成人式で着る、振袖は非常にゴージャスな着物なので、メイクも振袖に負けないしっかりメイクが引き立ちます。
今回の記事では、振袖の雰囲気(スイート・クールetc)に合ったメイク、そして、お嬢様のお顔立ちに合ったメイクをご紹介いたします。
目次
1.振袖の雰囲気で決めるメイク
最近の振袖はかなり種類が増えました。昔ながらの古典柄だけではなく、バラや蝶といったモチーフを使ったラブリーな振袖もとても人気があります。
①古典柄系
(1)赤い振袖
成人式の定番の赤い振袖です。金色がふんだんに使われた振袖には、メイクも負けないようなフルメイクにしていきましょう。
<振袖メイクポイント>
肌はマットにお人形のようなベースを心がけます。コントロールカラーを適量手に取って肌に延ばした上で、パウダーを全体的にはたきます。目元はブラウンのアイラインを引いた上で軽くマスカラを。下まぶたにはアイシャドウチップでパールを入れるとよりフレッシュな印象になります。
(2)紺色の振袖
ふわふわの白いファーがカワイイ紺色の振袖画像です。紺色という清楚なイメージは、ハタチの門出を祝う成人式にもぴったりです。
<振袖メイクポイント>
愛され下がり眉を活かし、眉毛はパウダーとペンシルでふんわり形を整えている程度。肌はコントロールカラー(グリーン)を使用し、陶器のような白肌を実現させています。まぶたにはオレンジ系のアイシャドウを真ん中~目じりのみにオン。華やかさをプラスしています。
ちなみに。
振袖の一蔵では振袖の予約だけでなく、成人式当日の着付けやヘアメイクも全てお任せください!
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②スイート系
(1)ピンクグレーの振袖
薄いピンクに少しグレーの入った梅鼠色がシックなスイート系の振袖です。ピンクの桜柄と髪飾りがよくお似合いですね。しっとりとした日本女性らしい振袖コーデとなっています。
<振袖メイクポイント>
眉毛は地毛を活かして形を整え、まぶたとリップは振袖の柄に合わせて薄いピンクベージュで合わせています。落ち着いた雰囲気の振袖ですが、メイクでよりフレッシュ感をアップさせるのが正解っ!
(2)ピンクの振袖
薄いピンクや水色などのパステル系の振袖はカワイイものが大好きな女子に根強い人気を誇ります。振袖の世界観を活かし、一見「しっかり」メイクに見えないけれど、振袖に負けないナチュラルなメイクを心がけましょう。
<振袖メイクポイント>
アイシャドウはあまり広範囲ではなく、眉毛までの間にほんのりグラデーションでのせていきます。画像のように前髪ありの髪型の場合も、眉毛はしっかりラインを整えましょう。スイート系の振袖にあわせてリップの色もレッドよりはピンクよりの方がオススメです。
③クール系
紫の振袖はクールな印象があり、かつ気品があります。定番の赤や黒の振袖じゃイヤな方は、こんなエレガントな紫の振袖はいかがでしょうか?
<振袖メイクポイント>
紫の振袖にはブラウンヘアがとても似合っています。このヘアに合うよう、メイクもブラウンをポイントにアイブロウとアイシャドウの色を選択します。チークはほんのりピンクで、リップはローズ系のカラーのグロスでキラキラさせちゃいましょう。
④レトロ系
黒い振袖は存在感があり、いつの時代でも常に振袖人気ランキングの上位にランクインする人気があります。黒い振袖に合うのはやっぱり、白い肌。陶器のようなドーリー肌を目指してメイクしましょう。
<振袖メイクポイント>
コントロールカラーを適量手に取り、鼻・おでこ・ほほ・あごの順番でなじませます。目元や口元にくすみがあれば、別途コンシーラーでカバーします。次に、普段のファンデーションよりも一段階明るめのパウダーを顔全体にのせ、ブラシで余分なパウダーを払います。
眉はふんわりパウダーで平行眉に仕上げます。チークは今人気の「青みピンク」を使います。青みがかったピンクのチークはプチプラコスメでも発色が良いのでオススメです。
⑤ゴージャス柄系
最近人気がある振袖は、シンプルな振袖よりも色や柄を思いっきり楽しめるゴージャスな柄の振袖です。ゴージャスな振袖に負けないよう、メイクではいつもよりもハズしたメイクの方が写真映えします。
<振袖メイクポイント>
盛るつけまつげではなく、ポイント的に使うワンポイントつけまつげは振袖に遊び心を加えます。「ポイント カラー ラッシュ」で検索すれば、部分用の短いつけまつげの通販サイトが表示され、価格は500円前後でも購入できます。
2.瞼(まぶた)で決めるメイク
メイクは顔立ちに合うかが最重要!?まぶた別のメイクテクをご紹介します。
①一重ちゃん
日本人の平均的な目元である一重は、和装にぴったりです。アイメイクでかなり印象が変わるのも一重の特徴なので、振袖や帯に合ったメイクカラーを思う存分楽しめます♪
<振袖メイクポイント>
「普段あまり濃いメイクはしないんだけど」と振袖メイクに躊躇する方は、是非上記のようなベージュのアイシャドウにトライしてみましょう。日本人に肌馴染みがよく、印象深い目元を自然に演出します。また、スイート系やゴージャス系の振袖を着るならば、普段と気分を変えてつけまつげをするのも華やかさを楽しめるためオススメです。
アイシャドウはこんな感じで、ブラシを使いアイラインに沿ってぼかしていきます。
②二重ちゃん
【メイク前】
大きな瞳が特徴の二重さん。はっきりした目鼻立ちが特徴の二重の方に合ったメイクをご紹介します。
【メイク後】
横向きです。
<振袖メイクポイント>
二重さんはアイシャドウやアイラインを控えめに、ほんのりチークと振袖に合った色のリップを際立たせましょう。凛とした雰囲気の振袖には引き算をしつつ、ベースはしっかりのメイクが美しさを印象付けます。
二重でも、おでこを出した前髪無しの方はおでこを出す分、目元の印象が薄れてしまいます。マスカラやアイラインでしっかりメイクしましょう。
③奥二重ちゃん
角度によっては一重に見える奥二重。女優の綾瀬はるかさんのように、着物美人も多い奥二重さんに合う振袖メイクをご紹介します。
【メイク前】
<振袖メイクポイント>
眉毛をしっかり描き、細いアイラインで印象的な目元を作りましょう。アイシャドウは目元の際ギリギリぐらいに少しのせる程度でグンと印象が変わります。
【メイク後】
どうですか?振袖に負けないしっかりメイクに仕上がっていますね!
まとめ
振袖は存在感があるので、肌の透明感がとっても重要。
ベースメイクはいつもよりしっかりめにが◎。そして、振袖の雰囲気や、あなたの顔立ちに合わせてアイメイクやリップ・チークを楽しんでください。