振袖は買った方がお得かも!?レンタルと購入のメリット・デメリット

成人式の準備はお済みですか?どのような振袖や帯をレンタルされたでしょうか。着る直前になって足りないものがあると、あわててしまうことがあるかもしれません。買ったほうが得か良いかレンタルしたほうが良いか、振袖を着用されるまでに、もう一度確認してみましょう。

1.振袖のレンタル/購入の割合は5割/3割!

「振袖は一生に一度しか着ない」という考えで、成人式の振袖をレンタルで借りる方は約半数です。上記は振袖の一蔵の名古屋店でのアンケート結果ですが、約5.5割の方がレンタル・約3割の方が購入・それ以外の方はママ振り(お母さまの振袖の持ち込み着付け)で振袖を選ばれています。

名古屋店のアンケートの他の結果を見たい方はコチラ↓(当サイトの別記事リンクです)

振袖レンタルの名古屋スタッフに、今選ばれている振袖について質問してみました!

2.振袖レンタルの相場と振袖購入の相場とは

成人式で振袖を着用する場合にかかる費用には、以下のようなものがあります。

  • 振袖一式(購入費かレンタル費用)
  • 振袖を着用した前撮りのお写真
  • 前撮りと成人式の日両日の着付け
  • 成人式の日のヘアメイクや当日の写真撮影

振袖を購入する場合は、着付けや前撮りのお写真などがパックになっていることが多いもの。成人式の日には里帰りをして、家族や友人たちに久しぶりに会うという人は少なくないでしょう。振袖を着用しておしゃれな気分でゆっくりとコミュニケーションの時間を過ごしたいですよね。そのためには、ご家族も楽しみにしている大切なお写真などは、成人式よりも前に撮影しておくことがお勧めです。

着物は好きだけど、購入しても成人式の後着用する計画がない、購入するほどではないなどと思う場合は、レンタルすることを優先して考えるかもしれません。 振袖一式をレンタルする場合、約15万~25万円が平均的な予算となります。振袖の素材や柄、デザインをあまり選ばないのであれば、すべてを含めたプランでも、約7万~15万円で揃えることも可能です。

成人式に向けて振袖一式を購入すると、約25万~50万円が相場で、総絞りなどは100万円以上することもあります。 最近では、振袖とレンタルの価格の差が10万円程度しかなく、10~15万円台のプチプライスで購入できる振袖購入プランもあります。(但しインクジェットプリンクの振袖)

3.振袖購入のメリットとは?

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振袖のレンタルと比較してしまうと、振袖の購入は高く感じるということでしょう。成人式、友人の結婚式など、振袖は2回以上着用するとレンタルよりも安くなり、購入する方がお得になります。

①卒業式の袴(2万円相当)が無料でついてくる

振袖の一蔵などの大手振袖店では、多くの場合に振袖の購入者へ無料で卒業式の袴をプレゼントしています。振袖の購入者は手持ちの振袖に袴を合わせるだけで、卒業式の準備にかかる費用は0円になります。

②丸洗いや2回目以降の着付けが無料でついてくる

振袖レンタルの場合は成人式のあとの着用後に振袖を返送して終わりとなります。しかし、振袖購入者は自宅で振袖を保管しなくてはいけません。しかし、成人式で着用後のクリーニング費(丸洗い)が振袖購入に含まれているお店があります。

振袖をきれいに保管できるなら、お子様が卒業式や結婚など迎えるときに着用することもできますので、特別な思いを込めることができます。

振袖を購入する人も、レンタルする人も、まずはお気に入りの振袖を見つけよう♪

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③家族が着物を購入する際に割引になる

振袖店や呉服店の多くは成人式での振袖購入者にメンバーズカードのような会員証を配布しています。会員特典として、振袖購入者の家族が訪問着をレンタルする際に半額になる、妹が振袖レンタルをする際に割引になる、家族の着付けが〇回まで無料でできる、などの特典がついています。

④レンタルでは借りられない総絞り・ブランド振袖などの振袖も着られる

成人式の振袖のレンタルではすべての振袖を貸し出していない業者が多いものです。ブランド振袖や総絞りなどのスペシャルな振袖を着たいなら、レンタルでは出回っていない可能性があります。

⑤気に入った振袖を何度も着られ、コスパがいい

成人式の振袖をきっかけに、着物に目覚める女性もいらっしゃいます。自分のものにならないのに10万円以上のお金を支払うレンタルとは違い、購入の場合はお気に入りの振袖を何度もきることが可能です。

成人式や卒業式、友人の結婚式などに数回着用し、ご自分のお見合いや結納などにも着用するならば、着用後にクリーニングなどのメンテナンスを行ったとしても、購入したほうが安価になります。 たとえばクリーニング1回で、5,000~1万円程度かかったとしても、3~4回着ることがあると思うなら、購入するほうがお得で、しかも、お気に入りの着物をずっと手元に置いておくことができます。

3.振袖購入のデメリットとは?

①アフターケアが面倒

購入する場合に気がかりなのは、ご自宅での保管場所やご自宅・専門店でのクリーニングやしみ抜きがスムーズに行えるかという点ではないでしょうか。また、着用機会はどのくらいあるか、保管のスペースが確保できるか、お振袖を購入した店舗や着用後のアフターケアを簡単に行えるかなどは、購入を決めるためのポイントになります。

②価格が高い

成人式に向けて振袖一式を購入すると、約25万~50万円が相場で、総絞りなどは100万円以上することもあります。

4.振袖レンタルのメリットとは

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①支払いが安く済む

1回の成人式のために何十万円もの支払いをするのは気が引ける方も多いことでしょう。振袖レンタルのメリットは、まさに1回の支払いを安く済ませられる点にあります。

②いろいろな振袖を着たい

1着だけでなくいろいろな振袖を着たい方は、レンタルにすることで成人式と卒業式では違う振袖を着ることが可能です。

5.振袖レンタルのデメリットとは

①自分サイズに合わない場合がある

振袖レンタルで価格が安めのものは、お仕立て上がりの振袖で既製服です。そのため、身長や体型によっては、気に入ったものを選べないということもあり得ます。こうした点はデメリットになってしまうかもしれません。

②新作が着られない・新作の場合は高くつく

振袖レンタルでは25万円前後で30万円~50万円ほどの振袖を小物・着付け・前撮り写真つきで販売しています。そのため、価値の高い新作振袖は別料金を取られる場合もあります。

まとめ

成人式は生涯に一度しかない、大人へのステップの晴れの日です。購入する振袖はずっと手元に残りますし、早めにレンタルするならゆとりをもってお写真に残すことができます。 お気に入りの振袖で当日を楽しむための準備を早めにすすめましょう。