振袖の人気色は何色?60%は○色の振袖を選んでいた!

振袖は若い女性が着るものですから、流行や人気といったものがあります。特に女性が気になるのは、色合いではないでしょうか。どんな色が人気があるのか、他の人とはひと味違う着こなしを楽しむにはどの色がおすすめなのかまとめてみました。

1.振袖の流行2020年予想とは?

人生の中でおそらく最初に振袖を着るであろう成人式。女性にとっては特別な意味のあるハレの日に人気があるカラーは、ダントツで赤です。成人式というお祝いの席にふさわしい華やかさをもった赤を選ぶ人がとても多いです。

赤の振袖のいいところは、顔立ちをぱっと明るく見せてくれるところ。ひと言で赤といっても微妙な色合いがありますし、絵柄によってもかなり印象が違うので「普段私は赤を着ないし…」と思う必要はありません。和の赤は意外と誰にでもよく似合います。

赤の着物は、他に何色が入っているか、赤の地色がどのくらい目に入るかによってかなり印象が異なります。赤が多いとお祝いの日にふさわしい晴れやかな感じになりますし、赤にブラウンや黒などが入るとシャープで大人っぽい感じに着こなすことができます。

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2.振袖のかぶらない色とは?

赤は確かに素敵だけれど見た目がおとなしめの私にはちょっと色味がきつい、もっと可愛い色が好きという人に人気があるのはピンクです。若い女性の初々しさ、可憐さを表すのにぴったりの色です。もともとピンクが大好きという人も多く、華やかな桃色の振袖姿は一生思い出に残ることでしょう。

振袖のピンクはカタログだと来ている人が多い印象ですが、実際の成人式では意外に着ている人が少ない色と言われています。

ピンクの振袖のいいところは、どんな女性にも似合って、その人らしい可愛らしさを引き出してくれるところ。ピンクの着物は色みが濃いか薄いか、グラデーションがどこまで入っているかなどによって印象が違ってきます。

淡いピンクに白のグラデーションが多く入るととても優しい印象になりますし、赤や黒など濃いめの色と組み合わされば華やかさがぐっと増します。水色など青系との相性もよく、半襟や帯締めなどにアクセントカラーとして使うと艶やかです。

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3.2019年の成人式で振袖の人気色は緑でした

およそ60%の女性が赤とピンクの振袖を選ぶ中、最近人気が出てきている色があります。それは、緑です。

洋服の場合、黄みが強い肌色の日本人が緑を着こなすのはなかなか難しいとされています。しかし、着物の場合は異なります。日本の伝統文化である着物はもともと日本人にとてもよく似合うので、グリーンでも違和感なく着こなせるのです。また、着物で使われている緑は日本の緑なので、日本人の肌にもしっくりなじみます。

さらに、緑が人気がある理由は、絵柄がとても美しく映える色であるということ。大胆な柄でも、落ち着いた緑が地色ならシックで上品になります。振袖に描かれるおめでたい絵柄は、草花など自然をモチーフにしたものが多いので、葉の緑を思わせるグリーンは絵柄をとてもよく引き立ててくれます。グリーンの振袖にするなら、植物柄がたっぷり入った一枚がおすすめです。

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4.振袖の人気色で常にランキング上位の黒

振袖の色としては、黒も根強い人気を誇っています。黒は黒留袖のように礼装のイメージを持つ色です。黒地の着物は描かれる絵柄の見栄えもよく、大変美しい着物になります。黒で全体が締まって見えるので、着やせ効果も狙えます。

黒の振袖で特に人気が高いのはクラシックな古典柄。古典柄とは、御所車や小手毬、桜や牡丹などの草花を描いた伝統的な絵柄です。華やかな色とりどりの柄が黒地によく映えて、とても美しい着物です。黒の振袖を着るなら、クラシカルで重厚な一枚を選んでシックに着こなしてみましょう。
黒の振袖の良いところは、いろいろな色との組み合わせが可能なところです。元気なイメージにしたいなら黄色を、大人っぽくしたいなら紫を、可愛らしさを出したいならピンクを部分的に取り入れることができ、様々なイメージを作りあげることができます。

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まとめ

いかがでしたか?色選びで迷ったら、いま人気があるカラーから選んでみましょう。選ぶ際のコツは、先入観にとらわれずに全体を見ること。赤や緑など、洋服ではなかなか着ることがない色でも、着物なら着てみたい一枚が見つかるかもしれません。