しかし、あまり派手なものや飾りをつけたものは振袖を傷つけてしまう可能性もあるため避けるべきという考え方もあります。
そこで、今回は成人式でもOKなネイルのタイプやネイルマナーについて解説します。
目次
1.成人式でネイルしなくても大丈夫
成人式では、必ずしもネイルをして行かなければならないわけではありません。
ただし、式の前後には友人同士などで写真を撮る機会も多いうえ、食事中など、意外と手元が目立ってしまうシーンも少なくありません。
写真に残ることも意識して、自分らしく、着用する振袖に似合うネイルをぜひ探してみましょう。
1-1.成人式ではネイルも華やかに
着物を着るときは、ネイルはヌードカラーやフレンチネイルのような控えめなものに、爪の長さもあまり長すぎるのはNGとされています。
それは一般的に着物を着るのが結婚式など幅広い年齢の方が集まる場であり、年配の方からすれば若い世代のネイル常識は通用しないケースが少なくないからです。
派手な色やストーンなどの飾りをつけたネイルは避けるのが和服のネイルマナーと考えられています。
しかし、成人式では集まる人たちは同年代ばかりですから、華やかなネイルもOKです。写真や食事など手元が目立つ機会も多く、振袖の色や柄に合わせた爪のおしゃれを楽しんでください。
2.振袖を着る際に気をつけたい6つのネイルマナー
成人式の振袖に合わせるときのネイルマナーは次の通りです。
- 振袖・帯・帯締め・帯揚げに使われている色をベースに選ぶ
- 振袖の色のトーン(濃淡)に近いものにする
- 長すぎる爪はNG(振袖に引っかからない程度の長さに整える)
- ストーンやスカルプチャーなどの飾りは控えめに&振袖に引っかからないように
- ラメや和柄シールなど凹凸が少なめの装飾がベター
- 振袖とのバランスを考える(主役がネイルにならないように)
振袖コーデに使われている色をベースに選ぶのは基本中の基本ですが、トーン(濃淡)は意外と見落としがちですので注意してくださいね。淡い色の振袖なのにネイルは濃い色というようにトーンを揃えるのも大切です。
3.成人式のネイルはサロン?それともセルフ?
成人式のネイルはいつもよりもおしゃれにしたいところ。
そこで迷うのがサロンでお願いするか、セルフでネイルするかです。セルフでもマニキュアの他にジェルネイルやネイルチップなどで色・柄ともに豊富なネイルが楽しめます。
ここではセルフで簡単にできるネイルをご紹介します。
3-1.色にこだわるなら手軽なポリッシュ(マニキュア)がおすすめ
最近は100均ショップや雑貨店などでもカラーバリエーションが豊富なポリッシュ(マニキュア)が手に入ります。
ネイルにこだわる時間がない、とにかく色にこだわりたいという方にはポリッシュがおすすめです。
3-2.サロンに近いクオリティが可能なジェルネイル
UVライトに当てて効果する専用のジェルを使ったジェルネイルは、ポリッシュよりコストがかかりますが、サロンに近いクオリティでツヤツヤのネイルになります。
また、ポリッシュよりも長持ちしますので、成人式が終わってからもしばらく楽しめるのもポイントです。
3-3.デザインにこだわるならネイルチップ
ネイルチップはあらかじめデザインが完成されたチップで自爪に貼り付けるものです。
デザインを頻繁に変えられる上に再利用も可能ですから、デザインにこだわりたいけれどサロンや自分でネイルアートをする時間がない人におすすめです。
ネイルチップは爪の大きさに合ったものを選ぶ必要があります。特に爪が長い人はチップからはみ出ないようにカットや削るなどして調整してください。
ネイルチップを爪につけるなら、慣れない方は両面テープタイプがおすすめです。接着剤タイプは外す際に爪に負担がかからないよう慎重におこなってください。
4.セルフネイルの前には必ず爪の汚れや余分な油分を落とす
ポリッシュ、ジェルネイルやネイルチップでもセルフネイルをする前には必ず爪の汚れや余分な油分がないようにしてください。
ポリッシュリムーバー(除光液)やアルコールなどで爪表面を軽く拭き取るのが便利です。ない場合はせっけんを使って手をしっかり洗い、清潔で乾いたタオルなどで水分をしっかり拭き取りましょう。
5.成人式には派手すぎない程度のネイルがおすすめ
一般的に和服にネイルはNGと考えられていますが、成人式では振袖とちぐはぐにならない程度に華やかなネイルならOKです。
ただし、長すぎたり振袖に引っかかりそうな飾りは避けましょう。今回ご紹介した成人式のネイルマナーとおすすめのセルフネイルの方法も参考に素敵な成人式ネイルを楽しんでくださいね。