振袖の草履はどんなデザインがあるの?疲れにくい歩き方は?

振袖を着たい!せっかく着るなら軽やかに振る舞いたい!など、和装を楽しむイメージがありますよね。そこでポイントになるのが「草履」です。ここで、振袖や着物の種類に合わせた草履選びや「疲れにくい歩き方」をご紹介します。

1.振袖に合う草履【画像】

今年の振袖姿の新成人が迎えた成人式の一日。テレビや映像でも、見事な振袖の着こなしが多くみられました。振袖に合わせた草履やバックもおしゃれなコーディネートがありましたね。

これから振袖の購入を考えている方は、草履やバックのデザインも気になるところでしょう。振袖の場合は、草履とバッグがセットになっているものがおすすめです。TPOに合わせた草履選びも含め、振袖にはどんな草履を合わせていますか。

①定番

振袖に合わせたい草履やバッグのセットは、「礼装用」に使用できるタイプのものになります。高さは3.6㎝で、踵が3段で仕上げられ、成人式以外でも結婚式などにも使うでことのできるものです。

定番スタイルの草履とバッグのセットは、帯地やエナメルなどの素材で仕上げられているものが多く、振袖に合わせやすいものがたくさんあります。黒・紫・赤・ピンク・オレンジなど色も豊富ですが、やはり振袖に合わせたお色から選ぶことがポイントです。

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礼装用の中でも、振袖に合わせられる草履は華やかな色やデザインですが、訪問着や付け下げ、色留袖にも使用することも可能です。振袖に合わせたおしゃれな着こなしを目指し、お気に入りの草履を見つけてみてください。

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②厚底

厚底の草履は、高さが6.2㎝~8㎝ほどあります。踵が3段以上の仕上げで底ができている草履は、着物の裾が汚れにくいともいわれている、近年人気のあるアイテムのひとつです。

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高さが5㎝以上あると、安定していて履きやすいという方もいらっしゃいます。草履の「格」という点において礼装用には含まれませんが、振袖や着物を華やかに楽しむ際のコーディネートにおすすめです。

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最近では、安定感のある造りに人気があって種類が増えているので、カジュアルな和装を目指し、小紋やデニム、綿や紬などの着物に合わせることもできるでしょう。

③ゴールド&シルバー

金糸や銀糸で仕上がっている「ゴールド&シルバー」の草履は、礼装や準礼装の「格」のある着物アイテムです。振袖に合わせる場合は、少し地味に感じるかもしれませんが、フォーマルで使用できる草履として手元に置きたい草履のひとつです。

振袖に合わせるときや礼装・準礼装で使用するときは、定番の草履同様に、踵は3段で仕上げられていることが大切です。金色や銀色でシンプルなデザインに見えますが、さまざまなタイプの着物に合わせられるのがうれしい一品です。

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2.こんな歩き方で疲れにくさを軽減

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和装に慣れていても、長い時間草履を履いていると疲れてくることがあります。振袖や着物をしっかり着付けていても、歩くとき疲れたり足元が気になったりすると、和装の着こなしが台無しになることも…。

歩き方は、すり足で進み、つま先から地に足をつけるイメージで歩きます。前に重心をかけて、歩幅を大きくせずに進むようにしましょう。横から見ると少し倒れ気味に感じるぐらい、重心が傾いていると進みやすいともいわれます。

草履で歩きやすくするためには、鼻緒とそのすげ方にも秘密があります。鼻緒が太めのものを選び、緩すぎず、きつすぎないように調整しておくことが必要です。

まとめ

これから購入するなら、どんな草履を合わせてみたいですか。お手持ちの振袖や着物を眺めながら、帯地がよいかエナメルが合うか、どんな色にしたいか考えてみてください。
軽やかに歩いているご自分の和装姿にあう素敵な草履が見つかりますように…