振袖の前撮りQ&A|プランは?値段は?予約は?時間は?メイクは?

成人式当日は何かと慌ただしいので、写真だけは余裕を持って前撮りしたいという人が多くなっています。上手に前撮りをするには、どんなことに気をつければよいのでしょうか。ポイントをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

 

 

1.プラン

①ポーズ数について

何ポーズ撮影してもらえるかは、スタジオやプランによって異なります。多くのスタジオで基本となるポーズを3つ程度設定し、これを基本プランとしてオプションでポーズ追加ができるようになっているようです。一般的に、撮影のほかに購入するオプションが多いほどカット数も多くなっています。

振袖を購入し、メイクもヘアセットも利用する場合には、モデル撮影並みにたくさんのポーズ数を取ってもらえることもあります。ポーズ数が多ければ多いほど選ぶ楽しみが広がりますから、できるだけたくさん撮影してもらうことをおすすめします。

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②アップ・全身・座りポーズが基本

ほとんどのスタジオの前撮り撮影プランでは、アップ・全身・座りポーズがセットになっています。せっかくヘアやメイク、小物にまでこだわるのですから、ぜひ余すところなく記念撮影しておきたいものです。アップ撮影では、着物だけでなくヘアやメイクの思い出もしっかり残すことができます。全身撮影では目立ちにくい素敵な半襟や可愛い髪飾りもアップで残るので、とてもよい記念になります。

全身撮影は、振袖撮影の一番大事なポーズです。美しい立ち姿を意識して、素敵な写真を撮りましょう。ポイントは、背筋をしっかり伸ばすことと、手の位置です。お尻にきゅっと力を入れて、少し腰を前に出すときれいな立ち姿になります。手のひらは体の横に沿わせるのではなく、前でそっと重ねます。このとき、指先までピンと揃えて緊張感を持って重ねると、美しい立ち姿になります。肩は張らず、すぼめず、自然に下ろして肘を軽く曲げるときれいなラインが作れます。

また、立ち姿の場合は、真っ正面のほかに、左半身を前に体を30度ほど傾けたポーズを取ります。これは、振袖は左肩や左前に着物の柄がくるようにできているからです。さらに、振袖撮影に独特のポーズとして、絵柄を見せるために袖を持って広げるポーズがあります。プロカメラマンが一番きれいな立ち方を指導してくれるので、指示に従いましょう。

座りポーズでは、ポーズの取り方や手の置き方、姿勢などに気をつけましょう。いろいろな角度から撮影してもらうことで、思いがけずよい表情の写真が撮れることがあります。恥ずかしがらずに、モデルさんになった気分でポーズを決めてください。背景や小物によっても雰囲気をガラリと変えることができるので、いろいろ借りて試してみるとよいのではないでしょうか。

③アルバム完成までの期間

撮影からアルバムが手渡されるまでの期間は、撮影日から早くて1ヶ月、遅くても2ヶ月程度が一般的です。混み合う時期になるともう少し時間がかかるので、早く写真が見たい場合は、空いている時期を選んで前撮りしましょう。

④データがあると便利

前撮りすると、アルバムの他に、撮影データをCD-ROMにしてもらうこともできます。別料金にはなりますが、CD-ROMがあれば自分でプリントができるので、親戚や友達に晴れ姿をプレゼントすることができます。たくさんの人に写真を見てもらいたい場合は、CD-ROMを作ってもらうとよいでしょう。よろしければ、当サイトの以下既存記事も併せてご参照ください。

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2.値段

①前撮りだけの場合

料金設定は店鋪によりさまざまで、撮影以外にどんなサービスを受けるかによって料金が異なってきます。振袖持参、着付け・メイクなしで、単純に記念撮影のみの場合は、およそ1万〜1万5千円程度が相場です。着付け・ヘアメイクまで依頼する場合には、4~5万円程度に設定しているスタジオが多いようです。

②成人式当日のレンタルもする場合

前撮りだけでなく、成人式当日の着物レンタルまで含むプランでは、10万円前後に設定しているところが多くなっています。プラン内容が多いほど割引も多くなる傾向がありますし、一か所で全て済ませることができますから、上手に利用するとよいでしょう。前撮り+成人式当日の撮影までパッケージになっているプランもあります。

③振袖購入する場合

振袖をレンタルではなく購入する場合は、さまざまな嬉しいサービスが受けられます。着付け、ヘアセット、メイク、前撮り撮影まで全て無料で、プロカメラマンに80カット以上撮影してもらえるプランもあります。 成人式当日のヘアセット、メイク、着付けまで無料というサービスも。前撮りの時とは違うスタイルにすることもできます。

3.予約

①1年前には抑えておこう

成人式は予めいつ行うか予定が決まっていますから、着物や前撮りなどの予約もかなり早くから始まります。早いところでは、前年の成人式が終わった頃からDMが届き始めます。好きな着物を着たい、混み合う前に落ち着いて前撮りを済ませておきたいという人は、1年前には予約してしまうことをおすすめします。

②前年の夏前か、秋に撮影が多い

実際には、成人式の2~3か月前の秋に撮影することが多いようです。ただし、気候もよく多くの人が予約をしますから、混み合うのは必至です。もっと余裕を持って前撮りした場合には、成人式の前年の春〜初夏に撮影するとよいでしょう。早期予約割引や各種オプションをつけてもらえることもあります。よろしければ、当サイトの既存記事も併せてご参照ください。

振袖の前撮りっていつやるの?料金はいくら?前撮りの3つのポイント

4.時間

①全部で3~4時間はみておこう

前撮り当日は、時間に余裕を持って出かけましょう。着付けやヘアメイクを含むかどうかにもよりますが、トータルで3~4時間はみておくと安心です。移動の時間を含め、半日はスケジュールをあけておくことをおすすめします。

②振袖の着脱は結構疲労する

撮影当日は結構疲れます。普段着慣れない着物を着たり脱いだりするのは時間がかかりますし、緊張もします。せっかくの撮影なのに、疲れた顔でカメラに向かっては台無しです。よい写真を撮るために、前日から余裕を持ったスケジュールにして、睡眠を十分取ってから撮影に臨むようにしてください。

5.メイク

①前撮り前はすっぴんで行くべきか

すっぴんでスタジオまで行くことに抵抗がある人もいると思いますが、メイクしてもらうなら、できるだけ素顔で行くことをおすすめします。眉を整える程度にして、メイクはプロにお任せしましょう。どうしてもしてほしいメイクがあるなら、前もって相談しておくとよいでしょう。髪にもスタイリング剤をつけずに行きます。

②着ていく服は前開きが良い理由とは

スタジオに行くときは、前開きの洋服を着ていきます。その理由は、ヘアセットとメイクをしてから着付けを行うので、そのままスムーズに服が脱げるようにするためです。意外と見落としがちなポイントですが、とても大事なことなので、ぜひ忘れないようにしてください。脱いだ服を入れておく袋や風呂敷もお忘れなく。

まとめ

一生に一度の記念ですから、成人式の振袖姿は万全の準備をして撮影したいものです。充実した前撮りを行うには、早めのリサーチ、早めの予約がポイントです。どこでどんなサービスが受けられるのかを早めにチェックして、満足のいく前撮りを実現してください。