振袖のコーディネートのポイントと種類別のコツ|帯の可愛い結び方も

 

未婚女性の第一礼装である振袖は、とても華やかで目を引く衣装です。成人式などで振袖を着る方の中には、振袖の柄はもちろん、振袖に合わせる帯などの全体のコーディネートに悩んでいる方もいるでしょう。振袖は帯や小物で印象が変わるため、慎重に選ぶことが大切です。

本記事では、振袖のコーディネートを考えるときのポイントや、振袖コーディネートのコツ、帯の可愛い結び方について解説します。おすすめのレンタル・購入方法も紹介するため、振袖コーディネートに悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。

1.振袖のコーディネートを考えるときのポイント

振袖は、華やかで豪華な模様が特徴的な和装です。しかし、華やかであるがゆえに振袖のコーディネートに悩む方は少なくありません。特に振袖は着慣れていないため、コーディネートを考えることが難しいでしょう。

振袖のコーディネートに迷ったときは、カタログやスナップショットを参考にすることがポイントです。カタログには、王道のスタイルから個性的なスタイルまで、さまざまなコーディネートが掲載されています。スナップショットでも、実際の着こなしをお手本にすることができます。

カタログやスナップショットから、自分のイメージに近いコーディネートや、新しいコーディネートのアイデアが見つかるでしょう。

2.【種類別】振袖のコーディネートのコツ

振袖のコーディネートを考える際は、振袖以外にも多くのアイテムを選ぶ必要があります。帯や髪飾り、足袋などの小物の選び方にもこだわれば、全体のコーディネートは大きく変わるでしょう。

ここからは、アイテムの種類別にコーディネートのコツを紹介します。

2-1.【帯】色や柄に注目する

帯は振袖の次に面積が広く、コーディネートのポイントとなる要素です。帯にはコーディネートを引き締める効果などもあるため、振袖に合う色・柄の帯を選ぶ必要があります。

帯の色は同系色・反対色・差し色から選ぶと、コーディネートを決めやすいでしょう。

振袖と同系色全体の雰囲気がまとまった着こなしとなります。
振袖と反対色青色に黄色などの反対色を選べば、コーディネートが引き締まります。
振袖の差し色黒色や赤色などの強い色味を合わせれば、モダンな雰囲気になります。

また、帯の柄は振袖のテイストに合わせるとよいでしょう。なお、帯の柄にも流行りはあり、最近は現代風のモダンな柄の帯が人気です。

古典柄定番の柄であるため、歳を重ねても使うことができます。譲り受けた振袖に合わせる場合にも適しています。
現代風の柄古典柄と比べ、スタイリッシュな雰囲気となります。現代風の柄の振袖によくマッチします。
モダン柄個性的な装いにぴったりで、振袖をファッションとして楽しめます。

上記のほかには、結婚式や成人式などのお祝いの席にふさわしい吉祥梅鶴柄という柄や、金色などの華やかな色が入った帯もおすすめです。帯締め・帯揚げ・帯留めといった帯周りの小物を使えば、幅広いコーディネートを楽しめるでしょう。

2-2.【髪飾り】赤や白がおすすめ

髪飾りは、赤色や白色がおすすめです。振袖の多くは赤などの鮮やかな色が使われているため、同系色である赤色の髪飾りを付ければ、コーディネートに統一感が生まれます。一方で、白はどのような色の振袖にも合う万能色です。振袖を引き立て、髪色にも映えるでしょう。

また、髪飾りにはいくつか種類があります。よく使用される人気の髪飾りは、以下の通りです。

〇つまみ簪(かんざし)

つまみ簪は、つまみ細工の髪飾りです。つまみ細工は江戸時代から伝わる日本の伝統工芸であり、薄絹をつまんだり折り畳んだりして花や模様を作ります。

〇ピンポンマム

ピンポンマムは丸い形が特徴の花です。コロンとしたフォルムはとても可愛らしく、さまざまな色から選べるため、多くの女性に人気があります。

〇生花

生花の髪飾りは、みずみずしく鮮やかな質感が特徴です。生花であるため1日限りの髪飾りとなりますが、存在感は抜群です。バラ、かすみ草、ダリアなど、自分の好みや振袖に合わせた花で髪飾りを作りましょう。

〇水引き

日本の伝統工芸品である水引きは、シンプルで個性的な髪飾りを探している方におすすめです。「結ぶ」「つなぐ」という意味を持つ縁起物であるため、お祝いのシーンにも適しています。

2-3.【足袋】少し小さめのサイズを選ぶ

足袋は、少し小さめのサイズを選びましょう。大きめの足袋だと生地が余ってしまい、足元がだらしなく見える恐れがあります。足袋の後ろにあるこはぜでサイズを微調整できるため、少し小さめのサイズを選んでも問題ありません。

基本的に礼装には白足袋となりますが、個性を出したい方は柄足袋や刺繍入り足袋を使ったコーディネートを考えてもよいでしょう。

3.振袖の帯の可愛い結び方4選

帯の結び方には、さまざまな種類があります。特に振袖の場合、華やかでインパクトのある結び方も選べるため、帯の結び方にこだわれば個性を出すことができます。振袖に合わせて帯の結び方を工夫し、自分らしいコーディネートにワンランクアップさせましょう。

人気のある代表的な帯の結び方は、以下の通りです。

〇リボン結び

立て矢結びをアレンジして作るリボン結びは、簡単で可愛らしい結び方です。帯がリボンの形になるため、後ろ姿も可愛く演出できます。ピンクや花柄など、女性らしい可愛らしさのある振袖のコーディネートにおすすめの結び方です。

〇二重太鼓結び

横から見ると太鼓橋のように見える、シンプルな帯結びです。太鼓結びには、一重太鼓と二重太鼓の2種類があります。一重太鼓はカジュアルな場での帯結びとなるため、振袖に合わせる場合は二重太鼓となります。すっきりとした着こなしにしたいときは、二重太鼓結びにするとよいでしょう。

〇羽根結び

羽根結びでは、帯の端を出して羽根のように結ぶため、華やかなボリュームを出すことができます。羽には「これから飛び立つ」という意味があるため、成人式などの人生の門出にぴったりの結び方です。

〇花結び

後ろから見ると結び目が花のように見える、愛らしさのある結び方です。華やかながらも可愛らしい印象となるため、キュートな着こなしにしたい場合は花結びがおすすめです。

4.振袖のレンタル・購入は「ICHIKURA」がおすすめ!

振袖のレンタル・購入を考えている際は、「​ICHIKURA」をぜひご利用ください。商品量やセットプランが多いため、初めて振袖を着る方でもコーディネートに迷う心配はありません。ICHIKURAの特徴は、以下の通りです。

〇豊富な商品量

伝統的な古典柄からオリジナルデザインまで、数多くの振袖を取り揃えています。振袖や帯はもちろん、バッグ・草履といった小物も1,000点以上あるため、お気に入りの一着が見つかるでしょう。

〇多彩なプラン

レンタルプラン・ママ振プラン・購入プラン・フォトプランなど、どのようなご要望にもお応えできるよう多彩なプランを用意しています。また、前撮り記念写真プランではファッション誌と同じライトを使用するなど、写真のクオリティにもこだわっているため、貴重な振袖姿を記念写真としてふさわしい形に仕上げることが可能です。

〇丁寧なサービス

振袖のプロが一人ひとりに最適なプランを提案します。ショップは北海道から九州まで全国にあるため、直接お店に訪問して振袖を選ぶこともできます。振袖を購入された方には、アフターケアなどのサービスも用意しているため、ご安心ください。

ICHIKURAなら、たくさんの振袖の中から自分のお気に入りの一着を選ぶことも、譲り受けた振袖を素敵に着こなすことも可能です。ぜひ一度店舗に訪れてみてください。

まとめ

振袖は、着物の中でも特別華やかで大胆な柄もあるため、コーディネートを難しく感じる場合もあります。しかし、帯や髪飾りなどを選ぶ際にポイントを押さえれば、自分の理想のコーディネートを作ることができます。

また、コーディネートに迷ったら、プロに任せることもひとつの方法です。ICHIKURAでは、現代柄から古典柄まで幅広い種類の中から振袖を選べるため、お気に入りの一着がきっと見つかります。自分らしい振袖コーディネートをICHIKURAで完成させましょう。