成人式の髪型に悩む新成人へ!似合う髪型選びやトレンド、アレンジポイントを紹介

成人式に振袖を着るけど、髪型はどうすればいいのか悩む、という方は多いでしょう。自分のやりたい髪型と似合う髪型はそれぞれ異なることもあります。本記事では、振袖に合った髪型や、自分の骨格、振袖の色と合った髪型の選び方を紹介します。髪型を失敗して後悔したという成人式にならないように、髪型選びも慎重に行いましょう。

成人式の髪型の選び方とは

成人式では女性は振袖を着る方が多いです。その中で、振袖に似合う髪型や、顔と振袖に負けないぐらいの髪型が分からない、という方もいるはずです。

ここでは、それぞれの柄に合わせた髪型の選び方や、顔の形に合わせた髪型の選び方をいくつか挙げて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

自分がどのような髪型にしたいか考えよう

まずは、似合うかどうかの前に、自分がどのような髪型にしたいのか、考えてみてください。

たとえば、ショートの場合だと「エクステをつけて長く見せたい」、ロングの場合だと「髪を結んでアップにしたい」などと考えがあるはずです。または、振袖に合わせて髪色を変えたいと考える方もいるでしょう。

髪型によってイメージも異なります。自分のなりたいイメージで髪型を決めましょう。色々なアレンジ方法があるため、自分の髪でできる髪型を見つけてみてください。

振袖の柄に合わせたおすすめの髪型

振袖の柄に合わせたおすすめの髪型を紹介します。

  • 古典柄
  • モダン柄

古典柄の振袖の場合は、豪華さを演出するために、髪型もアップスタイルの方がよいでしょう。古典柄とは、四季折々の花や草、蝶や龍などの伝統的な文様が描かれているものです。

髪型はシニヨンスタイルが良く似合います。シニヨンとは、首元で髪をまとめる方法です。落ち着いた上品な印象を持たれるため、古典柄の振袖と相性がよいでしょう。

伝統的な雰囲気に合わせて、髪型もしっかりまとめるスタイルは統一感があり、きれいに見えます。

モダン柄では、編み下ろしスタイルがおすすめです。モダン柄とは、古典柄に近い柄ですが、洋風な柄が多いのが特徴です。幾何学模様や洋風の花が描かれています。

洋風の雰囲気と合うように、編みこんでおろし、お花などの飾りを髪につけるとより可愛らしさが増します。

顔の形に合わせた髪型

振袖の柄や色だけでなく、顔の形に合わせた髪型を選ぶのも重要です。自分の好きな髪型でも、顔の形に合わなかったら、顔が大きく見えたり、振袖とのバランスが崩れてしまったりすることがあるでしょう。

  • 丸顔
  • 面長型
  • ベース型

この3つに合う髪型を紹介します。

丸顔

丸顔の特徴は、顔の縦幅と横幅がほぼ等しい形をしていることです。頬がふっくらしており、可愛らしい印象があります。

しかし、ふっくらしていると、顔が大きく見えてしまうため、小顔に見せるような髪型がおすすめです。

たとえば、ボリューム感を出すために髪を上へ持ってきたり、触覚ヘアといって、縦長のシルエットになるように、こめかみ部分を顔に沿うように垂らしたりするのもおすすめです。小顔効果もあるため、丸顔にピッタリな髪型でしょう。

前髪は、斜めに流す、またはおでこが見えるようにすると、頬の丸さが目立たなくなります。シースルーバングや、前髪をあげるのもよいでしょう。

一方で、丸顔には最適でない髪型はサイドアップスタイルです。横幅が広くなって丸顔が強調されてしまうため、おすすめはできません。

面長型

面長型の特徴は、顔のパーツが長めで、頬はほっそりしていることです。そのため、サイドアップスタイルで、横にボリューム感を出すと、顔全体がバランス良くみえます。

たとえば、顔の下半分にボリュームを持たせる髪型や、大きめの髪飾りを横に置くことで、縦のラインが目立たなくなるでしょう。

また、前髪を作るのがポイントで、おでこを見せないようにすると、縦長を目立たなくさせられます。少し幅の広い前髪にすると、可愛らしさもアップすること間違いなしです。

ベース型

ベース型の特徴は、エラが張っていて、骨格がしっかりしていることです。ボーイッシュな印象を持たれるでしょう。エラの張りが気になる方が多いため、顔周りの髪に注意する必要があります。

ベース型に似合うのは、トップに高さを出して、顔周りに注目させるのを防ぐ髪型です。編み下ろしやダウンスタイルといった、フェイスラインが隠れる髪型がおすすめです。

前髪は、幅の狭いショートバングや、おくれ毛のある前髪がよいでしょう。髪飾りは耳より上につけることで、バランスが取れた仕上がりとなります。

おでこが全て隠れてしまうと、エラが強調されてしまうため、避けた方がよいでしょう。

髪の長さによって変えられるアレンジ方法

髪の長さによってアレンジも自由に変えられます。髪の長い人は、結んでアップにしたり、ショートの場合は、髪飾りをつけて華やかさを出したり、はねさせたりするなど色々楽しめます。

ここでは、ショート、ボブ、ロング、まとめ髪の4つのアレンジ方法を紹介します。

ショート編

ショートといっても、長さが耳上まで、あごの下までなど、さまざまあります。名称としては、ベリーショートや丸みショートがあります。

ショートだからアレンジできない、ということはありません。簡単なアレンジで振袖に合う髪にできるのが、ショートの魅力です。

タイトにまとめて、サイドには金箔を貼り、後ろには髪飾りをつけて、インパクトを出すとよいでしょう。自分だけの個性を出して楽しめます。

引用:ホットペッパー

ショートヘアでアップにするのは難しいため、サイドでヘアアレンジをしたり、カラーリングをしたりしてアレンジを楽しめます。

また、アイロンで毛先を外へはねさせてワックスでまとめると、普段とは異なる雰囲気となるでしょう。

個性的なアイテムをつけたい場合は、ベレー帽や帽子タイプの髪飾りもおすすめです。

ボブ編

引用:ホットペッパー

ボブとは、あごを超えて肩につくぐらいの長さの髪型のことです。ショートよりは長いため、軽く結ぶこともできます。

外はねにしたり、ドライフラワーを髪飾りに使用したりすることで、可愛らしいヘアスタイルになるでしょう。また、編み込みをしてトップをふんわりさせることで、大人らしく上品なスタイルへと変わります。

ボブには、小さめの髪飾りが合います。大きすぎると髪全体のバランスが崩れてしまうこともあるため、注意しましょう。

ボブは軽く結ぶこともできるため、ポニーテールにすることができます。トレンドのヘアアレンジのため、現代風のコーディネートに仕上がること間違いなしです。

ロング編

ロングだとショートよりもアレンジ方法がたくさんあります。ほとんどの方は成人式のために髪を伸ばすことでしょう。たくさんのアレンジをしたい方は、1年から2年程かけて髪を伸ばす傾向があります。

アレンジとして、王道のお団子ヘアやツインテールがあります。明るいイメージを出したり、サイドで結んでボリュームを出したりすることも可能です。

引用:ICHIKURA

新日本髪という、成人式や七五三でもメジャーなアレンジ方法があります。古典柄の振袖に合わせてまとめてかんざしを用いることで、日本の雰囲気を演出する効果も期待できます。

伝統的な髪型ですが、古典柄に限らず、どのような柄の振袖にも対応でき、輪郭を選ばない髪型のため、人気です。

引用:フォトAC

また、最近では、ダウンスタイルといって、結んでアップせずにそのまま下ろすスタイルが流行っています。ナチュラルな雰囲気を演出でき、自分でアレンジをしやすい点が魅力です。個性を発揮できて楽しみやすいところが人気です。

編みおろしはミディアムの髪の長さでも楽しむことができ、編みこんだ毛先を横に流せば髪飾りが映えます。

一方で、髪を下ろせば振袖の柄が隠れてたり、風で乱れたりすることがあります。しっかりまとめて、崩れないようにするのがポイントです。

まとめ髪編

まとめ髪は成人式で一番見られる髪型です。まとめるため、崩れにくいのが魅力です。ハーフアップは振袖に似合いやすいため、多くの方が取り入れています。

シニヨンスタイルでは、全体をまとめて、おくれ毛を出すのが現代風です。髪飾りは明るめの物や、小さめのものが似合います。後ろ姿も美しく見えるため、成人式の髪型の定番です。

編み込みし、生花またはドライフラワーを使ったまとめ髪がおすすめです。

黒髪のため花が映えて振袖と合うこと間違いなしです。

写真でわかりやすく解説!髪型のトレンド

トレンドは、髪型自体はシンプルにまとめて、髪飾りを派手にしたり、凝ったものを使ったりするアレンジです。水引を使ったアレンジや、ギブソンタック、フィンガーウェーブが流行っています。写真を用いて髪型のポイントを解説します。ぜひ参考にしてください。

トレンドは水引のような和を取り入れた髪型

引用:ピンタレスト

 

髪型自体はシンプルにまとめて、水引を髪につけたり、一緒に編み込んだりするのがトレンドです。

水引は髪につけるものとしていないため、土台がしっかりしているタイトなアレンジに用いるのが一般的です。安定しない場所につけると、崩れてしまうため、注意しましょう。

ギブソンタック×編み込み

引用:ホットペッパー

人気のギブソンタックは、低い位置にロール状のお団子を作るスタイルです。シンプルで上品に見えるため、成人式だけでなく、結婚式などにも合います。

ギブソンタックと編み込みを組み合わせるのがトレンドであり、大きめの髪飾りをつけると華やかさがアップするでしょう。

フィンガーウェーブでレトロ感を演出

引用:ホットペッパー

フィンガーウェーブとは、髪を表面にくるっとひねり、大きなウェーブを作ったヘアアレンジのことです。

和装や洋装どちらにも合わせられる人気の髪型で、レトロな雰囲気を出したい方にはおすすめです。レトロな振袖を着る方は、フィンガーウェーブにすると全体がまとまり、魅力が引き出せるでしょう。

髪型のポイントとして、金箔や銀箔をつけることでクールさや上品さを引き出せられます。

まとめ

本記事では、振袖の柄に合わせた髪型や、顔の形に合わせた髪型を紹介しました。古典柄にはアップスタイルやシニヨンスタイルが合い、モダン柄には編み下ろしスタイルが合うと分かったのではないでしょうか。

また、顔の形に合わせた髪型もあり、それぞれの顔の特徴を活かしたアレンジ方法もあるため、自分がどのような顔の形か、どのような髪型が似合うのか見つけてみてください。

トレンドは、水引や金箔を散りばめる髪型や、レトロ感を演出できるフィンガーウェーブです。個性を出したい方は、髪色を変える、または髪飾りを凝ったものにするとよいでしょう。自分の着る振袖に合わせてアレンジすると楽しめます。

注意点として、髪をしっかり固定しないと、髪飾りが落ちたり、金箔が剝がれてしまうことがあったりするため、しっかり固定してつけるなどして対策をしましょう。

ショートやボブ、ロングなど、髪の長さによってもアレンジ方法が異なるため、自分の髪に合うアレンジ方法や、理想の髪型を見つけてみてください。