成人式でママ振りが選ばれる理由とは?着用する際のポイントや着こなし方を紹介

「成人式でママ振りが選ばれる理由は?」「ママ振りを着用する際にかかる費用は?」

「ママ振りを素敵に着こなすポイントについて知りたい!」

ママ振りとは、お母様やお祖母様が着ていた振袖のことです。近年では家族の思い出が共有できると、成人式にママ振りを着用する方も増えています。

しかし振袖を着用するのが初めてという場合、どのようにママ振りのコーディネートをすればよいのか悩む方は多いのではないでしょうか。

本記事ではママ振りが選ばれる理由や費用、着用する際のポイントなどについて詳しく紹介します。成人式でママ振りの着用を悩んでいる方や、ママ振りを素敵に着こなしたいと思っている方はぜひ参考にしてください。

成人式でママ振りが選ばれる3つの理由

成人式でママ振りが選ばれる理由は以下の3つです。

  1. 家族の思い出を共有できる
  2. 流行りのデザインと被らない
  3. 振袖にかかる費用を抑えられる

それぞれの理由について詳しく紹介します。

家族の思い出を共有できる

成人式でママ振りが選ばれる理由として、振袖を家族の思い出の品として共有できることが挙げられます。

現代は着物に限らず、品質の良い品を手に入れやすくなったことから、お母様やお祖母様から受け継がれたものを着用したり、使用したりする機会が少なくなりました。だからこそ、家族の思い出として共有できる「振袖」は大変貴重であり、世代を超えて着用できるのはとても感慨深い気持ちになります。

また成人式は、お母様やお祖母様に成長した姿を見せたり、感謝の気持ちを伝えたりする機会でもあります。おめでたい日に受け継がれたママ振りを着用すれば、より一層、お母様やお祖母様に喜んでもらえるはずです。

ご家族の喜ぶ顔が見たいなら、ぜひ成人式にママ振りを選んでみてはいかがでしょうか。

流行りのデザインと被らない

現在流行っている振袖のデザインと被らないことも、成人式でママ振りが選ばれる理由です。

振袖は洋服と同じように毎年さまざまなデザインが販売されていて、人気のあるデザインは他の人と被ってしまうこともあります。自分に似合う振袖を選んだのに、友人と振袖のデザインやコーディネートまでも被ってしまったら、気まずい気持ちになりますよね。

ママ振りを着用すれば、流行っているデザインと被ることはありません。また振袖は帯や半襟などの小物を使って、自分らしいコーディネートも組めます。他の人と被りたくない、個性的なコーデにしたいという場合は、ママ振りを選ぶのがおすすめです。

振袖にかかる費用を抑えられる

振袖を着用する際にかかる諸費用を抑えられることも、成人式でママ振りが選ばれる理由です。振袖や着付けの際に必要な小物が一式そろっていれば、着付けとヘアメイクの費用だけで済むため、大幅に費用を抑えられます。

もし小物がそろっていなければ、小物のみの購入・レンタルも可能です。振袖にかかる費用を抑えたい場合は、ぜひママ振りを検討してみてください。

成人式でママ振りを着用する際にかかる費用

ママ振りの着用を選んだ場合、振袖の購入・レンタル費用はかからないものの、きれいに着用するための準備などで費用が発生します。実際にどのような費用がかかるのか、以下にまとめてみました。

  • メンテナンス費用
  • 着付け費用
  • ヘアメイク費用
  • 小物費用
  • 前撮り・後撮り費用

それぞれの費用について詳しく紹介します。

メンテナンス費用

ママ振りの状態によって、クリーニング代がかかる場合があります。一般的な振袖のクリーニング代の相場は1万円程度です。しかし長期保管によるシミや汚れなどが付着していると、クリーニング費用が高くなることもあります。

また、ママ振りを着用した際にサイズが合わない場合は、仕立て直しの費用もかかります。振袖の仕立て直しにかかる相場は、3〜5万円程度です。振袖のどの部分を仕立て直すのかによって、かかる費用が変わります。

ママ振りをきれいに着用するには、振袖のサイズや状態確認が必要です。メンテナンス費用は店舗によって異なるため、見積もりを確認した上で依頼しましょう。

着付け費用

振袖の着付けにかかる費用は、1〜5万円程度です。着付けを依頼する場所やプランの内容によって、着付け費用が変動します。アクセスのしやすさやプラン内容を比較した上で、予算に合う着付け場所を選びましょう。

以下の記事にて着付けの場所を選ぶポイントについてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

振袖の着付けにかかる値段とは?場所選びのポイントや着付けに関する疑問を徹底解説!

ヘアメイク費用

成人式で振袖を着用する際は、ヘアメイクの費用もかかります。プロに依頼した場合、数千〜1万円程度かかる場合が多いです。成人式にかかる費用を抑えたいという場合は、自分でヘアメイクを行うケースもありますよ。

以下の記事では成人式のメイクを自分で行う方法や、振袖に合うおすすめのメイク方法について紹介しています。成人式当日のメイクで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

成人式の振袖に合うメイクとは?テイストや目元別のメイク方法を紹介

小物費用

ママ振りを素敵に着こなすためには、和装小物と着付け用小物をそろえなければなりません。

和装小物はデザインや素材などによって、購入・レンタルにかかる費用が異なります。一方、着付け用小物をすべてそろえるのにかかる費用は、5千〜1万円程度です。

ママ振りを着用する際は自宅にある小物を確認した上で、必要な小物のみを手配しましょう。

前撮り・後撮り費用

ママ振りは成人式だけでなく、前撮りや後撮り撮影での着用もおすすめです。家族と一緒に撮影できる場合もあるため、記念写真として思い出に残せます。

前撮りや後撮りにかかる費用は、3万〜数十万円程度です。店舗によって撮影場所やプラン内容が異なるため、撮影内容を比較した上で自分に合うプランを選びましょう。

以下の記事では撮影プランを選ぶ際のポイントをまとめていますので、前撮り・後撮りを検討している方はぜひ参考にしてください。

成人式の前撮りにかかる値段はどのくらい?プランの内訳や前撮りを選ぶポイントを紹介

成人式でママ振りを着用する際の3つのポイント

成人式でママ振りを着用する際のポイントは、以下の3つです。

  1. 成人式の1年前にママ振りの状態を確認する
  2. ママ振りのサイズを確認する
  3. 不足している小物を確認する

それぞれのポイントについて詳しく紹介します。

成人式の1年前にママ振りの状態を確認する

成人式でママ振りを着用する際は、目立つシミや汚れ・ニオイがないか確認しましょう。振袖を大切に保管している場合でも、湿気によってシミや汚れが付いてしまったり、生地自体が劣化していたりする可能性があります。

また、長期間タンスに保管していたことで、嫌なニオイが発生している場合も多いです。シミや汚れの状態によって、メンテナンスに数カ月ほどかかる可能性もあります。振袖をきれいに着用するために、成人式の1年前に状態を確認しましょう。

ママ振りのサイズを確認する

ママ振りをきれいに着こなすために、自分の体型とサイズが合うか確認しましょう。振袖と体のサイズが合っていないと、袖が地面について汚れてしまったり、着崩れを起こしたりするからです。

もしママ振りのサイズが合わない場合は、仕立て直して裄丈や身丈を調整することもできます。ただしママ振りの状態によっては仕立て直しができず、ママ振りの着用が難しい可能性もあります。

焦って新しい振袖を手配することにならないように、成人式の1年前に余裕を持ってサイズ確認を行いましょう。以下の記事では、振袖のサイズ選びについて詳しくまとめています。気になる方はぜひ参考にしてください。

振袖の袖丈・身長のサイズ選びのコツとは?あなたに合ったサイズを解説

不足している小物を確認する

成人式にママ振りを着用する際は、事前に不足している小物を確認しましょう。振袖の着用に必要な小物は以下のとおりです。

和装小物・袋帯(ふくろおび)

・帯揚げ(おびあげ)

・帯締め(おびじめ)

・半襟(はんえり)

・重ね襟(かさねえり)

・草履とバッグ

着付け用小物・和装用肌着(わそうようはだぎ)

・長襦袢(ながじゅばん)

・襟心(えりしん)

・腰紐(こしひも)

・伊達締め(だてじめ)

・帯枕(おびまくら)

・前板(まえいた)

・コーリンベルト

・補正用タオル

・足袋(たび)

上記の小物は、振袖専門店や呉服店であれば基本的に取り扱っています。また、ショッピングセンターやネット通販などでも手配可能です。

なお着付け用小物の場合、着付けを依頼する場所やスタッフによって必要な小物が異なる場合もあります。念のため、着付けを依頼する場所に確認できると安心です。

以下の記事では、振袖に必要な小物の役割について詳しく解説しています。振袖や小物の知識について興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

振袖とは?歴史・種類・着用シーン・小物・柄など振袖に関する情報を全て紹介!

ママ振りを素敵に着こなす3つの方法

ママ振りを素敵に着こなす方法は、以下の3つです。

  1. アクセントカラーになる和装小物を選ぶ
  2. レトロコーデに仕上げる
  3. 流行りのヘアアレンジやメイクを取り入れる

それぞれの方法について詳しく紹介します。

アクセントカラーになる和装小物を選ぶ

ママ振りを素敵に着こなすために、アクセントカラーになる和装小物を選びましょう。振袖のアクセントとなるカラーを取り入れることで、メインとなる振袖の色合いが引き立ちます。また振袖コーデのワンポイントとなるため、自分らしい着こなしを演出できますよ。

赤色がメインの振袖であれば、水色・黄緑・黄などを半襟や帯揚げに取り入れるのがおすすめです。青色がメインの振袖なら、紫やピンクなどの和装小物を合わせるとよいでしょう。

レトロコーデに仕上げる

ママ振りを着用するなら、レトロコーデに挑戦するのもおすすめです。レトロ・モダンなデザインの雰囲気を生かして、流行りの和装小物を合わせれば、おしゃれな着こなしを楽しめますよ。

以下の記事では、大正ロマン風の振袖コーデに仕上げるポイントや小物の選び方について詳しくまとめています。ママ振りでレトロコーデに挑戦しようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

大正ロマン風の振袖が人気!コーディネートのポイント

流行りのヘアアレンジやメイクを取り入れる

ママ振りだけどトレンド感のある着こなしを楽しみたいなら、流行りのヘアアレンジやメイクを取り入れましょう。流行りのヘアアレンジやメイクを取り入れることで、こなれた雰囲気を演出でき、トレンド感のある印象を与えられます。

振袖は華やかな柄や色合いのデザインが多く、ヘアセットやメイクがシンプルすぎるとやぼったく見えやすいです。普段よりも濃いめで、華やかさを意識したヘアセットやメイクを施すことで、より素敵にママ振りを着こなせますよ。

ICHIKURAのママ振りプランをご紹介!

成人式でママ振りを着用するなら、ICHIKURAのママ振りプランがおすすめです。2022年4月~2023年3月までにママ振りプランをご利用いただいた方の98%に「満足した」と回答いただけました。

ここからは人気のあるのママ振りプランの魅力について詳しく紹介します。

ママ振袖プラン |一蔵【公式】

ICHIKURAのママ振りプランとは

ICHIKURAのママ振りプランでは、お母様やお姉様の振袖に合わせて和装小物のレンタルが可能です。お持ちいただいた振袖を着用しながら、お好きな小物を合わせてコーディネートしていただけます。

またコーディネートする前に、専門スタッフによる振袖の無料診断も行っています。振袖の劣化や汚れを確認したり、お嬢様のサイズに合うか確認したりすることが可能です。

ママ振28点レンタルプラン

成人式にママ振りを着用する方は、ママ振28点レンタルプランがおすすめです。「振袖・帯・長襦袢」の3つをお客様にご用意いただき、その他の和装小物や着付け用の小物まですべてレンタルできます。

またプラン内には前撮り撮影も含まれるため、別途で撮影予約する必要がありません。着付け・ヘアセット・メイクアップも含まれていて、家族とも一緒に撮影いただけます。

さらに振袖のメンテナンスとして、振袖&長襦袢の丸洗いがプランに含まれています。小物レンタルからメンテナンスまでICHIKURAで対応できるため、安心して成人式を迎えられますよ。

ママ振フォトプラン

「成人式に出席はしないけれど、ママ振りを着用して記念写真を撮りたい!」という方には、ママ振フォトプランがおすすめです。ママ振フォトプランには、以下の内容が含まれています。

  • スタジオ撮影料
  • ヘアセット・メイク・着付け
  • 2ポーズの写真とアルバム台紙

ママ振フォトプランでは振袖と小物一式をお客様に手配していただきますが、足りない小物があれば購入・レンタルすることが可能です。

ママ振28点レンタルプランを利用する流れ

ICHIKURAのママ振り28点レンタルプランを利用する流れは以下のとおりです。

  • WEBより「ママ振り相談」の予約を行う
  • ママ振りと小物を持って店舗に来店
  • ママ振りの状態・サイズを確認
  • ママ振りを着用した状態で和装小物を提案
  • プラン内容に問題がなければご成約
  • 後日スタジオにて前撮り記念撮影
  • 成人式前に小物を納品
  • 成人式の翌日に郵送にて返却

振袖の知識があるスタッフが、ママ振りの状態やサイズを確認します。振袖の診断は無料で実施しているため、ぜひお気軽にご相談ください。

ママ振りの診断や小物のご提案などは、来店予約しておくとスムーズです。以下のWEB予約ページより店舗を選んでいただくと、各店舗の予約状況を確認できます。

来店予約 |一蔵【公式】

ICHIKURAのママ振りプランに関するQ&A

これまでママ振りを着用する際の費用や着用時のポイントについて紹介しましたが、まだまだ疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。ここからはICHIKURAでご案内可能なママ振りプランに関する疑問について、Q&A方式でお答えいたします。

Q.ママ以外の振袖でもプランは適用されますか?

A.お母様以外の振袖でも、ママ振りプランとして適用できます。お姉様やお祖母様、親戚などから譲り受けた振袖を着用いただいても問題はありませんのでご安心ください。

またママ振りプランをご成約いただく際は、振袖の状態やサイズの確認を行っています。お祖母様や親戚から振袖を譲り受ける際は、来店日までに振袖を手配いただけますと幸いです。

Q.ママ振りのサイズ直しはできますか?

A.ママ振りの状態にもよりますが、裄や身丈が足りない部分を出すことも可能です。サイズ直しを行う際はママ振りを着用いただき採寸をした上で、後日見積もりを提示します。見積もりを確認いただいた上で、サイズ直しをされるかご検討ください。

Q.ママ振りに汚れがあるけど一度確認してもらえますか?

A.もちろん可能です。各店舗で振袖の無料診断を実施していますので、WEB予約ページより振袖診断をご予約ください。振袖を確認した上でメンテナンスが必要であれば、見積もりを提示します。汚れだけでなくニオイが気になる場合も確認できますので、お気軽にご相談ください。

Q.ママ振りのコーデをアドバイスしてもらえますか?

A.もちろん可能です。ICHIKURAでは、振袖の知識が豊富なスタッフが多く在籍しています。ママ振りを着用いただいた上で、実際に小物を合わせてコーディネートをアドバイスしますのでご安心ください。

まとめ

ママ振りを着用する際は、成人式の1年前に振袖の状態やサイズを確認しましょう。振袖を着用するには、和装小物や着付け小物も必要です。自宅に振袖しかない場合は、振袖に合う和装小物や着付け小物を手配しましょう。

またママ振りを素敵に着こなすには、アクセントカラーや流行りのヘアアレンジ・メイクを取り入れるのがおすすめです。ママ振りのテイストに合わせて、レトロ・モダンなコーデに仕上げるのも素敵ですよ。

今回ご紹介した着こなしのポイントを参考に、素敵なママ振りのコーデを組んでみてください。