成人式のメイクは自分でできる?注意点や振袖姿に合わせたメイクのポイントを解説

成人式は振袖レンタルをするなどとお金がかかるから、せめてメイクは自分でしたい方、成人式のメイクは自分でもできるのか気になっている方もいるでしょう。本記事では、自分でもできる振袖に合ったメイクのやり方を紹介します。注意点やベースメイク、目元のメイクのポイントを解説するため、後悔しないメイクをして、成人式を迎えましょう。

成人式用のメイクを自分でやるメリットと注意点

成人式用のメイクは自分でもできますが、普段のメイクとは少し異なります。振袖に負けないような少し派手めな、そして映えるメイクが理想です。

以下に自分でやるメリットと注意点を2つずつ挙げます。

メリットはこの2つです。

  1. 自分の肌に合うコスメを使える
  2. 自分好みのメイクができる

注意点として2つ挙げます。

  1. 振袖に似合うメイク術を知らないため調べる必要がある
  2. メイク道具を買う必要が出てくる

メリットと注意点を確認して、自分でメイクする方がよいかどうか判断しましょう。

メリット①自分の肌に合うコスメを使える

メリットの1つめとして、自分の肌に合うコスメを使えることです。肌はとても繊細であるため、肌の弱い方だと、使ったことがない化粧品を使用すると肌荒れを起こすことがあるでしょう。

しかし、自分がメイクするとなれば、肌に合うものを知っていたり、自分に合うコスメを持っていたりするため、肌荒れを防げます。また、当日の肌のコンディションによって、スキンケアやベースメイクを変えられるのが、自分でメイクをするメリットだと言えます。

メリット②自分好みのメイクができる

普段から自分でよくメイクする方であれば、自分の顔は自分がよく知っていることから、きれいな見せ方や、自分に似合うメイクが身に付いています。そのため、ほかの人にメイクをしてもらうより自分でしたほうがいいと考える方もいるはずです。

もし、メイクさんに頼んでメイクをしてもらう場合、自分の納得のいくメイクにならないことがあります。特に成人式当日は、ヘアメイクさんが早朝から多くの人をメイクしなければならないため、要望を聞いている時間もないでしょう。

自分好みに仕上がっていないと、成人式当日の気分が上がらなかったり、後悔したりすることも少なくありません。

自分でメイクすることで自分好みのメイクができるため、納得のいく仕上がりにできて、後悔しない成人式を迎えられます。

注意点①振袖に似合うメイク術を知らないため調べる必要がある

成人式で振袖を着る場合は、普段のメイクのやり方と異なります。成人式のメイクは振袖に負けないぐらい映えるメイクが主流です。

普段通りのメイクだと、振袖のインパクトがあるため、薄く見えてしまいます。また、振袖の色と合わせたメイクをしないと、顔だけが浮いてしまうため、いつもよりも濃いメイクをする必要があるでしょう。

そのため、メイクの勉強をしたり、振袖に合うメイクの仕方を調べたりしなければなりません。

メイクの調べ方として、今では、YouTubeでメイク動画を挙げている方が多いため、参考にするとよいでしょう。メイクのポイントは後ほど紹介します。

振袖に合うメイクのコツを掴むのは難しいため、事前に練習する必要があるでしょう。

注意点②メイク道具を買う必要が出てくる

振袖に合うメイクをする場合、いつも使っていないメイク道具が使われていることがあります。代用できればよいですが、できない場合は新たに購入しなければなりません。

プロのメイクさんは、メイク道具をいくつも使いこなしてメイクするため、メイク道具が揃っていないと同じようにメイクするのは難しいことがあるでしょう。

また、メイク道具だけでなく、コスメも買わなければならないことがあるため、出費がかさむ点で注意が必要です。

振袖で映えるメイクのポイント5つ

振袖を着る際は、映えるメイクをする必要があります。

ポイントとして5つお伝えします。

  1. ベースメイクは崩れないようにしっかりと
  2. 目元のメイクは一重、二重によって変える
  3. リップは発色がいい色を使って目立たせる
  4. 振袖に入っている色を入れて統一感アップ
  5. 振袖に負けないように濃いメイクにする

この5つを意識して行うと、振袖でも映えるメイクができます。

ベースメイクは崩れないようにしっかりと

成人式の当日は、メイクするのが早朝となるため、長時間メイクをしていることになります。そのため、なるべく崩れないようにベースメイクをしましょう。

また、成人式の振袖は和装のため、「日本女性」をイメージして、立体感を出さないのがポイントです。平面的な肌そして、つるつるなマット肌を目指すとよいでしょう。無駄なでこぼこやツヤがなく、きめ細かなお肌のイメージでベースメイクを施すと写真映えすること間違いなしです。

ファンデーションは、マットタイプのものを使用するとよいでしょう。

目元のメイクは一重、二重によって変える

ベースメイクをし終えたら、次は目元です。目元は一重、二重によって、メイク方法を変えましょう。

一重の場合、目尻を長くしたシャープな印象のメイクがおすすめです。キリっとした目元となるため、クールでカッコよく決まります。目尻にカラーシャドウを入れると、より目立つでしょう。また、目を大きくしたい方は、マスカラを使うと効果的です。アイライナーを濃く入れてあげるとよりはっきりとした目元になります。

二重の場合、できるだけ二重を強調するようなメイクにしましょう。アイラインは細く引き、アイシャドウは目の際に締め色を使うことで、まとまった印象となります。

また、二重の幅が広い方はアイホールにカラーをのせるとインパクトを残せます。強調しすぎるとよくないため、振袖に合わせた程よいのせ方にしてください。

リップは発色がいい色を使って目立せる

リップは発色がいい色を使って目立たせましょう。振袖はとても明るいため、映えるリップがおすすめです。逆にグロスでぷるぷるさせると浮いてしまうため、ベースメイクと同様に、マットな仕上がりにしましょう。

色は、振袖に合わせたリップを選ぶと統一感が出せます。塗る前にリップコンシーラーを使って輪郭を消すと、ムラなくきれいに塗れるためおすすめです。

上級者向けとして、少し難しくはなりますが、濃淡の違う2色を使ってグラデーションを出すと、より立体的に演出できます。

飲食などしてリップが落ちてしまうことがあるため、バッグにリップを入れておくと、いつでも塗りなおしができるでしょう。

振袖に入っている色を入れて統一感アップ

リップでも述べましたが、アイメイクやチークなどに振袖に入っている色を使うと統一感がアップします。

たとえば、緑の振袖だと、アイメイクに少し緑を足すだけで、可愛さや統一感を演出できます。色選びが難しいという方は振袖に入っている色を使えば、馴染むこと間違いなしです。

赤やピンク色の振袖では、赤や濃いアクセントカラーを入れるとマッチします。青や紫色の振袖では、指し色として赤を取り入れると華やかさがアップした仕上がりになります。

メイクする前にどのような雰囲気で顔を作っていくのか考えて行いましょう。色を使いすぎてしまってはまとまりが悪くなるため、統一感を意識してみてください。

振袖に負けないように濃いメイクにする

振袖は色、柄がはっきりしたものが多いため、顔も濃いメイクがおすすめです。しかし、全体的に濃いメイクだと、重いイメージとなるため、メイクの足し算、引き算を意識してみてください。

一度、振袖を着る機会がある時に、同じようにメイクをして、振袖とメイクが合っているのか確認しましょう。もし、合っていなかった場合には、コスメを変えたり、メイク方法を変えたりするとよいかもしれません。そうすることで、成人式では納得のいくメイクに仕上げることができます。

統一感のある、華やかさを兼ね備えた振袖メイクをマスターしてみてください。

自分でメイクまたはプロに任せるのはどちらがいい?

成人式用のメイクは自分でできます。しかし、振袖に合うメイクが分からない場合や、メイク道具が必要となったり、買い足す必要があったりすることもあります。また、普段のメイクと異なるため、メイクのやり方を調べて学ばなければなりません。

しかし、自分でメイクするのではなく、プロに任せるという選択肢があります。メイクを美容室や振袖レンタル店でプロの方にお願いすると、どのようなメリットがあるのか、注意点も含めて紹介します。

プロに任せるメリット

プロに任せるメリットとして3つ挙げます。

1つ目は、メイク道具やコスメが色々揃っているため、買い足す必要がないことです。

自分でメイクするとなると、持っているメイク道具やコスメでは足りなくて買い足す必要が出てくるため、余計な出費になります。

2つ目は、プロの方は映えるメイクをよく知っていることです。顔や目、骨格などから振袖に似合うメイクがわかるため、任せられるのもメリットです。さらに、メイク時間がかからず、崩れないメイクを施してくれる点も安心でしょう。

3つ目は、自分ではやることのない、普段と違ったメイクを行ってくれることです。自分ではメイクの癖があり、普段と同じメイクになってしまうところを、プロのメイクだと異なったメイク方法を見られることでしょう。メイクの参考になったり、自分の似合うメイクを知るきっかけにもなったりします。

プロに任せるときの注意点

プロに任せるときの注意点として、自分の希望や要望を取り入れてくれない可能性もあることです。

成人式のメイクを行う際は、たくさんの人をメイクします。そのため、時間がなく、全部メイクさんにお任せすることとなるでしょう。そのため、自分の好みのメイクでなかったと不満になる方も少なからずいます。

そうならないためにも、事前に自分の理想とするメイクを伝えたり、要望を聞いてくれる場所を探したりしましょう。

まとめ

本記事では、成人式のメイクは自分でできるのか、自分でやるメリットや、メイクのポイントを紹介しました。

振袖のメイクは自分でできますが、普段のメイクのやり方とは異なると分かったのではないでしょうか。コスメを持っていなかったり、メイク道具を買い足したりする必要も出てくるでしょう。

自分でメイクする、またはプロに任せるのも、それぞれメリットやデメリットはあります。

メイクに失敗して成人式を後悔しないためにはプロにお任せしましょう。