成人式の振袖に合う髪色の選び方!おすすめの髪色やポイントを紹介

成人式は人生で一度きりのイベントです。特別なハレの日だからこそ、振袖に合う髪色を選んで素敵な1日を過ごしたい方は多いのではないでしょうか。

しかし、振袖に合う髪色をどのように選んだらいいのか、悩んでしまう方も多いです。そこで本記事では、成人式の振袖に合う髪色の選び方についてご紹介します。また、おすすめの髪色や染める前のポイントをご紹介するので、ぜひ成人式当日の髪色の参考にしてください。

成人式の振袖に合う髪色の選び方

成人式の振袖に合う髪色の選び方は、以下の3つです。

  • ナチュラルな雰囲気にするなら黒髪や暗髪を選ぼう
  • 統一感を出すなら振袖と同系色の髪色がおすすめ
  • 個性的な印象を与えるなら振袖と反対色でメリハリをつける

それぞれの選び方について、詳しくご紹介します。

ナチュラルな雰囲気にするなら黒髪や暗髪を選ぼう

ナチュラルな雰囲気に仕上げたいなら、黒髪や暗髪を選びましょう。黒髪や暗髪は、清潔さや清楚なイメージを演出できます。またシンプルで自然な髪色は、振袖の美しい柄や色味をより引き立ててくれます。

一般的に「暗髪」とされるダークトーンの目安は、6〜7トーン程度と言われています。日光があたると色味が見えて、室内に入ると黒髪っぽく見えるのが特徴です。学校や職場などの規則が厳しい場合は、ダークトーンに仕上げるのがおすすめです。

選んだ振袖の雰囲気がモダン・クラシカルなイメージであれば、黒髪がよく映えます。黒髪は伝統的な日本人らしいイメージを与えてくれるので、モダン・クラシカルの雰囲気と相性は抜群です。

一方、落ち着きのあるクール・エレガントなイメージの振袖であれば、暗髪がおすすめです。透明感のある暗髪は洗練されたイメージを与えてくれるので、クール・エレガントの雰囲気と相性がぴったりです。

統一感を出すなら振袖と同系色の髪色がおすすめ

振袖全体のコーディネートに統一感を出したいなら、振袖と同系色の髪色を選びましょう。まとまりのある印象が好きな方や、自分らしさを表現したい方におすすめです。

例えば赤やオレンジなどの暖色系がメインの振袖であれば、髪色もピンクやブラウンなどの暖色系に統一するとよいでしょう。また、青や緑などの寒色系がメインの振袖であれば、アッシュ系や青みが入った寒色系を選ぶと、全体的にまとまった印象になりますよ。

個性的な印象を与えるなら振袖と反対色でメリハリをつける

せっかくの成人式だからこそ、主役らしく個性的な印象にしたい場合は、振袖と反対色の髪色を選ぶのもおすすめです。反対色を取り入れることで全体にメリハリが出て、個性を表現できます。

またハイトーンの髪色も、個性的な印象を与えられるのでおすすめです。最近はブロンドに振袖を合わせたり、シルバーカラーに振袖を合わせたりする方もいらっしゃいます。自分らしさを表現できる髪色に仕上げましょう。

成人式の振袖に合う暗髪の種類

成人式の振袖に合う暗髪の種類は、以下の2つです。

  • アッシュカラー|クール・エレガントなイメージの振袖におすすめ
  • グレージュカラー|パステルカラーや淡い色味の振袖に似合う

それぞれの暗髪について、詳しくご紹介します。

アッシュカラー|クール・エレガントな振袖におすすめ

アッシュカラーは、くすみがかった雰囲気を演出できるカラーのことです。髪の毛の赤味・黄味を抑えてくれるため、髪色全体が透明感のある雰囲気に仕上がります。黒髪よりも少し垢抜けた印象に仕上げたいなら、アッシュカラーがおすすめです。

アッシュカラーはブリーチをしていなくても、落ち着きのあるトーンのまま発色してくれます。フェミニンな印象にしたいなら、ラベンダーやベージュ系のアッシュカラーがおすすめです。クールで落ち着いた印象にしたいなら、ブルーやグレーなどの寒色系のアッシュカラーが似合うでしょう。

グレージュカラー|パステルカラーや淡い色味の振袖に似合う

グレージュは、グレーとベージュを合わせたカラーのことです。グレーのくすんだ感じをベージュが程よくぼかしてくれるため、女性らしい柔らかい雰囲気の暗髪に仕上がります。パステルカラーや淡い色味の振袖におすすめです。

ナチュラルなテイストに仕上げたいなら、カーキやオリーブのグレージュカラーがおすすめです。落ち着いた雰囲気に仕上げたいなら、ブラウン・モカのグレージュカラーでこなれ感のある雰囲気を演出できるでしょう。

暗髪のままを維持したい場合は、明るすぎないトーンを注文するのがベストです。暗髪は6〜7トーンが目安ですが、髪質によって適したトーンが異なります。担当の美容師さんに相談しながらトーンを調整してください。

成人式の振袖に合うブラウンの種類

成人式の振袖に合うブラウンの種類は、以下の3つです。

  • ダークブラウン|どんな振袖にもマッチしやすい
  • ライトブラウン|ビビット・パステルカラーの振袖にぴったり
  • アッシュブラウン|振袖のテイストに応じてカラーを選ぼう

それぞれの色味について、詳しくご紹介します。

ダークブラウン|どんな振袖にもマッチしやすい

ダークブラウンは、黒髪と同じようにどんな振袖でもマッチしやすい茶髪です。日光が当たるとふんわり茶色に見えますが、室内ではかなり黒に近い髪色に見えます。

ダークブラウンの髪色にするときは、色や柄よりも振袖を着た時の全身コーディネートに華やかさがあるかどうかをポイントに選びましょう。

暗めの髪色の効果で、コーディネートが全体的に落ち着いた雰囲気になりがちです。柄が全体的にある振袖を選んだり、ヘアスタイルを華やかにして目立つ髪飾りを選んだりしても素敵です。

ライトブラウン|ビビット・パステルカラーの振袖にぴったり

はっきりと茶髪なのが分かるライトブラウンは、ビビットカラーやパステルカラーの振袖と相性がいいです。

オレンジ系のブラウンであればオレンジ系の振袖、ピンクブラウンならピンク系の振袖にすることで、全体の統一感が出やすくなります。また明るいブラウンは重くない印象になるので、白系の振袖を選ぶとバランスよく着こなせます。

柄は古典柄でも違和感はありませんが、モダンな花柄や洋服のテイストを取り入れた柄なども相性がいいです。最近は個性的な振袖の柄も増えていますので、いろいろな柄をチェックしてみてください。

アッシュブラウン|振袖のテイストに応じてカラーを選ぼう

アッシュブラウンは、透明感やクールな印象を与えてくれる色味です。どのような雰囲気になりたいのかで、おすすめしたい振袖の色や柄が変わります。

例えば、かわいい印象を作りたいのであれば、透明感を引き立てる淡いパステルカラーがおすすめです。大柄のデザインよりも、小花や鞠、蝶などが敷き詰められたようなデザインの方が、かわいいイメージが作りやすいでしょう。

一方、クールな印象にしたいのであれば、ダークカラーや寒色系の振袖がアッシュブラウンに合います。ただし、ダークカラーや寒色系だけでまとめてしまうと、全体的にかなり落ち着いて見えるので、柄や小物で差し色が入るようなデザインがおすすめです。

大人っぽい印象を与える大柄のデザインも、アッシュブラウンのクールなイメージとぴったり合います。

成人式の振袖に合うハイトーンの種類

成人式の振袖に合うハイトーンの種類は、以下の3つです。

  • ブロンド|ビビット・パステルカラーの振袖におすすめ
  • シルバー|クールなテイストの振袖と相性がよい
  • ピンクやラベンダーカラー|振袖の色と合わせて個性を生かす

それぞれのハイトーンについて、詳しくご紹介します。

ブロンド|ビビット・パステルカラーの振袖におすすめ

ブロンドカラーは、外国人のような淡い黄色が特徴のハイトーンカラーです。ハイトーンの中でも奇抜になりすぎず、全体の雰囲気を明るく見せて、華やかな印象を与えられます。

ストレートヘアーだとクールな印象になりますが、ゆるく巻いた髪だと柔らかな女の子らしい印象になります。ビビットな配色の振袖だけでなく、パステルカラーが入った振袖にもぴったりです。

シルバー|クールなテイストの振袖と相性がいい

シルバーカラーは、髪の毛の赤味や黄味を抑えて全体が銀色のように見えるハイトーンカラーです。ハイトーンの中でも落ち着いた印象を与えてくれます。また、肌を明るく綺麗に見せてくれる効果もあります。

シルバーカラーは青みがかった色なので、寒色系が使われている振袖にぴったりです。クールで、エレガントな印象に仕上がります。ただし、シルバーカラーは色落ちが早いため、染めるタイミングが早すぎると成人式までに落ちてしまう可能性もあります。美容師さんに相談して、色落ちしないタイミングで染めにいきましょう。

ピンクやラベンターカラー|振袖の色と合わせて個性を生かす

振袖の色味に合わせて、ピンクやラベンダーのハイトーンカラーにするのもおすすめです。全体のコーディネートにまとまりが出て、自分らしいおしゃれさを演出できます。もし、髪の毛全体を染めるのに抵抗があれば、グラデーションカラーにするのもおすすめです。

グラデーションカラーであれば、奇抜さを押さえつつ、自分が好きなハイトーンカラーを楽しめます。ただし、シルバーと同じように、原色のカラーは色落ちしやすいため、色落ちしない日程を美容師さんと調整してください。

成人式の振袖にはインナーカラーや裾カラーもおすすめ

髪の毛全体を染めるのはちょっと…という方は、以下の2つのデザインカラーがおすすめです。

  • インナーカラー|チラ見えするハイトーンカラーでおしゃれ度UP
  • 裾カラー|ボブやショートスタイルにおすすめ

それぞれのカラーについて、詳しくご紹介します。

インナーカラー|チラ見えするハイトーンカラーでおしゃれ度UP

インナーカラーは、髪の毛の内側だけを染めたデザインのことです。髪を耳にかけたり、アップスタイルにしたりすることでカラー部分が見えて、おしゃれさを演出できます。学校や仕事・バイト先の都合で、髪の毛全体を染めるのが難しい方におすすめです。

インナーカラーは、部分的にブリーチをしてハイトーンカラーを入れられます。振袖の色を取り入れて統一感を出してもおしゃれですし、帯や帯締めなどの小物のアクセントカラーに合わせても全体が引き締まっておしゃれになります。

ハイトーンカラーをしてみたいけど髪の毛全体を染めるのが難しい方や、部分的に染めておしゃれを楽しみたい方は、ぜひインナーカラーに挑戦してみてください。

裾カラー|ボブやショートスタイルにおすすめ

裾カラーは、髪の毛の毛先だけを染めたデザインのことです。毛先だけを染めるため、ショートやボブスタイルにもぴったりです。髪の毛全体のカラーと同系色を選ぶと、グラデーションのように見えて、よりおしゃれなイメージに仕上がります。

インナーカラーと同じように、振袖のメインカラーを取り入れて染めてもおしゃれですし、アクセントカラーを入れても顔まわりが華やかになっておすすめです。成人式が終わったあとは毛先だけを切って整えれば、普段通りのヘアスタイルに戻せます。

ハイトーンを試してみたい方や、ショートやボブスタイルでおしゃれに魅せたい方におすすめです。

成人式の振袖に合う髪色に染めるポイント

成人式の振袖に合う髪色に染めるポイントは、以下の2つです。

  • 暗髪は成人式の1週間前、ハイトーンは3〜4日前に染めよう
  • 振袖やアクセサリーの写真を見せて相談するのもおすすめ

それぞれのポイントについて詳しくご紹介します。

暗髪は成人式の1週間前、ハイトーンは3〜4日前に染めよう

髪色を染めるときは、成人式の10日〜1週間前に染めるのがおすすめです。特に暗髪の場合は、髪色が定着するのは1週間前後といわれています。余裕を持って美容室の予約を押さえましょう。

ただしハイトーンカラーの場合は、早めに染めすぎると色落ちしてしまう可能性があります。成人式の日から3〜4日前に染めるのがおすすめです。

また、髪質や過去の染め履歴によっては、色落ちしやすい場合もあります。前もって美容師さんに染めるスケジュールを相談しておくことが大切です。

振袖やアクセサリーの写真を見せて相談するのもおすすめ

成人式に思い通りのヘアスタイルを実現するなら、担当の美容師さんに振袖やアクセサリーの写真を見せて、髪色を相談するのもおすすめです。成人式当日のイメージを共有しておくと、振袖に似合うヘアカラーをアドバイスしてもらいやすくなります。

とくにハイトーンカラーの場合はブリーチをする必要があるため、1日だけで理想の髪色に仕上がらない場合もあります。成人式当日の数ヶ月前から相談しておくと安心です。

まとめ

成人式の振袖に合う髪色は、ナチュラルな雰囲気に仕上げたい場合は黒髪や暗髪がおすすめです。統一感のあるおしゃれな振袖コーディネートに仕上げたい場合は、振袖と同系色の髪色を選ぶとよいでしょう。

また、自分らしい個性的なイメージを表現したい場合は、振袖と反対色の髪色にしたり、ハイトーンカラーにしたりするのがおすすめです。自分のなりたいイメージ・振袖のテイストに合わせて、ぜひ素敵な髪色に仕上げてください。

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