振袖の予約について全て教えます!下見にお金がかかるお店もあるので注意

女子の二十歳のイベントと言ったら「成人式」の「振袖」です。最近は振袖をレンタルされる方も多くなってきました。実はこのレンタルの予約時期が思ったよりも早まっていることをご存知ですか?振袖のレンタル予約のポイントと注意点をご案内します。

1.振袖の予約とは?

①来店予約のこと

「振袖の予約」というと、「購入予約」や「レンタル予約」を思い浮かべる方も多いでしょう。もちろん、それらをいう場合もありますが、一般的にはまずは「着物店に来店する予約」と思って下さい。振袖を下見する場所は、知り合いの呉服店や気になる着物屋さん、ネットショップの着物を実際に見ることができるサンプルショップ、振袖の展示会などさまざま。これらのお店に行く予約から始める事が、成人式用の振袖選びのスタートです。

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最初は見るだけでも大丈夫。まずはお店に来店して、どんな振袖を着たいのか、自分に似合う振袖とはどんなものかをイメージしてみましょう。 ただし1人で行くことはおすすめしません。たとえ、初回少し見るだけのつもりでも、お母様やお婆様など大人の方と行って、意見を言ってもらいましょう。和服には洋服と違った感覚があるのです。特に振袖は未婚女性の第一正装ですから、それなりの品格も必要となります。自分に似合っていて、礼装としての格もあり、予算内で収まることをチェックするのも予約の時に忘れてはいけない条件なのです。

② 買いたい振袖をおさえる意味も

色々と振袖を見て欲しいものが決まったら、いよいよ「買いたい(借りたい)振袖」を成人式当日に着られるように予約します。着物には、帯や帯揚げ、帯締めなどさまざまな小物がありますから、セットで予約するようにしましょう。小物が変わると、着物姿の雰囲気も大きく違ってきます。「自宅にある帯を使いたい」などの希望があれば、きちんとお店の担当の方に伝えて下さい。あやふやなままにしておくと、トラブルの元になります。使いたい小物があるなら、試着の段階で持参して、振袖に合わせてみるのもよい方法です。

③洋服と違うので、試着したいなら予約が必要

確かに着物は多少の体型の違いは気にせず着ることができますから、フィッティングは、洋服の時のようには必要ないかも知れません。しかし、似合うかどうかを確認す点からいうと、やはり試着するのが一番なのです。着物は肩に掛けるだけでも、顔うつりが良いのか悪いのか分かります。似合うものは、鏡を見た一瞬で「あっ素敵!」とピンとくる場合もあるのです。 振袖を試着するなら、ぜひ事前予約をして下さい。その際、試着したい振袖のイメージをお店の方に伝えられればよいかも知れません。

プロの着物アドバイザーがいらっしゃる着物店も多いですから、予約当日はその方についていただいて、色々と希望を言ってみましょう。突然来店すると、アドバイザーの方がお休みだったり、他の方の接客中だったりと残念な結果になる場合もあるのです。せっかくの機会ですから、きちんと予約してプロに沢山着物選びのコツを教えてもらいましょう。

2.振袖の予約はいつまでがいい?

振袖の種類が揃うのは、前年の成人式が終わり、クリーニングなどのメンテナンスが終わった後の2~3月です。一番数が多い中から振袖を選べれば、自分好みの品も見つかりやすいでしょう。

では、新作はどうでしょうか?着物の場合は、秋に大型展示会を行われることが多いのです。振袖の新作もその時に発表されるのが一般的ですが、市場に出回るとなると秋から半年後、つまり春に呉服店やレンタルショップに並びます。 数多くの中から自分好みの振袖を探すのか、流行新作ものを選ぶのか。タイミングが違うので迷うところですよね。もちろん、2~3月に仮押さえをしてから、新作が出たらチェックするという方法もありますから、まずは信頼できるお店の方にご相談しましょう。

あちこちで仮予約を入れてしまって直前にキャンセルするというのは、ショップに迷惑をかけるだけでなく、キャンセル料を請求される場合もありますからご注意下さい。

3.えっ!ネットレンタル店で下見するのはタダじゃない?

着物のネットレンタルは、ショップによっては下見も試着もできないことがあります。もともとネットショップは店舗を持たないことでコストダウンを図っている場合が多いので、仕方がないのかもしれません。 また、下見ができても有料となるお店もあります。確かに着物を試着する際は、専門のスタッフが着物に合わせて帯や小物、バッグや草履などトータルで揃えるので時間も手間もかかりますから、全て無料サービスというのは難しいショップもあるでしょう。全てタダだと思って行くと、驚くことになるかもしれません。

予約の際には料金について一言確認してみて下さい。「料金を請求されてビックリした」ということを避けられますよ。

4.振袖の下見に行く時の注意とは

まずは、着物を試着するのに適した服を着て出かけましょう。襟元はクルーネックなどの深い襟ぐりのTシャツタイプがおすすめです。下はスッキリしたシルエットのパンツやタイトスカートがよいでしょう。 試着の際は足袋も履くので、ストッキングやタイツは避け、脱ぎ着しやすいソックスなどを履いていくのがベストです。うっかりタイツを履いて家を出てしまったなら、タイツの上から白ソックスをはいて代用しましょう。

着物を試着した時に足元が白くなっていれば着物姿のイメージは伝わりますから、白ソックスでもOKです。お店近くのコンビニに寄って、探してみるとよいですよ。 ロングヘアもしくはセミロングの方は、髪の毛をまとめるゴムやシュシュを用意して下さい。実際に振袖を着る際はアップスタイルが多いですから、同じ雰囲気のヘアスタイルにしてみましょう。 また、香りは移りやすいものです。試着の着物に香りが付く可能性がありますから、香水を付けて着物の下見に行くのはやめて下さい。できれば香りの強いシャンプーも避けた方がよいと思います。それだけ着物の試着には、気を配りましょう。

振袖下見のポイントをチェックしたいなら   こちらの記事も参考にして下さいね。

まとめ

一生に一度の成人式。振袖との出会いも一期一会の可能性があります。もし気に入った振袖に出会えたなら、ぜひ予約をして、着物を押さえておきましょう。後悔のない成人式を迎えるためにも、振袖は重要なアイテムの1つですから、納得のいく振袖選びをして下さい。