前もって準備をしなければ、自分の好きな柄の振袖がなくなったり、近くの美容室が埋まってしまったり、手配するのに時間がかかったりすることがあります。
本記事では、成人式までに準備する項目や、時期、成人式までの準備の流れについて男女別で解説します。
前もって準備するものを確認しておくと、落ち着いて成人式を迎えられるでしょう。
目次
成人式に必要な準備とは?
- 振袖はレンタルか、購入か
- 前撮りはするのか
- 料金プランなど予算を考える
- ヘアメイクや小物の準備はどうするか
何をどのように準備したらいいかわからない方は参考にしてください。
振袖はレンタルか、購入か
成人式でしか着ない場合は、レンタルの方が料金は抑えられます。
一方で、成人式以外でも結婚式に呼ばれたり、卒業式で着たりなど、何度か着る予定のある方は購入の方がおすすめです。
レンタルする場合は、振袖だけのレンタルプランや、小物もセットでついているプラン、前撮りやアルバムもすべてセットになったプランなどがあります。
購入する場合は、レンタルするよりも値段は高くなりますが、何度も着る場合には、毎回レンタルするよりは安く抑えられるでしょう。
または、もともと母親が着ていた振袖を受け継ぐ、ママ振袖というパターンもあります。
前撮りはするのか
一生に一度の成人式であり、振袖を着ての撮影は貴重です。家族で写真を撮ることができて、楽しみながら思い出づくりができるのがメリットです。
また、成人式の前に1度振袖を着ることで、予行練習にもなります。たとえば、歩き方や座り方、トイレの使い方が普段と変わることがわかるでしょう。
成人式当日に写真を撮ることも可能ですが、ヘアメイクや着付け、式典への出席などがあって、何かと忙しい1日となります。
そのため、前撮りをするのか、そもそも撮らないのか、成人式当日に撮るのかを決めておきましょう。
料金プランなど予算を考える
お店のスタッフに勧められるままいろいろとレンタルをしてしまい、予算を超えてしまって後悔した、という経験談もあります。あらかじめ予算を決めて、範囲内で収まるように考えましょう。
ICHIKURAのレンタルプランでは、レンタル一式11点と和装小物13点、さらに前撮り記念写真6点を合わせた30点レンタルスタンダードセットがあります。
値段は振袖の色や柄で異なりますが、税込み8万8,000円からレンタル可能です。
振袖の小物は組み合わせ自由で、サイズリクエストも受け付けております。
ご購入は、40点スタンダードセットが32万8,000円からございます。一部、レンタルはできますが、購入ができない振袖もあるため、選ぶ際には確認してください。
振袖をレンタル、購入したい方はこちらをご覧ください。
ヘアメイクや小物の準備はどうするか
また、プランに含まれていない場合は、近くの美容室の予約をしたり、小物を買えるお店を探したりしなければなりません。
注意する点として、振袖を着付けしてもらうところと、メイクをしてもらう場所との移動距離です。
成人式の当日はとても忙しくなるため、できるだけ移動距離を短くして、時間に余裕を持たせた方がよいでしょう。
このように、振袖だけでなく、ヘアメイクや小物の準備も忘れずに計画しましょう。
男女別の成人式までの準備の流れ
一般的に成人式の準備は1年半前から2年前に始める方が多い傾向にあります。
なぜなら、レンタルしていた振袖が戻ってきて、展示枚数が増えるからです。
さらに、成人式が近くなると、店の予約がすぐ埋まったり、自分の好きな柄の振袖が借りられなかったりもします。
そのため、早すぎると思わず、前々から準備を進める必要があります。
この章では、成人式までの準備の流れを男女別に紹介します。
何を準備すればいいのか、年間スケジュールの例で解説するため、流れを把握し、余裕を持って準備を進めましょう。
男性の年間スケジュール
袴を着る男性は、冬休みや春休みを活用して、1度どのような袴があるか、見ておくとよいでしょう。成人式が終わったあとは、袴がレンタル店に戻ってくるため、展示物が増えます。そのため、好きな柄や色に出会える可能性が高くなるでしょう。
スーツの方の準備リストは以下の通りです。
- スーツ
- シャツ
- ネクタイ
- ポケットチーフ
- 革靴
- 靴下
- ベルト
- コート
スーツはブランド物にする方が多く、値段は2万円~10万円ほどです。
男性は、前撮りすることが少ないですが、友人や兄弟、家族と撮影するのもよいでしょう。
成人の思い出に形として残せる写真は貴重です。
男性は準備するものが比較的少ないからといって準備を後回しにしていると、すぐ成人式の日が来ます。油断せず、前もって準備をして、当日を迎えられるようにしましょう。
男性の成人式準備の年間スケジュール例は以下の表の通りです。
月 | やること | |
---|---|---|
12月~3月 | 予算の決定、スーツ、男袴選び | 冬休みや春休みを利用する |
5月 | スーツ、男袴選び | GWを活用して来店する |
8月~9月 | スーツのオーダー、プラン成約、美容室予約、前撮り予約 | 夏休みを利用する |
10~11月 | スーツ出来上がり、靴の新調、 前撮り | 前撮りは涼しい秋がおすすめ |
12月~1月 | 小物準備や日程の確認 | 成人式当日の流れを確認しよう |
女性の年間スケジュール
レンタル店に振袖が一番多く展示される次期のため、好きな柄を選べたり、品質のよい振袖を探せたりできるでしょう。早すぎるということはないため、お気に入りの振袖を見つけて予約しましょう。
振袖が決まれば、前撮りのスケジュールを決めて撮影しましょう。最適な時期としては、春の3月~4月です。寒すぎず桜や梅も咲いていて、屋外のロケーションで撮るのもおすすめです。
6月ごろに美容室予約をしましょう。人気の美容室は予約が取れなくなることがあるため、早めに予約して、当日どのような髪型、メイクにしたいのか、相談しておくことが大切です。
12月は、もう振袖の準備を終えている方がほとんどです。準備が終わっていれば、美容室へ何時に向かえばいいのかなど当日の予定を確認してください。
また、小物(バッグやぞうり)などの準備も忘れずにしましょう。バッグの中身はどうするのかも決めておくと、当日は時間に余裕を持って過ごせます。
女性の成人式準備の年間スケジュール例
やること | ||
1年半前~2年前 | 予算の決定、振袖選び、プラン成約 | 振袖の展示物が多い時期に見て決めよう |
3月~4月 | 前撮りする | 春の気候や春休みを利用する |
6月 | 美容室を予約する | 予約が取れなくなる前に押さえる |
12月 | 小物準備や日程の確認 | 足りないものはないか確認 |
1月 | バッグの中身確認 | 当日の持ち物チェック |
成人式の当日までに準備するものをチェックしよう
持ち物などをピックアップして、成人式前日や当日に準備をスムーズにおこなえるようにしましょう。
着付け前の準備
また、しっかりとスキンケアをおこない、睡眠も十分に取り、当日を万全な状態で迎えられるように準備しましょう。
着付けやヘアメイクの時間確認
自分が遅れてしまっては、次の方も遅れてしまい、式典に間に合わなくなる可能性も出てくるため注意しましょう。
バックの中身
- 成人式の招待状
- 財布
- スマートフォン
- ハンカチ
バッグはクラッチバッグや手持ちが付いたバッグが一般的です。振袖用のバッグは小さいため、ものを入れすぎないようにしましょう。
成人式の当日に持っていると便利なもの
友人との写真を撮るなどで、スマートフォンのバッテリーの減りが早くなるため、モバイルバッテリーを持っておくと安心です。
まとめ
振袖はレンタルか購入か、前撮りはするのか、予算はいくらにするのかなど、決めることがたくさんあります。成人式直前になって、準備し忘れていたということがないように、確認してください。
成人式間近になると、レンタル店や美容室など予約が埋まっている場合が多く、なかなか思うように準備が進まないこともあるため、前もって準備するのが鉄則です。
事前準備や年間スケジュールを確認して、成人式まで慌てずに準備を進めましょう。