小中学校の友だちや先生方と、久しぶりに再会できる成人式。お気に入りの振袖を着て存分に楽しみたいと思っているけれど、普段の洋服とは違った着心地のため、着崩れや汚れを心配する方も多いはず。
特に座るときの動作は、振袖の袖が床に付いてしまう可能性があります。振袖を綺麗に着用するためにも、正しい立ち振る舞いを知っておくことが大切です。
本記事では、振袖を着用するときの座り方についてシーン別に詳しく紹介します。振袖ならではの所作やマナーも合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
振袖を着用しているときの座り方は普段とは異なる

振袖を着用している際は、洋服とは異なる立ち振る舞いを意識することが重要です。振袖は立体的で華やかな帯が後ろ側にあるため、普段のように椅子にもたれかかると、帯結びが崩れてしまう可能性があります。
また、袖丈が長めなので、立ったり座ったりする際は、裾が床につかないよう気をつけなければなりません。振袖を着用している際は、帯や袖を意識しながら、動作を一つひとつ丁寧におこないましょう。
【シーン別】振袖を着用しているときの座り方

振袖を着ていると、「どうやって座ればいいの?」と迷ってしまう方も多いはず。座る場所によって、振袖の扱い方や姿勢のポイントが異なります。ここでは、シーン別に振袖を着用しているときの正しい座り方を解説します。
ICHIKURAの公式インスタグラムやYouTubeチャンネルでは、成人式に役立つマナーを動画で紹介しています!振袖着用時の美しい所作が知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
椅子に座るとき

振袖の着用時に椅子に座るときは、帯の結び目が潰れないように浅く座るのがポイントです。以下の手順に沿って着席しましょう。
- 両袖を揃えて左手で持つ
- 右手で振袖の上前を押さえる
- ゆっくりと椅子に腰を下ろす
- 背もたれに寄りかからず、背筋を伸ばして浅めに座る
- 左手でもっていた両袖を膝の上に重ねる
- 足を揃える
足を広げて座ると、裾が広がってしまい着崩れにつながる可能性があります。椅子に腰掛けたあとは、必ず足を揃えるように心掛けましょう。
畳や床に座るとき
振袖を着用しているときに、畳や床に座る場合は正座します。以下の手順に沿って、正座の体勢をとりましょう。
- 右足を軽く後ろに引く
- 両手で振袖の上前を押さえる
- 片足ずつ曲げて、両膝をつき正座の体勢をとる
- 両袖は膝の上に揃えて置く
正座するときは両足を揃えた状態で、背筋を伸ばして座ります。両足がしびれないように畳や床にベタ座りすると、だらしなく見えるだけでなく、着崩れの原因となるため控えましょう。
車に乗るとき
成人式の会場まで車で移動するときは、帯の結び目が潰れないよう意識することが大切です。以下の手順に沿って着席しましょう。
- 両袖を揃えて左手で持つ
- 右手で振袖の上前を少しつまみ、裾を持ち上げる
- お尻からゆっくりと車内に腰を下ろす
- 両袖を膝の上に置く
- ゆっくりと回りながら前を向く
- 背もたれに寄りかからず、背筋を伸ばして浅めに座る
- 車のドアに袖や裾が挟まっていないか確認する
振袖の袖や裾が車のドアに挟まらないよう、ドアの開閉を同行者に依頼すると安心です。
電車に乗るとき
成人式の会場まで電車で移動するときも、帯の結び目や袖が床に付かないように注意することが大切です。以下では、電車で着席する場合の手順を紹介します。
- 両袖を揃えて左手で持つ
- 右手で振袖の上前を押さえながら着席する
- 背筋を伸ばして浅めに座る
- 両袖を膝の上に重ねる
- 足を揃える
電車で着席するときは、袖が床に落ちないように膝の上でしっかりと押さえましょう。立ったまま乗車する場合、吊り革をつかむと脇が上がって胸元が見えてしまう可能性があるため、手すりにつかまるのがおすすめです。
振袖の着用時に知っておくべき立ち振る舞い
振袖美人になるためには、振袖に合った立ち居振る舞いをすることが大切です。歩き方や立ち方、物を拾うときの動作など、ちょっとしたコツを意識するだけで、振袖美人を目指すことができます。
ここからは、振袖ならではの所作・マナーを6つ紹介します。成人式当日までに所作をマスターして、誰もが振り返る振袖美人を目指しましょう。
歩き方
振袖を着ているときの歩き方は、歩幅が拳一つ分となるくらいの小股で、やや内股を意識することが基本です。
普段の歩幅で歩くと、振袖の合わせが開いてしまい着崩れしやすくなります。また、勢いよく歩いて足首が見えたり草履を引きずったりすると、はしたないイメージを与えてしまいます。
そのため、成人式で振袖を着た際は、裾がはだけないように小股でゆっくりと歩くことをおすすめします。
立ち方
振袖を着ているときは、背筋を伸ばして真っ直ぐに立ちます。顎を引いて胸を軽く張り、肩の力を抜きましょう。着物はなで肩が似合うと言われているため、肩を張りすぎると見た目が悪くなってしまいます。
また、立っているときの足先や手の置き方も意識しないと、振袖を美しく着こなすことはできません。足先が揃っていないとガニ股に見え、手をだらんと伸ばしているとだらしない印象となり、振袖の美しさを損なってしまう恐れがあります。
背筋だけでなく足や手にも意識を向け、足先を揃えて帯の下あたりで手のひらを合わせて立ちましょう。
階段の上り下りの仕方
階段を上ったり下りたりする際は、振袖の袖や裾が階段に付かないように気をつけましょう。袖や裾が階段に付くことで絡まると、つまずついて転倒する危険性があります。
両方の袖をまとめて片方の上腕にかけ、裾を右手で持ち上げて体を少し斜めにして階段を上り下りすると、着崩れしにくくなります。足袋から上の肌が見えるとはしたないと言われているため、振袖の裾から足が見えないように注意してください。
物の拾い方
下に落ちた物を拾うときは拾おうとしている物の横や斜めに立ち、袖が地面につかないように手で持ってから、どちらかの足を半歩引いてしゃがんでください。膝を曲げずに屈むと転倒する恐れがあるため、膝を曲げて拾ってもマナーとしては問題ありません。
なお、下が地面やフローリングの場合は膝が地面に付かないようにし、座敷の場合は膝を付いて物を拾いましょう。座敷では膝を付いて拾うほうが、美しい所作となります。
お手洗いの行き方
振袖を着てトイレに行くときは、振袖の袖が床に付いて汚れないよう帯締めに挟んだりクリップで止めたりして、着物・長襦袢・裾よけという順番でめくりあげてください。
袖部分をめくりあげた袖よけにくるむ方法もあります。その場合、裾よけの端を結ぶと簡単にまとめることができます。
トイレが終わったら、裾よけ・長襦袢・着物の順に戻します。着崩れの原因となるため、あまり着物を引っ張らないよう注意しましょう。
食事の仕方
振袖を着用したまま食事をする際は、ナプキンを活用して汚れを防ぎましょう。ナプキンがない場合は、大きめのハンカチで代用しても問題ありません。ナプキンやハンカチは膝の上に置くのが一般的ですが、帯や襟元に挟む方法もあります。帯や襟元に挟む際は、着物クリップを使用してもOKです。
ただし、フォーマルな場では、ナプキンやハンカチを帯や襟元に挟むのがマナー違反とされる場合があります。TPOに配慮し、会場の雰囲気に合った方法を選びましょう。
振袖が着崩れした場合の対処法
振袖を着用していると、長時間の移動や座り方、ちょっとした動作が原因で、着崩れしてしまうことがあります。せっかく綺麗に着付けてもらった振袖は、できるだけ美しい状態を保ちたい方が多いはず。いざというときに慌てないように、振袖が着崩れした際に自分でできる対処法を紹介します。
襟元がゆるんでしまった場合
襟元がパカパカと浮き、ゆるみが生じてしまった場合は、左手で襟元を押さえながら、右手を襟に沿わせてシワを伸ばしましょう。鏡を見ながら、左右のバランスが整っているか確認することが大切です。
帯締めがゆがんでしまった場合
帯締めが斜めにゆがんでしまった場合は、一直線になるように帯締めを動かして調整しましょう。帯の中央に帯締めがくるように、鏡を使ってバランスを見ながら確認するのがポイントです。
帯が下がった場合
帯が下がってしまった場合は、帯の下に指を入れて引き上げましょう。その後、帯の結び目にハンカチやタオルを差し込むと、帯が下がるのを防げます。
おはしょりが崩れた場合
振袖のおはしょり部分がめくれてしまった場合は、めくれた部分を戻し、手のひらで撫でてシワを伸ばしましょう。たるんだ部分があれば、帯の下に指を差し込み、たるみを脇側に寄せてシワを伸ばせば綺麗に整えられます。
振袖美人を目指すために大切なポイント

振袖美人を目指すために大切なポイントは、まずは自分に合う振袖を選ぶことです。
洋服選びでも、気に入ったものが似合わなかった…という経験はありませんか?振袖も同様に、たとえ自分が好きな色や柄の振袖でも、実際に着てみるとあまり似合わないことがあります。どのような色や柄の振袖を選べばよいかわからないときは、振袖レンタル店の人に好きな振袖柄や振袖スタイルを伝え、試着した上で意見を聞いてみましょう。
また、選んだ振袖に合うヘアセットやメイクをすることも重要です。成人式のヘアメイクを美容室で行う場合は、振袖の雰囲気に合う色合いのメイク・ヘアアレンジをお願いしましょう。トータルコーディネートを行うと振袖が映え、自分自身が魅力的に見える着こなしとなります。
近年では、オーソドックスな着物小物やヘアアレンジだけでなく、現代風の個性的なアレンジでも振袖を楽しむことができます。自分に似合う振袖・ヘアセット・メイクを行った上で、振袖にふさわしい振る舞いをマスターすることが、振袖美人となるためには大切です。
成人式で振袖美人を目指すなら「ICHIKURA&オンディーヌ」がおすすめ!

振袖専門店のICHIKURA&オンディーヌでは、成人式に向けて以下のような振袖プランをご案内しています。
- 手軽に振袖を準備するなら|振袖レンタルプラン
- ずっと着られる振袖を選びたい|振袖購入プラン
- 家族の振袖を今っぽく着こなす|ママ振プラン
ここからは各プランの詳細を紹介するので、今から振袖準備を進める方はぜひチェックしてください。
手軽に振袖を準備するなら|振袖レンタルプラン
「成人式の準備をラクに済ませたい」「自分で準備するものを最小限にしたい」という方には、振袖や小物まですべて揃ったレンタルプランがおすすめ!ICHIKURAの振袖レンタルプランでは、以下の内容が含まれています。
- 振袖・帯など、成人式に必要なもの一式
- 着付けに必要な和装小物
- 前撮り記念写真(着付け・ヘアメイク込み)
振袖は前撮り撮影後から成人式の期間まで、最長10ヶ月レンタルできます!返却時はクリーニング不要、配送での返却もOKです◎
ずっと着られる振袖を選びたい|振袖購入プラン
「成人式だけでなく、卒業式や初詣などで振袖を着たい」「自分のサイズに合った振袖を持ちたい」そんな方におすすめなのが振袖購入プランです。振袖や長襦袢などの仕立て代も含まれているため安心!ICHIKURA振袖購入プランの内容は以下のとおり。
- 振袖・帯・ショール・草履・バッグなど一式
- 着付けに必要な和装小物
- 前撮り記念撮影(着付け・ヘアメイク込み)
振袖専門店ならではのアフターケアも充実していて、お手入れで気になることがあれば気軽に相談できます。購入特典として、振袖から訪問着への袖丈直しをご用意しているのも魅力的です◎
家族の振袖を今っぽく着こなす|ママ振プラン
「お母さんやお姉ちゃんの振袖を着たい」「ママ振・姉振を今っぽくアレンジして着てみたい」このような方には、ママ振プランがおすすめです!ICHIKURAでは以下2つのママ振プランの中から、要望に合ったプランを選んでいただけます。
| プラン名 | プラン内容 |
| ママ振28点レンタルプラン | ・振袖小物 ・着付け小物 ・前撮り記念撮影 ・メンテナンス2点 |
| ママ振フォトプラン | ・前撮り着付け ・ヘアメイク ・写真2ポーズ ・アルバム台紙 |
ママ振28点レンタルプランは、振袖・長襦袢・帯の3点のみ用意でOK!前撮り撮影から成人式の当日まで、お手持ちの振袖に合う小物を手配できます。
ママ振フォトプランは、前撮りの着付けやヘアメイクがまるっとセットに含まれたプラン。成人式とは別に、家族の振袖を着て思い出を残したい方におすすめです◎
ICHIKURA&オンディーヌで人気の振袖コーディネートを紹介
ここからは、ICHIKURA&オンディーヌで取り扱っている振袖の中から人気のコーディネートを紹介します。どんな振袖があるのか気になる方や、トレンドのデザインが知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
\最新の振袖情報は公式インスタグラムをCheck/

モカベージュの淡い色合いが魅力的な振袖。白を基調とした花々が描かれて、エレガントな印象です。フリルの帯揚げ・半衿を合わせて、顔まわりを華やかに。帯や草履などは振袖と同系色で揃えて、ブラウンの帯締めを合わせることでメリハリのあるコーデに仕上げています。

淡いブルーのグラデーションが美しい振袖。上前と肩に描かれた大輪の白牡丹がとても華やか。リボン結びの志古貴(しごき)は、フェミニンな雰囲気です。小物は振袖と同じ色合いで揃えることで、まとまりのある洗練されたコーデに仕上げています。

淡いピンクの色合いが目を惹きつける振袖。伝統的な絞り技法である「辻が花」が描かれていて、大人っぽく上品な雰囲気に。小物はシンプルなデザインを合わせることで、振袖の柄をより引き立たせています。甘すぎない、品のある着こなしを楽しみたい方におすすめです。

大輪の牡丹や菊が華やかな振袖。ベージュカラーの淡い色合いは、落ち着いた雰囲気を演出できます。半襟や帯揚げは黒のアクセントカラーを取り入れて、コーデにメリハリをつけてとてもおしゃれです。小物の組み合わせ次第で、レトロモダンな着こなしも楽しめます。

柄が少なめのシンプルデザインが魅力的な振袖。グレーの色合いは都会的かつ、落ち着いた雰囲気を演出。小物はモノトーンで揃えることで、シックでクールなコーデに仕上げています。小物次第でさまざまなテイストを楽しめるので、いろんな着こなしを満喫したい方におすすめです。
振袖の手配に関するよくある質問
振袖の手配で迷いやすいポイントをQ&A形式で分かりやすくまとめました。「こんなことが気になっていた!」「この場合はどうするべき?」など、自分の疑問点に当てはまる箇所だけ、気軽にチェックしてみてください。
Q.振袖の試着はいつからするべき?
振袖を試着するなら、成人式の約2年前がおすすめです。余裕をもって試着を進めることで、自分が好きな振袖を手配できます。成人式直前になると、振袖の予約が埋まってしまい、希望するデザインが手配できない可能性もあるため、早めの試着が◎です。
関連記事:振袖の試着時に適切な服装とは?振袖選びのコツや試着時の流れもご紹介
Q.気になる振袖を試着時に取り寄せできる?
振袖コレクションや公式インスタグラムで気になる振袖があれば、最大5着まで取り寄せできます。来店予約のお問い合わせ欄に、試着希望する振袖の商品番号を入力して送信してください。
Q.振袖に合わせる髪型でNGなのは?
成人式ではどのような髪型でもOKです。振袖に合わせて、華やかなヘアスタイルに仕上げるのがおすすめ!ただし、結婚式や表彰式のようなフォーマルな場では、アップスタイルにするのがよいとされています。振袖の着用シーンに合わせて、ぴったりなヘアスタイルを取り入れることが大切です。
関連記事:振袖に合う前髪なしの髪型とは?おすすめの前髪を画像付きで紹介
Q. 成人式当日のヘアメイクや着付けを依頼できる?
ICHIKURA&オンディーヌで振袖を手配いただいた場合は、成人式当日のお支度会場をご案内できます。近隣にお支度会場がない場合は、協力美容室の紹介も可能なのでご安心ください!
Q.ママ振に合う小物1点だけを手配することはできる?
ICHIKURA&オンディーヌでは、振袖小物1点からのレンタル・ご購入も可能です!店舗に振袖をお持ちいただき、実際に着用しながら小物を選んでいただけます。お気軽に各店舗までお問い合わせください。
まとめ
振袖の着用時に座るときは、背もたれを使用せずに浅く座りましょう。両袖は膝の上に重ねることで、袖が床に付いて汚れるのを防げます。足は広げると裾が広がって着崩れする原因となるため、必ず足を揃えて着席するように心掛けましょう。
振袖の汚れや着崩れに気をつけながら過ごしていても、長時間の着用により襟元がゆるんでしまったり、帯が下がってしまったりする場合もあります。今回紹介した対処法を参考に、鏡を見ながら振袖を整えてみてください。
ICHIKURAの公式インスタグラムやYouTubeチャンネルでは、振袖を着たときに役立つ所作・マナーを動画で紹介しています。詳しい所作を確認したい際は、ぜひチェックしてみてください。



















