振袖レンタルはCDやDVDを借りるのとは違って、一生に一度のことなので、1人で下見に行くのは気が引けますよね。学生さんであれば、「お金もないし契約できないし、、」気が引けるのは当然です。
では、振袖レンタルの下見は誰と行くのがベストなのでしょうか。今回の記事ではその点についてクローズアップしてみたいと思います。
目次
1.振袖レンタルの下見とは?
①みんなどこで振袖を購入するの?
振袖レンタルをする人は、成人式で振袖を着る人全体の約半数にのぼります。その中でどれくらいの方がネット通販を利用しているか気になりますよね。振袖でなく着物についてのデータは経済産業省が取得していますが、振袖についての正確に調査したデータは今のところ見つかりません。
経済産業省線維課|事務局からの報告(アンケート調査結果)平成27年5月19日
※上記URLをクリックすると、経済産業省線維課作成のアンケート(PDF)へリンクします
そのため、正確なところは分からないのですが、経済産業省線維課が行った上記アンケート調査結果によると、着物のネット通販については全体の1割弱という結果になっています。その代わり、着物の情報収集いついてはインターネット検索やSNSが第1位となっています。振袖についても、情報収集は主にインターネットで、実際に振袖を決定する時は実店舗、ということが言えるのではないでしょうか。
②振袖の下見の極意
振袖レンタルはCDやDVDを借りるのとは違って、一生に一度のことなので、気合いを入れていきましょう。以下、振袖の下見時にチェックしたい事項のリストです。是非参考になさってください。
【振袖の下見でチェックすべき事項リスト】
- 店内は清潔でよく整理されているか
- 店員はこちらの質問に真摯に答えてくれるか
- 店員の振袖に対する知識はどうか
- 振袖の品質(柄の発色の良さ・生地の厚さや光沢・生地は正絹?)はどうか
- 振袖にセットされている小物で完全に着付けはできるのか(自前で揃えなければいけないのは髪飾りのみか)
- 料金に含まれているものと含まれていないものは明確になっているか(前撮り・前撮り着付け・成人式当日着付けはついているか)
- レンタル期間は何泊何日なのか
- 返却時、微細な汚れの場合はクリーニングなしでOKか
実際には、店員さんとのコミュニケーションの流れもあるので、上記の項目の全てを性格に確認するのは難しいかも知れません。上記の太字の部分(振袖の品質と料金形態のチェック)については必ずチェックしたいところです。
③振袖店や写真館へWebのフォームや電話で予約しよう
振袖レンタルは振袖専門店・呉服店・デパートの振袖コーナー・写真館などさまざまなところで実施しています。いきなり訪問しても大丈夫なところとそうでないところがあります。
いきなり訪問しても大丈夫なお店は振袖店です。それ以外の場合は、Webをチェックして下見予約が必要なのかを確認し、必要であれば予約をしてから行きましょう。その際、「ネットで見た〇〇の振袖が見たい」などと希望を言うのも忘れないようにしましょう。
2.振袖下見のメリット・デメリット
①メリット:ネットだけではわからない本当の在庫と試着
Webサイト上で「〇〇県最高の品揃え!」と謳っていても、実際にはそれほどでもなかった、、なんてコトも実際にはあるようです。また、画像でみた時と実際にみた時では色合いなどのイメージが違います。また、実際に着てみることであなたの身体や肌の色にぴったりなのかもチェックできます。
②デメリット:もしかして勧誘にあうかも??
振袖の下見に行って、販売員さんに勧誘されない?なんて少し緊張してしまう方もいるかもしれません。気持ちは分かります。でも、振袖の下見は絶対した方が良いと思います。なぜなら、結構高額だからです。
筆者はある洋服ブランドの販売員をしていましたが、やはりお客様がいらっしゃれば商品の説明をしたり、似合いそうな小物をオススメしていました。だって、それが仕事でしたから。押し売りするのは良くないですが、過剰に販売員さんを警戒するのももったいないですね。「今は見ているだけです」「他も見てから検討します」とハッキリと答え、じっくり考えてから予約をすればトラブルにもなりません。
3.振袖店への下見を友達と行く場合の注意点
一緒に行くお友達が振袖にどのような気持ちでいるのかを考えてから下見に行くのがベストです。何故かと言うと、あまり振袖に興味のない女の子を誘ってもその子は待ち時間がツライものです。また、あなたが「これどう思う?」と聞いても、「高いよ」「そのお金で〇〇が買えるね」などと言うマイナスの意見を言う可能性もあります。
そのため、あなたと同じように振袖選びを楽しみたい女の子、趣味や考えが近い女の子と下見に行けば、振袖選びの良きパートナーとなってくれるでしょう。
4.振袖店への下見をお母さんと行く場合の注意点
お母さんと振袖の下見にいく方も多いものです。この場合も、お店でケンカにならないよう事前に振袖についてよく話あうことが大事です。お母さんの考える予算、わたしが欲しい振袖の値段、そして何色でどんな柄の振袖を着たいのか、などカタログを見ながら打ち合わせしましょう。
また、お母さんに希望もよく聞くのも重要です。お母さんは最終的にあなたが成人式で素敵な晴れ姿を披露するのを心から応援しています。お母さんの意見を無視するのではなく、できるだけ双方の意見に歩み寄ること。これも、振袖選びの極意です。
5.東京でオススメの振袖店はこちら!
東京で振袖をお探しなら、是非以下の一蔵振袖店をご活用ください!楽しい振袖選びをお手伝いできるスタッフが揃っています。
一蔵 銀座本店 https://furisode-ichikura.jp/shop/ginza/
一蔵 新宿店 https://furisode-ichikura.jp/shop/shinjuku/
一蔵 上野店 https://furisode-ichikura.jp/shop/ueno/
一蔵 八王子店 https://furisode-ichikura.jp/shop/hachioji/
まとめ
最後までご覧いただき有難うございました。この記事では振袖の下見についてさまざまな角度から触れてみました。結局、振袖の下見についてはお友達と行っても最終的にはご家族の方と行くことになります。お友達と行く時は店の下見、ご家族(お母さま)と行く時は本当に振袖を検討する、というように下見に行く目的で、一緒に行く相手を分けると上手な下見ができますよ。