブルーベースの夏タイプの方には、オフホワイトが似合います。きめ細かくソフトな肌を持つため、透明感がさらにプラスされ、華奢に着こなせます。
白色を着こなすコーディネートを紹介
振袖の白を着てみたいと思った方に、白色を着こなすコーディネートを紹介します。ICHIKURAでは、白を基調とした振袖を多く扱っております。
- 白に大きめの柄のカッコいい振袖
- 可愛く着こなす振袖コーディネート
- 大人っぽさを演出できる白の振袖
この3つを写真付きで紹介するため、参考にしてください。
白地に大きめの柄のカッコいい振袖
白と黒のまとまりのある配色で、落ち着いた印象の振袖です。金彩、銀彩の牡丹が描かれ、豪華さを漂わせています。牡丹に金彩銀彩の加工を施しているため、斬新かつ高級感のある雰囲気に仕上がっている、カッコいい1枚です。帯と髪飾りに紺を取り入れ、クールさを演出しています。
バッグは黒、または金色が入っている色を選ぶと、よりカッコいい印象になること間違いなしです。
振袖の詳細はこちらです。
次は、白にくすみのある水色が映える振袖です。青色の花と灰色の花びらが淡いタッチで描かれていて、優雅さを感じられます。白い帯にはうっすら模様があり、帯締めには花を用いることで統一感ある仕上がりになっています。帯揚げには振袖に使用されているくすみカラーを取り入れて、まとめています。
女性らしさを表現しつつ、金彩加工と刺繍による品の良さと、配色のおしゃれ感が出ている1枚です。髪をアップにまとめると、肌の白さと振袖の色が引き立ち、凛とした姿になるでしょう。
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可愛く着こなす振袖コーディネート
白×ピンク柄で可愛くフェミニンにまとめた振袖です。上前身頃と背中から袖にかけ、色調と柄を変えることにより、「菊華浪漫」「山取り牡丹」2つの世界を表現しています。
花菱紋が浮かぶ、古典にふさわしい生地です。色使いと古典の融合が華麗さを引き立たせます。本友禅とは違った濡れ書き技法を採用しているため、柔らかさのある古典柄に仕上がっています。
帯締めにはパールを使用することで、ゴージャスさがプラスされ、大人可愛い仕上がりになっています。髪飾りには、ピンクと白の花を散りばめていますが、水引きや金箔を施すとトレンドを意識した仕上がりとなるでしょう。
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大人っぽさを演出できる白の振袖
薄いグレーの生地に、白い洋花が描かれている振袖です。真っ白は苦手という方は、少し色が入ったくすみカラーのような生地の振袖なら、着やすくなるのではないでしょうか。肌にも馴染みがよく、顔色を明るく見せることができます。
色はあまり用いられておらず、無地のような振袖のため、シンプルな振袖がいいという方にはおすすめです。モダンな感覚に着物の落ち着きも感じさせる1枚となっています。
帯と髪飾りには同じ色味を使うことでエレガントさを演出し、大人っぽさを感じさせる1枚です。
レース巾着などを取り入れると、さりげなく高級感をプラスしてくれます。振袖の柄がカラフルではない、シンプルな振袖と合うでしょう。
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白色に合う小物とは
白色の振袖だと顔周りが物足りなくなってしまうため、色の入った重ね衿を合わせるとよいでしょう。
ゴージャスなモダン柄には、レースのグローブなどを取り入れると斬新なコーディネートとなり、個性が出せます。
清楚なイメージを活かすなら、小物を白系に統一するとよいでしょう。レースやパールを用いることで、ゴージャスに魅せることができます。
差し色を入れたい場合は、明るめの帯や髪飾りでアレンジすると、可愛さがアップします。
小物使いにこだわり、自分らしい振袖の着こなしを行ってください。
まとめ
本記事では、振袖の白色のイメージや魅力を紹介しました。白は清楚や純粋というイメージがあり、どのような色と合わせても馴染んで調和できるのが魅力です。
白といえば、純白が頭に浮かびますが、アイボリーやオフホワイトのように、色が少量混ざった白色もあります。
白色は太って見える膨張色だと認識されていますが、模様や柄が入っていれば、太って見えることは少ないです。積極的に取り入れてみるとよいでしょう。
白い振袖が似合うのは、黒髪または肌が白い方です。黒髪だと濃淡がきれいに見え、肌が白いと白さがより際立ちます。もちろん、黒髪や白い肌の方でなくとも、小物でアレンジすることで白が似合う姿に変えられるため、ぜひチャレンジしてみてください。
ICHIKURAでは、白の振袖を扱っております。コーディネートもお任せください。