「成人式の振袖を合う袴の選び方は?」
「袴に振袖を合わせたときの着こなし方が知りたい!」
卒業式に袴を着用する際に、成人式で購入した振袖やママ振り・姉振りを合わせたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、袴に振袖を合わせる際のコーデや着こなし方について詳しく紹介します。お手持ちの振袖に袴を合わせたいと検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
卒業式の袴に成人式の振袖を合わせてOK
卒業式の袴に合わせる着物の種類は明確なルールが定められていないため、成人式の振袖を合わせても問題ないとされています。ママ振り・姉振りなどの家族で共有してきた振袖と袴を合わせる方も多いです。
振袖専門店や呉服店などでは、袴や袴下のみを手配できます。店舗によって取り扱いが異なるため、事前にレンタルできる内容を確認するのがおすすめです。
ICHIKURAでは、袴・袴下の2点セットをレンタルで手配できます。レンタルの詳細については、お近くにある店舗までお気軽にお問い合わせください。
袴に合わせられる振袖の種類
袴に合わせられる振袖は以下の2種類です。
- 中振袖
- 小振袖
中振袖は、袖丈が約95cm〜100cmある振袖のことです。主に成人式で着用されますが、結婚式にお呼ばれした際や結納などで未婚女性の正礼装としても着用できます。
小振袖は、袖丈が約60cm〜85cmの振袖のことです。二尺袖と呼ばれることもあり、一般的な袴のレンタルでは小振袖(二尺袖)がセットに含まれています。中振袖よりも袖丈が短いため、動きやすいのが特徴です。
なお、振袖の中で最も袖が長い「大振袖」は婚礼衣装として花嫁が着用するシーンが多く、一般的に袴と合わせることはありません。よって、袴に振袖を合わせる際は、中振袖もしくは小振袖を合わせるのが一般的とされています。
袴に振袖を合わせる際のおすすめコーデ
袴に振袖を合わせる際のおすすめコーデは以下のとおり。
- 振袖のテイストに合わせた袴を選ぶ
- 上品な雰囲気にしたいなら振袖と同系色の袴を選ぶ
- 目を惹くおしゃれな雰囲気にするなら振袖と反対色の袴を選ぶ
- 足元は草履orブーツがおすすめ
各コーデの特徴を詳しく紹介します。
振袖のテイストに合わせた袴を選ぶ
お手持ちの振袖に袴を合わせる際は、同じテイストを選ぶのがおすすめです。振袖と袴のテイストを合わせると、統一感のあるおしゃれなコーデに仕上がります。
例えば振袖が小ぶりの花が描かれた可愛らしいテイストの場合、袴も花びらなどが刺繍された可愛いデザインを選ぶのがおすすめです。一方、振袖が大きめの牡丹や菊などが描かれたゴージャスなテイストであれば、グラデーションや斜めに刺繍が入った袴を選ぶと華やかなコーデにまとまります。
上品な雰囲気にしたいなら振袖と同系色の袴を選ぶ
振袖と同系色の袴を選ぶと、上品なコーデに仕上がります。例えば緑の振袖には黄緑の袴、青の振袖にはネイビーや水色などと合わせると、コーデにまとまりが生まれて優雅な雰囲気を演出できるでしょう。
また、ペールトーンの振袖に濃い同系色の袴を合わせると、コントラストの効果によって体型が引き締まって見えます。同系色でも色の明るさによって異なる印象を与えられるため、お手持ちの振袖を試着しながら袴を選ぶのがおすすめです。
目を惹くおしゃれな雰囲気にするなら振袖と反対色の袴を選ぶ
振袖と反対色の袴を選ぶと、個性的でおしゃれなコーデに仕上がります。例えば赤の振袖に黄色の袴、白の振袖に黒の袴などを合わせると、コーデにメリハリが出ておしゃれに袴を着こなせます。
袴×振袖で人気のある反対色の組み合わせは以下のとおりです。
- 赤振袖×黒袴
- ピンク振袖×白袴
- ピンク振袖×紫袴
- 白振袖×黒袴
- 白振袖×えんじ色の袴
- 青振袖×ピンク袴
- 青振袖×からし色の袴
- 緑振袖×オレンジ袴
- 緑振袖×紫袴
ICHIKURAで取り扱っている袴×着物の組み合わせは、21,000通り以上あります。袴だけでも500点揃っているため、お手持ちの振袖と合わせて自分らしいコーデが組めますよ。袴コーデやレンタルでお悩みであれば、ぜひお気軽にお問合せください。
足元は草履orブーツがおすすめ
卒業式の袴の足元は、草履もしくはブーツを合わせるのがおすすめです。袴に草履を合わせれば和服らしいコーデに、ブーツを合わせれば大正ロマンのような洋×和のコーデに仕上がります。自分のなりたい雰囲気に合わせて、足元もこだわってみてはいかがでしょうか。
以下の記事では、袴にブーツを合わせる際のコーデについて紹介しています。袴を足元からおしゃれにしたい方は、ぜひ参考にしてください。
袴に合わせる靴の種類は?コーデの注意点や手配する方法を解説
袴に振袖を合わせたときの着こなし方・注意点
袴に振袖を合わせたときの着こなし方・注意点は以下のとおりです。
- 全身のバランスを考慮する
- 袖丈の扱いに注意する
- 歩幅を小さくして移動する
各ポイントや注意点を詳しく紹介します。
全身のバランスを考慮する
袴に振袖を合わせる際は、全身のバランスを考慮しましょう。成人式で着用される振袖は袖丈が約95cm〜100cmのため、袴丈よりも長くなってしまう可能性があるためです。袖丈が長いと華やかに見える一方で、袴丈よりも長いと全身のバランスが悪く見えます。
低身長さんの場合は袴丈が95cmよりも短くなる可能性があり、袴のみレンタルする場合は注意が必要です。お手持ちの振袖を着用したうえで、袴が試着できるか確認しましょう。
また、袴丈に合わせて振袖の袖丈をお直しする方法もあります。振袖をお直しする際は、購入した店舗や着物の仕立て直し専門店に依頼するのがおすすめです。
袖丈の扱いに注意する
袴を美しく着こなすために、着付け後は袖丈の扱いに注意しましょう。成人式の振袖は袖丈が長いため、階段を使用する際や着席した際に袖が床についてしまい、汚れや傷がつく可能性があります。
袖丈が長い場合は、着席する前に袖丈を持ち上げて膝の上で合わせるとシワつかず綺麗に着席できますよ。
階段を登る際は袖丈を少し持ち上げた状態のまま、袴の両脇から手を入れて前側を持ち上げます。袖丈や袴の裾を踏まないように注意しましょう。
階段を降りる際は袖丈を少し持ち上げたまま、袴の両脇から手を入れて後ろ側を持ち上げます。袴を持ち上げすぎると、素足が見えてしまうため軽く持ち上げる程度でOKです。
卒業式では、卒業証書を壇上で受け取る可能性もあります。事前に袴を着用した際の動作を覚えておくと安心です。
歩幅を小さくして移動する
袴を着崩れせず美しく保つには、歩幅を小さくして移動するのがポイントです。袴は振袖よりも動きやすく普段通りの歩き方になりやすいですが、大股で歩いてしまうと着崩れする可能性があります。
袴の着崩れを防ぐには、振袖と同じように歩幅を小さく、つま先を気持ち内側寄りにしながら歩きましょう。歩くときは背筋をしっかりと伸ばし、つま先から着地するように歩くと上品に見えますよ。
袴をレンタルするならICHIKURAがおすすめ!
ICHIKURAでは、卒業式にぴったりな袴を多数取り扱っています。袴プランの概要や利用した先輩方の口コミなどを紹介しますので、袴の手配がまだ済んでいない方はぜひ参考にしてください。
ICHIKURAの袴プランとは
ICHIKURAの袴プランは、20,000円(税込)からご案内可能です。袴の着用に必要な以下7点をセットでレンタルできます。
- 袴
- 着物
- 長襦袢
- 重衿
- 袴下
- 巾着
- 草履
取り扱っている袴の種類は500点以上で、振袖と袴の組み合わせは21,000通り以上あります。好きな色やデザインから、お好みの組み合わせを選んで試着できます。
また、試着予約の際に気になる袴があれば最大3着まで取り寄せ可能です。お取り寄せ希望の袴があれば、WEBページでお気に入り登録したうえで予約いただけるとスムーズに手配できます。
袴プランの試着〜納品までの流れ
ICHIKURAの袴プランを利用する流れは以下のとおりです。
- 卒業式袴レンタルフェアの来店予約から試着希望日を選択
- 試着当日に袴・着物・小物などを試着
- お気に入りの袴セットをご成約
- フォトプランを予約した方は撮影後に袴をお渡し
- フォトプラン予約がない方は後日ご自宅へ納品
袴レンタルフェア開催期間中は、予約なしで見学・試着することも可能です。試着点数に制限はなく、何着でも袴を試着いただけますよ。土日祝などは混み合うため、予約いただけるとスムーズに案内できるためぜひお気軽にお越しください。
ICHIKURAで袴をレンタルした方の口コミを紹介!
過去に袴プランを利用した先輩方から、以下のような嬉しい口コミが届いています。今回は、一部の口コミを抜粋して紹介します。
初めての袴選びで満足した先輩の口コミ
”初めての振袖選びでたくさん迷いましたが、お店の方が最後まで親身になってサポートしていただき、とても満足いくものになりました!”
たくさん試着してお気に入りの1着を見つけた先輩の口コミ
”何度も何度も試着をさせていただいて、最高の袴を選ぶことができました。店員さんのセンスもよく、話しやすく、居心地よかったです。”
娘の袴選びで満足いただいた親御様の口コミ
”実家が遠方の為、娘1人での来店でしたが、丁寧かつ大変感じのよい接客をしていただきました。袴の色、デザインともに大変気に入っています。”
ICHIKURAの袴レンタルプランに関するQ&A
これまで袴レンタルプランの詳細について紹介しましたが、まだまだ疑問をお持ちの方はいらっしゃるのではないでしょうか。この章ではICHIKURAの袴レンタルプランに関する疑問について詳しくお答えします。袴のレンタルでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
Q. 袴レンタルプランを契約したあと自分で手配する小物はありますか?
着付け小物はプラン内に含まれていないため、成人式で使用されたものがあればお持ちください。もしお手元にない場合は購入にて準備ください。卒業式当日の持ち物の詳細は、各店舗のスタッフまでお問い合わせください。
Q. 袴のみのレンタルはできますか?
ICHIKURAでは、袴のみのレンタルも承っています。成人式で購入した振袖だけでなく、ママ振り・姉振りなども合わせることも可能です。袴・袴下の2点セットで案内できるため、近くの店舗までお気軽にご相談ください。
Q. 袴をレンタルできる期間はどのくらいありますか?
ICHIKURAでは、袴レンタルプランをご成約いただいた時期によってレンタルできる期間が異なります。早期ご成約いただくと、卒業式当日まで自宅で保管できるためおすすめです。袴プランのレンタル期間の一例は以下のとおり。
ご成約時期 | 袴セットの納品日 |
4月〜9月 | ご成約から3ヵ月以降に自宅納品 |
10月〜12月 | 2月中に自宅納品 |
1月以降 | 卒業式の4日前に自宅納品 |
なお、袴フォトプランを予約された場合は、撮影後にそのまま納品します。
Q. 袴のコーディネートに自信がありません。サポートしてくれますか?
ICHIKURAでは着物の知識をもったプロのスタッフが袴選びをサポートするため、初めての方でも安心です。予約の際に好みの色やデザインなどをご連絡いただけると、試着する際にスタッフが希望のコーディネートを提案します。もし予約の際に好みのデザインなどがなければ、試着前にお伺いしますのでお気軽にスタッフへ申しつけください。
まとめ
卒業式の袴は、成人式の振袖と合わせても問題ありません。成人式の振袖は袖丈が長く、華やかな雰囲気を演出してくれます。袴を選ぶ際は、振袖のテイストに合わせたり、振袖と同系色もしくは反対色の袴を選んだりするのがおすすめです。
袴と成人式の振袖を合わせる際は、全身のバランスを考慮しましょう。袖丈が袴丈より長いとバランスが悪く見えるため、お手持ちの振袖を着用したうえで袴を試着するのがおすすめです。
袴を取り扱っている店舗によっては、袴・袴下を単品でレンタルできる可能性があります。成人式の振袖をお持ちの方や、ママ振り・姉振りをお持ちの方は、袴のみのレンタルを利用してみてはいかがでしょうか。