振袖の色が決められない!顔タイプ別やパーソナルカラーを参考に選ぼう

振袖の色がたくさんあり、悩んで決められないという方も多いのではないでしょうか。自分の好きな色であり、似合う色を知りたいと思った方もいるでしょう。振袖は、色や柄、合わせる帯によって雰囲気や印象も変わります。本記事では、顔のタイプ別やパーソナルカラーを参考にして振袖を選ぶ方法を紹介します。色によっても、雰囲気やイメージが異なるため、自分に合う振袖の色を見つけ、素敵な着こなしをして一生の思い出を作りましょう。

振袖の色を決めるには顔タイプ別を参考にしよう

振袖の色を自分の好きな色にしたいけど、似合ってないと言われたらどうしようなどと考えたことはありませんか。好きな色でも自分に似合っていない場合があります。せっかく振袖を着るなら、自分に似合っている色を選びたいでしょう。

色選びに迷っている方は、顔のタイプ別での選び方があります。顔のタイプとは、顔の形や、目の大きさ、鼻の高さなど顔の特徴から、子ども顔、大人顔とおおまかに2つに分けられます。

顔の特徴によって似合う色があるため、振袖の色が決められない方は、参考にしてみてください。

顔タイプは細かく分けると8つあり、「子ども顔」の4つと「大人顔」の4つのタイプでまとめられます。

以下に詳しく解説します。

「子ども顔」の4タイプ

「子ども顔」タイプは、以下の4つに分けられます。

  • キュート
  • フレッシュ
  • アクティブキュート
  • クールカジュアル

これらのタイプの特長は、顔が幼く見えて、実際の年齢よりも若く見える方が多い傾向にあります。

1つひとつ見ていきましょう。

キュート

顔のパーツが曲線だったり、輪郭が丸かったりする方はキュートタイプに分類されます。

似合う色は、ピンクや白などのパステルカラーです。振袖の柄は、大人な雰囲気をもつ古典柄よりも可愛らしさがある小花柄が合います。

全体的に小花を散りばめた振袖は、顔のパーツの丸みに合った、柔らかい印象を持たれるため、淡い色や小さくたくさん散りばめられた柄が似合うでしょう。

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白をベースに黄緑色が入ったパステルカラーに、しだれ桜と吉祥文様をデザインした華やかな振袖 です。

こちらは白をベースにして、下の方は赤い色で可愛らしさを出した振袖 です。柄は花文様と色とりどりのお花を散りばめて華やかさをプラスした仕上がりになります。

フレッシュ

顔の輪郭は丸めですが、部分のパーツが直線的な顔立ちの方はフレッシュタイプに分類されます。きれいさと可愛らしさを兼ね備えており、似合う色は、青や緑などの寒色系です。シンプルで清楚なイメージや親しみやすさを持たれることが多いでしょう。

振袖の柄は、地色の無地部分が多めのデザインや、小花柄がおすすめです。カジュアルさを意識するとさらによくなります。

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水青の地色で左肩に大きな牡丹の花が描かれており、インパクトがあります。上半身のデザインがシンプルなので、フレッシュタイプに似合う品のある印象の振袖 です。

アクティブキュート

顔は丸め、目や鼻など各パーツは大きく、平面的な顔立ちの方はアクティブキュートタイプに分類されます。可愛らしさの中に大人っぽさもあるアイドル顔で、親しみやすさや明るいイメージを持たれることが多いでしょう。

似合う色は、赤や緑、青などはっきりとした原色が似合います。柄は、丸みのある大きめの花柄から、インパクトのある独特な柄も着こなせます。個性を出せる振袖がおすすめです。

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原色である赤の地色に貴帳柄を合わせた大人っぽい印象のある振袖 です。菊の花と桐の文様が描かれた柄は高級感を演出します。

紺の地色に、カラフルな色がたくさん使われた振袖です。牡丹の花やリボンが描かれており、個性的で斬新なデザイン となっています。

クールカジュアル

クールと聞くとカッコいいイメージがありますが、顔の輪郭は面長または逆三角形、各パーツが直線的で小さめな顔立ちの方はクールカジュアルタイプに分類されます。子ども顔のため若く見られますが、外国人受けするメイクが似合うタイプです。クールやボーイッシュ、凛々しいというイメージを持たれることが多いでしょう。

似合う色は、寒色系や少し暗めの色を選ぶと、顔と雰囲気が合います。子ども顔の中で暗めな色が似合うのはクールカジュアルタイプのみです。柄は、クールでカッコいいデザインや、ボーダーなど現代にはめずらしい柄も着こなせます。

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白の地色で、袖部分の黒のシルエットが映える振袖です。薔薇の柄を全体的に散らし、モダンな雰囲気を演出するデザインになっています。コントラストや、ゴールドとシルバーのラメを使用し、光沢感のある振袖 です。

「大人顔」の場合の4タイプ

「大人顔」タイプは、以下の4つに分かれます。

  • エレガント
  • ソフトエレガント
  • クール
  • フェミニン

この4つのタイプの特長は、顔が大人っぽくて、実際の年齢もしくは、年上にみられることが多い傾向にあります。

以下に解説します。

エレガント

輪郭は曲線・直線両方を合わせ持ち、顔は面長で目は大きく、顔のパーツは大きめで華やかな顔立ちの方はエレガントタイプです。がっちり決めたきれいな服装が似合い、上品な雰囲気があります。一方で、派手に見られることが悩みとなるでしょう。

似合う色は、暖色系に黒みを加えた落ち着いた色です。きれいめで上品なテイストが得意ですが、シンプルすぎると物足りない印象となるため、インパクトのある柄で華やかさを加えるとよいでしょう。柄は、牡丹など大きめな花柄、幾何学模様も上品に着こなせます。

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淡いベージュに黒のグラデーションがマッチする振袖 です。桜やチューリップの柄となっており、赤色が際立つデザインです。はっきりとした顔立ちのため、顔と振袖の両方が引き立ち、上品に着こなせます。

ソフトエレガント

大人顔であり、顔の輪郭は面長または卵型で、各パーツは曲線と直線が混ざっている顔立ちの方はソフトエレガントタイプに分類されます。日本人に好かれやすい大和撫子タイプと言われ、大人しく控え目な女性らしさというイメージを持たれるでしょう。カッコよさ、可愛さの両方を持ち合わせているため、優しいまたは繊細という印象もあります。

似合う色は、淡いベージュなど複数の色味がまざったようなあいまいな中間色です。コントラストのように、強い配色ではないものがおすすめです。上品さがあるため、保守的なデザインや無地系、シンプルな柄が着こなせます。

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モカベージュの地色に、黒のコントラストが印象的なデザインの振袖 になっています。大和撫子のイメージのソフトエレガントタイプとマッチする古典柄です。上品さがより引き立つため、顔と振袖の雰囲気がとても合います。

クール

かわいいよりも美人といわれるクールタイプは、顔タイプのなかでも凛々しい顔立ちで、落ち着いた雰囲気を持っています。輪郭は面長または卵型で、各パーツは直線的です。顔に肉感がなく骨っぽい印象があります。

ネイビーや緑などの寒色系やモノトーン系の色が雰囲気に合います。柄は、モダン系や鶴、扇のようなカッコいいモチーフのものを着こなせます。

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黒を基調として、波や鶴を全体的に描いている振袖 です。光沢感のあるデザインのため、地色がより引き立ちます。花柄を一切使用していない古典柄です。

フェミニン

顔は立体的で、輪郭は面長または卵型、各パーツは全て丸みがあるのが特徴です。目や鼻も普通または大きめのサイズで、骨っぽくなく程よい肉付きのある顔立ちの方はフェミニンタイプに分類されます。女性らしいイメージで、清楚で落ち着いた柔らかさのある美人というイメージです。

フェミニンタイプは、優しく明るいパステルカラーや、グレージュなどのくすみ系の色が似合います。柄はシンプルすぎると物足りない印象になってしまうため、存在感のある大きめな柄がおすすめです。

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全体的にピンクが使われた淡い印象の振袖 です。右袖は菊、左袖は牡丹と違う花柄が入っているため、2つの世界感が味わえます。柄が大きく、存在感や華やかさも兼ね備えているため、フェミニンタイプにおすすめです。

パーソナルカラーを知って似合う振袖の色を見つけよう

パーソナルカラーをご存知でしょうか。パーソナルカラーとは、自分の生まれ持った髪や肌、瞳の色など、身体の色と雰囲気が調和した色のことです。

パーソナルカラーを知ることで、自分に似合う色が分かるため、メイクやファッションにおいて、美しく見せることができるようになります。

自分のカラータイプを見つけたい方はパーソナルカラー診断を行ってみてください。

パーソナルカラーのタイプは、大きく分けるとイエローベースとブルーベースの2つです。さらに、春(スプリング)、夏(サマー)、秋(オータム)、冬(ウインター)の4つの季節のグループに分類されます。

以下にイエローベースとブルーベースのタイプ別で似合う振袖の色を紹介します。

イエローベース春秋タイプに似合う振袖

イエローベース春タイプの方は、黄色がかった明るい肌色をしています。春という名前がついているため、似合う色は黄色やオレンジ、コーラルピンクのような春を連想させる色がよく似合います。

柄は桜のように小さな花柄が全体的に散りばめているものがおすすめです。一方で、濃い色だと、顔と振袖が上手くなじまないため、浮いている印象を持たれるでしょう。

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イエローベース秋タイプの方は、春タイプよりも深みがある肌色で、日焼けすると暖かみのある肌色へと変わります。瞳はこげ茶か黒が多い傾向です。

似合う色は、カーキや茶色など深みのある色で、ゴージャスなデザインのものが似合うでしょう。柄は大きめなものでも着こなせます。

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ブルーベース夏冬タイプに似合う振袖

ブルーベース夏タイプの方は、黄色味が少なく、やや赤みのある白い肌をしています。目の色は薄い黒色やブラウンです。

似合う色は明るいくすみカラーや寒色系のパステルカラーが合います。ビビットカラーだと顔と色がお互い主張してしまうためやめたほうがよいでしょう。柄は小花模様を散らした上品なものがおすすめです。

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ブルーベース冬タイプの方は、血色感をあまり感じない肌で、色が白めな人は透明感、黒めな人は褐色の肌を持っています。瞳は黒が多く、白と黒のコントラストがはっきりしている傾向です。クールで存在感のあるイメージがあります。

似合う色は、寒色系のビビットカラーや、暗い鮮やかな色です。一方で、パステルカラーや暖色系の明るめなカラーは地味に見えてしまうため、避けるとよいでしょう。柄は大きめな花柄、モダンやレトロなデザインが特徴です。

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ぜひ、パーソナルカラーを参考にして振袖の色を選んでみてください。

振袖の色によるイメージの違いとは

振袖の色によっても、イメージが異なります。色が与えるイメージを知っておくと、自分がどう見られたいかを考え、振袖を決めることができます。

  • 暖色系振袖のイメージ
  • 寒色系振袖のイメージ
  • 中性色の振袖のイメージ

それぞれ解説します。

赤やオレンジの暖色系の振袖イメージ

赤やオレンジ、ピンクといった暖色系は、力強さや華やかさを持っています。濃いカラーから落ち着きのある優しいカラーなどさまざまあり、振袖のなかでとても人気です。

赤色は、情熱的かつフレッシュさを兼ね備えているため、活発にみられたい方にはおすすめです。人の記憶にも残るとされている色のため人気で、古典柄が描かれている振り袖は大人っぽさをイメージさせます。

オレンジは、社交的で親しみやすいという明るいイメージがあります。太陽や夕日をイメージさせ、温かみのある印象を受けるでしょう。個性的な色ですが、どんな柄とも合うため近年では人気が高いです。

ピンクはふんわりと可愛らしい柔らかなイメージで、見ている人に幸せを感じさせます。

色の濃淡によって、可愛くも大人っぽくも着こなせる色のため、毎年多くの新成人がピンクを選ぶ傾向にあります。

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青やグレーの寒色系の振袖イメージ

青やグレーなど寒色系の振袖は、落ち着いていて涼しさを感じるというイメージがあります。青のなかでも、水色は爽やかな印象で、紺なら上品で落ち着いた印象になります。色合いによっても雰囲気が変わります。

グレーは、洗練されたシックな雰囲気で、落ち着いたイメージを持つ色です。周りと被りにくい個性を全面に出したい方に、グレーはおすすめです。

最近では、くすみ系カラーと呼ばれる、灰色味を帯びた色が注目されています。

ICHIKURAの寒色系の振袖はこちらから

緑や黄色の中性色の振袖イメージ

緑や黄色、紫など暖色にも寒色にも属さない色は中性色と呼ばれます。中間的な色のため、指し色で周りの色の影響を受け、印象が変わるのが特徴です。

緑は、山や葉っぱなど自然を象徴する色で、穏やかさや落ち着きのあるイメージが持たれます。

黄色は、明るく気品のあふれる印象です。パステルカラーの黄色はポップな印象、からし色だとスマートな印象を与えるでしょう。

紫は、エレガントさや優雅で高級感を感じさせる色です。大人っぽい雰囲気を演出できるため、きれいに見せたい人におすすめです。赤寄りの紫なら華やかに、青寄りの紫ならクールな印象となります。

ICHIKURAの中性色の振袖はこちらから

まとめ

振袖の色選びに迷ったときは、顔のタイプや、パーソナルカラーなどを参考にして選ぶことができるとわかったのではないでしょうか。

面長または丸顔、目や鼻などのパーツが曲線的、直線的と顔には人それぞれ違う特徴があります。その特徴に合わせて似合う色が異なるため、顔タイプ診断をしてみるのもよいでしょう。

また、肌の色や目の色によっても似合う色が異なるため、パーソナルカラーを知ることで、振袖を選ぶときや普段のメイクにも活かすことができます。

また、振袖の色によって、印象が異なります。明るい、さわやか、落ち着いた雰囲気など、どのような印象、イメージを持たれたいのか考えてみてください。色によって持つイメージがあるため、自分のなりたい理想の振袖を見つけるために色選びは慎重に行いましょう。

 

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