振袖のサイズはどう選ぶの?サイズが合わない場合はどうすればいい?

譲られた振袖やレンタルした振袖で気になるのは「サイズ感」ですね。普段着物を着用する機会がないと、振袖のサイズについてのイメージがわきにくいもの。振袖のサイズについてのエトセトラについてわかりやすくお伝えします。

1.洋服より大まかだがサイズはある

まさに身にまとうアート!日本伝統の着物の中でも最も華やかな振袖は、伝統の技が尽くされて出来上がります。しかしその分、やはりお値段は張るものです。

最初から自分の身の丈に合うよう仕立てる場合もあれば、家族や親族から譲り受けたり、レンタルを利用することも珍しい事ではなくなりました。 そこで問題になるのが振袖の「サイズ合わせ」です。振袖のサイズ調節とは、「全体の着丈(身丈)」「腕の長さ(裄)」「袖の縦方向の長さ(袖丈)」この3つのサイズを調節することになります。

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2.振袖販売店により異なるサイズ形式

振袖を反物から仕立てる、いわゆる「お仕立て」の場合は、振袖は着る人のサイズに忠実に合わせて仕立てられます。 レンタル振袖の場合は洋服と同じように、標準的とされるサイズ(ショップによって異なりますが、大体洋服のM~Lサイズです)が多く揃います。

このサイズよりも小柄あるいは大柄サイズは、数が少ないため早めに予約が埋まることが多いようです。また、お仕立てとは異なり購入時のサイズ調整がないため、裄丈・身丈・身幅などサイズ確認はしっかり行ってからオーダーしましょう。

3.振袖サイズで大事な寸法はどこ?

  • (1)身丈:肩から下の身長の高さです。着物で言えば肩山から裾までの長さになり、具体的には実際の着丈に「おはしょり」分を加えた長さのことです。
  • (2)裄丈:腕の長さです。着物で言えば背面中央の背縫い部分から袖口までの長さのことです。理想の長さは「手のくるぶしが隠れる」とされています。
  • (3)袖丈:袖の縦方向の長さです。着物で言えば袖山から袂までの長さのことです。

4.試着できない通販やネットオークションはサイズに注意

レンタル振袖やプレタポルテタイプ振袖を「オンラインショッピング」「通販」で購入する場合には、サイズ確認に注意が必要です。着付けである程度調節は可能ですが、着丈があまりにも短くておはしょりが取れないほどでは美しい着付けはできません。

心配な時には、販売店に相談しましょう。 また、ネットーオークションには振袖の出品がたくさんありますが、詳細なサイズ確認を必ず行いましょう。

5.サイズが合わない時は

「一蔵」のレンタルの場合、豊富なサイズをご用意しており、しっかり採寸してからのレンタルですので安心です。 しかし、「譲られた着物の袖が合わない」という場合は「仕立て直し」が必要になります。

①仕立て直す

例えば、「袖丈が長すぎる」場合は、袖丈を詰めることで対応できます。「身丈が短すぎる」場合は丈出しとスジ消しで対応できます。 着物は洋服と違って生地に余裕があり、多少のサイズ調節は可能です。

②交換できる場合は交換する

「一蔵」のレンタルをご利用いただいたケースで、届いたレンタル振袖に袖を通してみたらサイズが合わなかった!という時には早めにご相談ください。人気の振袖柄の場合は、ご用意が間に合わない場合があります。

また、「袖丈が足りない」「着丈が長すぎる」など問題となる箇所をお伝えいただければ、早めにご用意することが可能です。

まとめ

いかがでしたか?着用する機会が少ない事、振袖の好みが多様化した事などから、レンタル振袖を利用する女性が増えてきました。そして、女性の身体のサイズの幅が広がってきたことに対応し、販売店側も様々なサイズを用意しています。

万一サイズがなくても、ご紹介したように振袖は洋服よりずっとサイズ調節できる幅が広いのです。もし気に入った振袖にサイズがなくてもあきらめないで!サイズ調節できるかもしれませんよ!