「振袖に必要な小物を手配する方法が知りたい!」
振袖を着用する際に必要なものが多すぎて、準備する際に困ってしまう方も多いのではないでしょうか。一般的に振袖を購入・レンタルすると小物が一式セットになっていることが多いですが、小物を自分で手配しなければならない場合もあります。
そこで本記事では、振袖に必要なもの一覧をご紹介します。また、各小物の役割や手配する方法についても紹介しますので、これから振袖の小物を準備する方はぜひ参考にしてください。
目次
これで完璧!振袖に必要なものチェックリスト
振袖をきれいに着こなすには、和装小物と着付け用小物が必要です。振袖の着用に欠かせない小物アイテムについて、以下の表にまとめました。成人式や結婚式などで振袖を着用する際に、ぜひ活用してください。
着付け用小物 | o 腰紐(3〜5本) o 襟芯 o 前板(帯板) o 後板 o 帯枕 o 伊達締め(2本) o 和装用ベルト o 三連紐 o 着物クリップ o 足袋 o 和装用肌着(肌襦袢・裾避け)
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和装小物 | o 長襦袢 o 重ね衿 o 半襟 o 帯(袋帯) o 帯揚げ o 帯締め o 草履 o バッグ o ショール o コート |
着付けに必要な和装小物を画像でチェックしよう!
着付けに必要な小物について、どのような役割があるのか画像付きで紹介します。着付け用小物を準備する際にぜひ参考にしてください。
①腰紐
腰紐は着物や振袖の着崩れを防ぐために、腰の周りに巻く紐のことです。一般的なベルトのように硬い素材ではなく、綿などの柔らかい素材でできています。振袖を着付けする際は、3〜5本程度使用する場合が多いです。ハチマキのようにくるくると丸めてコンパクトに保存できます。
②襟芯
襟芯とは、振袖の襟元をピン!と立てるための道具です。色は白が多く、素材はレーヨンやポリエステルなどの軽い素材で作られています。襟芯は長襦袢(肌着)に付ける半襟の下に入れて使用します。
③前板(帯板)
前板は、帯のシワやよれを防ぎ、美しいシルエットをつくるための小物です。帯板(おびいた)とも呼ばれています。帯の下に入れるのが前板で、帯板といえばだいたい前板のことを指しています。帯板の幅は、10~15cmくらいのものが多いです。長さは35~50cm程度のものが多く、S・M・Lとサイズ展開があります。
④後板
後板は、帯の後ろ側に使用される小物です。帯に後板を入れるとシワが出にくくなり、帯の飾り結びをきれいに見せてくれます。前板(帯板)と同じように見えますが、後板は前板よりも短いのが特徴です。
⑤帯枕
帯枕は帯結びで二重太鼓結びをするときや、飾り結びでボリュームを出したいときに使う小物です。帯枕は正装用と普段着用があり、厚みやサイズ、素材などによってさまざまな種類があります。振袖を着用する際は、大きく厚めの帯枕を使用することが多いです。
⑥伊達締め
伊達締めとは、腰紐に追加して長襦袢の上から腰の周りに巻く、幅が広い紐のことです。腰紐だけでは着崩れしやすくなるため、伊達締めを一緒に使用します。着物特有のおはしょり(着物の余った部分を腰で折り上げること)をつくるためにも、伊達締めは欠かせないアイテムです。着付けの際は、2本程度必要とされています。
⑦和装用ベルト
和装用ベルトとは、伊達締めと同じ用途で使われている振袖の着崩れを防ぐための小物です。「コーリンベルト」「着付け用ベルト」と呼ばれる場合もあります。着付けを行う場所によっては必要ない場合もあるため、事前に手配が必要か確認しておくと安心です。
⑧三連紐
三連紐とは、振袖の袋帯で飾り結びをするときに使用する小物です。「三重紐」「三重仮紐」と呼ばれる場合もあります。ゴム紐が3本重なっていて、両端に紐が付いているのが特徴です。三連紐を使用することで、飾り結びの形を美しくキープしやすくなります。
⑨着物クリップ
着物クリップは、着付けをする際、襟や帯などを押さえておきたいときに簡単に留められる便利な小物です。サイズは、小・大・特大などがあります。基本的に着付け師さんが持っていることが多いですが、準備する持ち物の中に含まれている場合もあります。もし記載されていない場合は、事前に手配が必要か確認しておくと安心です。
⑩足袋
足袋は、和装の際に着用する靴下のことです。フォーマルな場では、白無地の足袋がふさわしいとされています。一方、成人式では、鮮やかな色合いのものや刺繍入り・柄入りなどの足袋を着用しても問題ありません。振袖のテイストに合わせて、華やかな足袋を選びましょう。
【振袖の下着】長襦袢
長襦袢は、振袖の下に着用する肌着です。振袖に汗や皮脂が付着するのを防いだり、振袖の着崩れを防いだりする役割があります。
長襦袢には上下で分かれているタイプや、上下がつながった着物のようなタイプがあります。振袖を着用する際は、どちらを手配しても問題はありません。
【振袖の襟】半襟・重ね衿
半襟とは、長襦袢に縫い付けられている襟のことです。振袖の襟に汗や皮脂が付着するのを防ぎつつ、顔周りを華やかにする役割があります。振袖コーデのアクセントになるため、半襟にこだわる方も多いですよ。
重ね衿とは、ボリュームや華やかさを出すために半襟にさらに重ねて追加した襟のことです。「伊達襟」と呼ばれる場合もあります。最近はパールやスパンコールなどが施された重ね衿もあり、成人式にもぴったりです。
【振袖の帯】帯・帯揚げ・帯締め
帯は、腰に巻いて振袖を固定する小物のことです。帯揚げは帯の上にある布を指し、帯枕や腰紐などを隠す役割があります。帯締めは帯が型崩れしないように固定する紐のことです。帯・帯揚げ・帯締めはさまざまな種類があるため、組み合わせ次第でコーディネートの幅が広がります。
【振袖の小物】草履・バッグ
振袖を着用する際は、和装用のバッグと草履を合わせましょう。振袖の色合いや柄に合わせてバッグと草履を選べば、振袖全体がまとまったコーディネートに仕上がりますよ。
【振袖の防寒】ショール・コート
成人式で振袖を着用する際は、ショールや和装用コートを合わせるのがおすすめです。ショールは防寒対策だけでなく、顔周りも華やかに演出してくれます。ショール・和装用コートは脱ぎ着しやすいため、屋内外の体温調節にもぴったりです。寒さの厳しい地域では、ぜひ振袖に合わせてショールや和装用コートを手配してみてください。
振袖に必要な小物を手配する方法
振袖に必要な小物を手配する方法は以下のとおりです。
- 振袖専門店
- 呉服店
- 大型ショッピングセンター
- ネット通販
- フリマアプリ
それぞれのメリットやデメリットについて詳しく紹介します。
振袖小物を手配する方法①振袖専門店
振袖小物を手配するなら、振袖専門店で手配するのがおすすめです。振袖に関わる小物をすべてそろえられるだけでなく、振袖に合う小物を相談することもできます。振袖のコーディネートが分からない方や、今流行りのコーデを知りたい方は振袖専門店がおすすめです。
ICHIKURAでは、振袖小物の一部をレンタルすることもできます。ママ振り・姉振りなどの着用を予定している場合は、お手持ちの振袖を着用しながら小物を合わせられますよ。気になる方は、ぜひ以下の公式HPを確認してみてください。
振袖小物を手配する方法②呉服店
着物を幅広く取り扱っている呉服店でも、振袖用の小物を手配することが可能です。着付け用の小物であれば、一通りそろえられます。
ただし振袖を取り扱っていない場合は、振袖用の長襦袢や帯・帯揚げ・帯締めなどを手配できない可能性もあります。またレンタル品を取り扱っていない場合も多いです。呉服店で手配する際は、事前に取り扱い状況について問い合わせましょう。
振袖小物を手配する方法③大型ショッピングセンター
大型ショッピングセンターでも、振袖用の小物を手配できる可能性があります。ただし売り場によっては、すべてをそろえることが難しい場合も多いです。もし小物を取り扱っていたとしても、実際に試着することはできない可能性もあります。着付け小物だけであればそろえられる可能性もあるため、事前に取り扱いの状況を確認できると安心です。
振袖小物を手配する方法④ネット通販
ネット通販でも、振袖用の小物を手配できます。振袖用の小物を一式セットで販売していたり、単品で販売していたりするため、必要な小物だけをそろえることも可能です。
ただし、ネット通販は写真だけで色合いを確認するため、実際に届いた際に若干色が異なって見える可能性もあります。また基本的に試着はできないため、サイズを間違えないように注意して手配しなければなりません。
もし返品・交換の対応になった場合は、新しい小物が届くまでに時間がかかる場合もあります。ネット通販を利用する場合は、余裕を持ったスケジュールで手配しましょう。
振袖小物を手配する方法⑤フリマアプリ
フリマアプリを使って、振袖用の小物を手配することも可能です。新品を手配するよりも、費用を抑えられます。ただし、フリマアプリでは商品自体に欠陥や不備がない場合、自己都合による返品や交換ができません。トラブルに巻き込まれないためにも、購入する小物のサイズや色合いを十分に確認しましょう。
振袖に必要な小物がすべてそろう!ICHIKURAの振袖プランをご紹介
ICHIKURAの振袖プランでは、今回ご紹介した小物がすべてプランに含まれています。自身で振袖小物を準備する手間がかからないため、大変便利です。今回はおすすめの振袖プランについて、詳しく紹介します。
振袖購入プラン
ICHIKURAの振袖購入プランでは、振袖を含む小物一式・着付け小物・前撮り撮影がすべてセットに含まれています。ご購入いただいた振袖は成人式だけでなく、卒業式や結婚式などのシーンで着用可能です。レンタル費用を気にせず、お気に入りの1着を何度でも着用いただけますよ。
またICHIKURAで振袖をご購入いただいたお客様には、以下5つの特典を用意しています。
- 卒業式に利用できる袴をプレゼント
- 振袖から訪問着への袖丈直し(条件あり)
- 振袖から留袖・訪問着へのお取り替えが可能(条件あり)
- 成人式当日の着付けサービス(条件あり)
- 着付け教室の受講全8回を無料でご案内
上記特典に関する情報やプランの詳細な概要については、以下の公式HPをご確認ください。
振袖レンタルプラン
ICHIKURAの振袖レンタルプランでは、振袖を含むレンタル可能な小物一式・着付け小物・前撮り撮影がセットに含まれています。振袖を着用するさまざまなシーンに合わせて、振袖や小物のコーディネートをしたい方におすすめです。
また、ICHIKURAで振袖をレンタルいただいたお客様には、以下4つの特典を用意しています。
- 振袖のサイズリクエストが可能
- 振袖に合わせる小物は組み合わせ自由
- 振袖を最長10カ月間お貸し出し可能
- 着付け教室の受講全8回を無料でご案内
上記の振袖レンタルに関する詳細については、以下のICHIKURA公式HPをご確認ください。
振袖の購入・レンタルプランを利用する際の流れ
ICHIKURAで振袖の試着から予約完了するまでの流れは以下のとおりです。
- WEBより試着予約
- 来店時に希望する振袖のテイストや予算などを確認
- お客様の希望に合う振袖を試着
- お気に入りの振袖を予約
- 後日、スタジオにて前撮り撮影
ICHIKURAでの試着予約は、WEBよりいつでも予約可能です。予約ページより店舗を選んでいただくと、各店舗の予約状況を確認できます。振袖選びで悩んでいる方や、振袖に合わせる小物コーデのアドバイスを受けたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
振袖をきれいに着こなすためには、和装小物や着付け用の小物が必要です。今回ご紹介したチェックリストを参考に、振袖に必要なものを手配しましょう。
振袖に必要なものは、振袖専門店ですべてそろえることが可能です。店舗によっては小物をレンタルできたり、振袖と小物のコーディネートをアドバイスしてくれたりします。
ICHIKURAではママ振りや姉振りを着用される方に向けて、小物のみのレンタルプランをご案内可能です。振袖に必要な小物選びでお悩みであれば、ぜひお気軽にご相談ください。