地味で成人式で浮くのでは、と思われるかもしれませんが、小物が選びやすく個性的なオシャレができるところが人気の理由のひとつです。
今回は無地の振袖の特徴と人気の理由について解説します。
目次
1.無地の振袖の特徴は地紋以外の柄がないこと
無地の振袖のほとんどは地紋(生地を織る際に作られた模様)以外の柄や刺繍がないものです。
振袖自体に柄がないため、合わせる帯や小物の選択肢の幅が広く個性的なコーデがしやすいのが特徴です。
2.無地の振袖が人気の4つの理由
無地の振袖が人気の理由は次の通りです。
2-1.シンプルだから逆に目立つ
成人式の会場は振袖姿の女性が多く、そのほとんどが柄のある振袖です。シンプルな無地の振袖は逆に存在感があり、人の目を惹くことでしょう。
2-2.小物選びなどセンスの見せどころ
無地の振袖はどんな小物とも相性がよく、シンプルな小物から華やかな小物まで合わせるものによってさまざまなテイストのコーデが楽しめます。センスの見せどころです。
また、無地の場合はとくに色のイメージや意味が重要です。自分に似合う色、好きな色、目指したいイメージを持つ色などから1つの色を選ぶのですから慎重に選ぶことをおすすめします。
選ぶ際は必ず身体に合わせて肌映えなどを確認するとよいでしょう。
2-3.成人式以降も長く着られる
振袖は成人式以外に大学の卒業式の袴に合わせたり、親戚や友人の結婚式、パーティーなどに着ていけます。
柄のある振袖よりも無地の方が合わせやすいですし、結婚して振袖を着られなくなった場合などにも袖を短く直すことで一生着続けられるのも大きなポイントです。
2-4.費用が抑えられる
振袖の素材や織り方にもよりますが、無地の振袖は柄のあるほかの振袖よりもレンタルや購入費用が抑えられるでしょう。成人式以降も長く着られますので、都度レンタルするよりも購入した方がお得と考える人も多いようです。
3.無地の振袖を選ぶ際に気をつけたいポイントは5つ
無地の振袖の魅力を知って、選びたいと思った方には次のポイントを抑えておくことをおすすめします。
- 黒やグレーはなるべく避ける
- 暗めの無地振袖には華やかな小物でお祝い感をアップさせる
- 目指すイメージをある程度固めてから選ぶ
- 合わせたい小物が決まっている場合は、試着時に持っていく
- 実際に試着して決める
黒やグレーの無地はお葬式に着るイメージが強く、成人式のようにおめでたい席には不向きです。ほかにも暗い寒色系を選ぶ際も小物は華やかなものを合わせてお祝い感をアップさせましょう。
なかにはすでに合わせたい小物が決まっている場合もあるでしょう。振袖を選ぶ際は必ず持っていってください。
そして、選ぶときは必ず試着しましょう。実際に合わせてみると肌映りがあまりよくなかったりするケースもあるからです。
4.無地の振袖をおすすめしたい人はこんな人
無地の振袖は着る人を選びませんが、あえていうなら次のような人におすすめします。
- 人と被りたくない
- 目立ちたい
- 個性的なおしゃれが好き
- 絶対に合わせたい小物がある(コーデの中心が小物)
- 振袖特有の派手な色柄が苦手
- 一生大切に着たいと思っている
5.無地の振袖はシンプルさとコーデの自由さが逆に注目されている
無地の振袖は地紋以外の柄や刺繍がないシンプルなもので、華やかな振袖姿が多いなかシンプルさとコーデの自由さが注目を集めています。
小物次第でさまざまなコーデが楽しめることから人と被りたくない、目立ちたい、個性的なおしゃれを楽しみたい人などにおすすめです。
また、柄がないことから卒業式の袴にも合わせやすく、袖を短く直せば一生着られます。
ただし、無地の振袖はその色によってイメージが大きく変わります。黒やグレー、暗い寒色系はお葬式に着るイメージが強く、成人式のようなおめでたい場にはあまりおすすめできません。
どうしても選びたいときは小物を華やかにするなどの工夫が必要でしょう。
好きな色やなりたいイメージの色を選ぶ人もいるでしょうが、必ず試着して肌映りを確認してから選ぶことをおすすめします。